いばらき産保ニュース 第173号
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★☆☆☆ 2020/3/1
★★☆☆ ♪♪ いばらき産保ニュース ♪♪
★★★☆ 第173号
https://ibarakis.johas.go.jp
発 行:独立行政法人 労働者健康安全機構
茨城産業保健総合支援センター 所長 小松 満
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1.新着情報
2.お知らせ
3.労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
4.これから受講できるセミナー案内(無料)4月~5月開催セミナー
5.水戸南町3丁目に至る道のり(当センター事務員より)
6.コラム 水戸南町3丁目パンダだより
常総地域産業保健センターが移転します(4月1日)
労働者数50人未満の事業場を対象に、健康診断結果の意見聴取や
長時間労働・高ストレス者の面接指導などの産業保健サービスを
提供している常総地域産業保健センターが現在の常総市水海道
保健センター内の事務所(常総市水海道森下町 4434-2)から
令和2年4月1日に移転します。
┏……………………………………………………………………………┓
:
(移転後所在地)
〒303-0016 常総市新井木町13-3 きぬ医師会病院内
TEL 0297-22-2421 FAX 0297-22-2431
:
┗……………………………………………………………………………┛
なお、電話番号やファックス番号についての変更はありません。
また、業務内容や対象地域(常総市、坂東市、守谷市、つくばみらい市)に
ついても変更はありません。今までどおりご利用ください。
(当センターホームページ)
3月開催の産業保健セミナー中止のお知らせ
この度、新型コロナウイルスの国内の発生状況等に鑑み、
当センターが3月に開催予定としていた
下記産業保健セミナーは中止となりました。
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◆3月4日(水) もし身の回りの人が、ギャンブルに依存している
様子があったらどうするか?(土 浦 18:30~20:30)
◆3月5日(木) 早期から始める職場における「熱中症対策」
(中央ビル 18:00~20:00)
◆3月11日(水) 女性の職場における健康管理
(土浦 18:30~20:30)
◆3月12日(木) 産業保健活動と健康情報について
(中央ビル 13:30~15:30) ┗……………………………………………………………………………┛
お申込みを頂きました皆様におかれましてはご理解
ご協力のほどよろしくお願いします。
なお、2月26日開催予定分も含め来年度再度開催の方向で調整を
進めておりますが、現時点においては未定とさせていただきます。
今後詳細が固まり次第お知らせいたしますので、
当センターのホームページでご確認ください。
(当センターホームページ)
▼新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に
お一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。
感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、
専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、
公共交通機関の利用を避けて受診してください。
なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が
圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、
通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。
【相談後、医療機関にかかるときのお願い】
帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を
受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください。
医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや
咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、
ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。
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▼新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)(厚生労働省)
新型コロナウイルスの感染が拡大する中で厚生労働省から
企業の方向けのQ&Aが公表されました。
職場内での感染防止の方法や感染者などが発生し休業させた場合の
休業手当の支払い義務等について解説しております。ご一読ください。
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▼治療と仕事の「両立支援」のための 働く人の肝炎検査と治療ガイド(東海大学医学部)
肝炎は早期発見すれば働きながら治せる病気です。
働き世代の健康を守るために、企業・社員・治療医が何をすべきか
治療と仕事を両立する方法等が掲載されています。
肝炎は治療と仕事の両立支援を進める上で定型化しやすく、
モデルケースとなり得ます。ぜひご覧ください。
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▼職場におけるハラスメント関係指針が示されました(厚生労働省)
パワーハラスメント防止のための指針(事業主が職場における
優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上
講ずべき措置等についての指針(令和2年1月15日厚生労働省告示第5号))
が示されました。
また、セクシャルハラスメントに関するハラスメント防止の
ための指針(事業主が職場における性的な言動に起因する問題に関して
雇用管理上講ずべき措置についての指針)や妊娠、出産等に関する
ハラスメント防止のための指針(事業主が職場における妊娠、出産等に
関する言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置についての指針)に
ついても併せて改正されましたので、併せて対応をお願いいたします。
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▼女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を
改正する法律の施行期日について(厚生労働省)(再掲)
女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する
法律の施行期日を定める政令が交付されました。
これによりパワハラ防止措置等(労働施策総合推進法)の施行期日は
令和2年6月1日となり、中小企業については令和4年3月31日まで努力義務となります。
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▼労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る入力支援
サービスの運用を開始しました(厚生労働省)(再掲)
厚生労働省は「労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る
入力支援サービス」の運用を開始しました。このサービスで作成した
帳票は、所轄の労働基準監督署に提出出来ますのでぜひご利用下さい。
サービスの利用方法等、詳細は下記をご確認頂きますようお願いします。
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▼有害物ばく露作業報告対象物(令和2年対象・
令和3年報告)について(厚生労働省)(再掲)
今般、令和2年1月1日から同年12月31日を対象期間とする
有害物ばく露作業報告(報告期間は令和3年1月1日から
同年3月31日まで)の対象となる物が新たに定められました。
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▼茨城県版 職域における肝炎ウイルス検査の意義と検査導入の
ための手引き(東京医科大茨城医療センター)(再掲)
肝がんの多くは肝炎ウイルスが原因で発症していることから、
肝炎ウイルス検査はを実施することは肝がんの発生リスクを
減少させる有効な手段の1つと言えます。
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▼死亡労働災害の急激な増加に歯止めをかける
緊急要請を実施(茨城労働局)(再掲)
本年 10 月以降、製造、建設現場等において立て続けに8件の
死亡災害が発生するという、極めて憂慮すべき緊急事態となっております。
この急激な死亡災害の増加傾向に歯止めをかけるためには、それぞれの
事業場において、安全衛生活動の総点検を実施するなどにより、
安全衛生管理体制を確立させ、労使が一体となって計画的かつ継続的な
安全衛生活動に取り組むことが重要であることから、茨城労働局では、
県内の労働災害防止団体等に対して、当局において新たに作成した
チェックリストを活用する等によりこれらの対策を行うよう
11月27日に緊急要請しました。
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▼2020年4月1日から受動喫煙防止対策が義務化されます!
(茨城県保健福祉部)(再掲)
解りやすいリーフレットが作成されました。
(当センターホームページ)
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▼労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る
入力支援サービスの運用を開始しました(厚生労働省)
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▼職場における風しんの予防対策について(茨城県保健福祉部)(再掲)
昨年夏頃から全国的に風しんの流行が続いています。
事業主の皆様は風しんの感染から従業員を守るため、
各種行政制度のご活用をご検討ください。
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▼ギャンブル等 依存症の相談窓口に関するお知らせ(厚生労働省)(再掲)
アルコールや薬物、ギャンブルなどを“一度始めると自分の
意思ではやめられない”、“毎回、やめようと思っているのに、
気が付けばやり続けてしまう”
それは「依存症」という「病気」かもしれません。
「(家族や知人が)依存症かもしれない」そう思ったら、
1人で抱えこまず、また1人で解決しようとせずに、まずは、
お近くの「保健所」や「精神保健福祉センター」に御相談ください。
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▼治療就労両立支援モデル事業とは(労働者健康安全機構)(再掲)
これまで取り組んできた労災疾病等医学研究から得られた成果を
活用することにより、がん、糖尿病、脳卒中(リハ)、メンタル
ヘルスの4分野について、治療と就労の両立支援の実践により
支援事例の収集を行ない集積・分析・評価等に取り組んでいます。
がんは東京労災病院、糖尿病は中部労災病院、脳卒中(リハ)は
中国労災病院、メンタルヘルスは東京及び横浜労災病院の各治療
就労両立支援センターや治療就労両立支援部を中核的施設と定めています。
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▼風しんの抗体検査・予防接種のクーポン券配布のお知らせ
(厚生労働省)(再掲)
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▼当センター独自の働き方改革まとめページを作成しました!
(再掲)<更新あり>
昨年施行された働き方改革関連法を中心に条文や政省令の他通達、
Q&A、リーフレットなど参考として使用できるものを
1つのページにまとめました。
当センターの産業保健相談員の中谷敦先生が働き方改革関連法を
テーマに講演した内容も掲載しております。ぜひご活用ください。
以下のページ若しくはトップページの右側のピンクのボタンから閲覧できます。
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▼「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」
策定しました(令和元年7月12日付け基発0712第3号 厚生労働省)(再掲)
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▼産業医契約書の手引き(日本医師会)(再掲)
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▼「騒音性難聴に関わるすべての人のためのQ&A 第2版」
を作成しました(再掲)
平成29年度調査研究「騒音性難聴防止のための「よくある質問」
回答集の作成」がまとまり、「騒音性難聴に関わるすべての人の
ためのQ&A 第2版」を作成しました。
騒音性難聴は未だ治療が困難な疾患ですが、予防することは可能です。
(当センターホームページ お知らせ)
(当センターホームページ Q&A PDFデータ)
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▼茨城働き方改革推進支援センターについて
(一般社団法人茨城労働基準協会連合会)(再掲)
★まず「メンタルヘルス(平成30年度開始研究)」についてです。
うつ病等の精神疾患は、抑うつ気分が改善した後も、認知機能
(記憶、作業記憶、注意、処理速度、遂行機能等)が十分に
回復するまでに時間を要することがあります。
そのことが職場復帰した精神疾患の罹患者が、職場で十分な
パフォーマンスを発揮できない要因になっているのではないかと
言われています。
また、精神疾患の診断をなされていない労働者の中にも、
ストレスや加齢による認知機能障害を抱えている方がいます。
平成30年7月から開始した本研究は、精神疾患の有無に関わらず、
労働者の認知機能を検査し、認知機能が労働生産性に影響を与えて
いるのか検討を行います。
そして双方に関連があると分かった場合は、希望者に認知機能回復の
ためのトレーニングを行い、認知機能の改善及び労働生産性の向上に
繋がるのかを検証します。
さらに、労働者一人ひとりの特性に合わせたサポートを行うことで、
職場のメンタルヘルス対策はもとより、よりよい社会生活への適応や
QOL(生活の質)に繋げていくことを目的としています。
精神科医が臨床で得た知見について、産業医と共同することにより、
産業保健の予防領域へ応用の可能性を検討していくという点は、
本研究の特色であると言えます。
本研究の詳細については、「労災疾病等医学研究普及サイト」をご覧ください。
↓詳細はコチラ
https://www.research.johas.go.jp/mental2018/index.html
★続いて「予防医療に係る予防法・指導法」についてです。
労働人口の高齢化等、労働力需要の変化が中長期的に見込まれる中、
生活習慣病等の病気の有病率は年齢が上がるほど高くなる状況にあり、
企業では病気を抱える者への対応がますます必要となってきます。
このような状況下、当機構では、次の5つのテーマに係る疾病の
発症予防及び増悪の防止に関する予防法・指導法を研究開発し、
全国の事業場へ普及しています。
テーマ1
生活習慣に伴う疾病(メタボリックシンドローム、高血圧、喫煙、飲酒など)
テーマ2
作業動作に伴う運動機能障害(関節痛、腰痛、頸肩腕症候群など)
テーマ3
高齢勤労者特有の健康障害(ロコモティブ症候群、サルコペニアなど)
テーマ4
勤労女性特有の健康障害(更年期、ライフステージ、勤務形態など)
テーマ5
ストレス又は不眠(睡眠障害など)
各予防法・指導法をご覧いただき、ご関心のある方は、職場での
安全講習会や朝礼等において出張講演いたしますので、ご連絡ください。
労働者健康安全機構
勤労者医療・産業保健部勤労者医療課(鈴木、髙木)
(Tel)044-431-8641
<R2年4月分>
日 時:4月16日(木)18:00~20:00
テーマ:労働安全衛生マネジメントシステムのupdate
講師名:岩崎 芳明(産業保健相談員、筑波労働コンサルタント事務所長、
元(株)三菱化学アナリテック分析事業部環境分析センター長)
場 所:中央ビル8F会議室B(水戸市泉町2-3-2)
日 医:(生涯・専門1実地1)2単位・申請中
対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、事業主等
日 時:4月17日(金)18:30~20:30
テーマ:働き方改革相談事例に見られる中小企業経営者の悩み
講師名:野口 清(労働衛生コンサルタント、社会保険労務士、元労働基準監督署長)
場 所:ワークヒル土浦会議室(土浦市木田余東台4丁目1-1)
日 医:(生涯・更新)2単位・申請中
対象者:産業医、産業看護職、人事労務担当者、衛生管理者、事業主等
日 時:4月22日(水)18:30~20:30
テーマ:早期から始める職場における「熱中症対策」
~温暖化する地球、高齢労働者の増加の中で~
講師名:田中 厚子(産業保健相談員、つくば国際大学医療保健学部非常勤講師、保健師)
場 所:ワークヒル土浦会議室(土浦市木田余東台4丁目1-1)
日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
対象者:産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主、産業医等
日 時:4月22日(水)14:40~16:00
テーマ:メンタルヘルス・ケースカンファレンス
講師名:山村 邦男(産業保健相談員、山村医院院長)
場 所:水戸FFセンタービル11階会議室(水戸市南町3-4-10)
日 医:なし
対象者:産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者等
<R2年5月分>
日 時:5月14日(木)18:00~20:00
テーマ:じん肺有所見の 状況 とじん肺の予防について
講師名:番 博道(産業保健相談員、元住友金属テクノロジー(株)環境技術部長)
場 所:中央ビル6F 610号室(水戸市泉町2-3-2)
日 医:(生涯・専門1実地1)2単位・申請中
対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、事業主等
日 時:5月20日(水)18:30~20:30
テーマ:災害後のメンタルヘルス~産業保健に関わるすべての
スタッフに必要な災害精神知識について~
講師名:高橋 晶(筑波大学 医学医療系 災害・地域精神医学 准教授
茨城県立こころの医療センター 地域・災害支援部長・室長)
場 所:ワークヒル土浦会議室(土浦市木田余東台4丁目1-1)
日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
日 時:5月27日(水)18:00~20:00
テーマ:小規模事業場の健康管理のポイント
~働く人の健康状態の評価と就業措置の考え方~
講師名:片倉 薫(労働安全衛生コンサルタント、薬剤師、元製薬会社勤務、衛生管理者)
場 所:FFセンタービル11階会議室(水戸市南町3-4-10)
日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
日 時:5月28日(木)18:30~20:30
テーマ:揮発性有機溶剤の性質のリスク体感実習
講師名:中村 修(筑波大学 環境安全管理室長 教授)
金澤 浩明(茨城大学工学部技術部 安全管理部門 測定・分析技術班、
日立事業場衛生管理者(第一種、衛生工学衛生管理者)他
場 所:ワークヒル土浦 研修室2(土浦市木田余東台4丁目1-1)
日 医:(生涯・実地)2単位・申請中
対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、事業主等
▼ 暦上では春ですが、まだまだ寒い日が続く今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
寒い日食べたくなる、定番のものといいますと「おでん」や「肉まん」、
「寄せ鍋」等色々あると思いますが、私の寒い日の定番は、「あじまん」です。
私の地元では、寒い時期になりますと、スーパーマーケットやホームセンターなどの
敷地内で「あじまん」が販売されていました。
▼「あじまん」の見た目は、一般的に「大判焼き」や「今川焼き」と呼ばれる、
あんこの入った焼きまんじゅうと同じ見た目です。ただ、「今川焼き」と比べると
皮が薄く、あんこが多めに入っております。
地元では、子供から大人まで愛される冬のおやつの1つです。秋田県でも
販売されていたため、どこにでも売っているとばかり思っていたのですが、
こちらに来てから一度も見かけたことがないため、少々ショックを受けました。
▼「あじまん」が一番おいしく感じる冬の時期に
山形県にお越しになった際は、是非食べてみてください。
▼ジャイアントパンダの進化の不思議
ジャイアントパンダの生活を見ていると食べているか寝ているかのどちらかです。
食料は竹を主食とし、おやつ的な感じでりんごやにんじんなども食べる草食動物です。
(野生の場合は小動物を食べる場合もあるみたいですが。)
しかし、食べた竹はほとんど消化せずに排出しています。というか消化する
ことができない体のつくりになっているのです。
ですので、通称笹団子(笑)と言われるパンダのうんちは臭くありません。
ほとんど消化されずに排出されるからです。
▼このようなことになったのは、パンダの進化、生き残りのための
戦略が関係しています。パンダは大雑把にいうと熊から進化したと
考えられていますが、熊は肉食性の高い雑食動物で短い腸でも肉食を
主体としているので効率的にエネルギーを吸収することができます。
パンダは竹をおいしく感じるよう味覚を進化させた一方、
腸は熊のままなのです。だからエネルギー吸収の効率がとても悪く、
たくさんの食料を食べる必要がある一方エネルギーもなるべく
使いたくないのでたくさん寝たいのです。
▼パンダの機能がこのようになったのは、おそらく、氷河期に
中国の奥地で食べ物の獲得に困った熊が、寒冷地でも枯れない竹を
食料とするために味覚を進化させたからだと言われています。
かなり特殊ですが、これも立派な種の生き残り戦略ですね。
温暖化した今となっては必要のない機能かもしれません。
▼現在パンダは絶滅の危機に瀕しています。人間の居住区域の
拡大や開発、乱獲が一番の原因ですが、生物の種としての貴重さに
気づき、頭数を増やすための保護政策が実施され最近は頭数を増やし
絶滅危惧種の指定が解除されました。
これは私の私見ですが、パンダの外見のかわいさも保護される理由の
1つだと思います。
人間に保護されるという究極の生き残り戦略なのかもしれませんね。
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次回のメールマガジン(第174号)は、2020年4月上旬に配信予定です。
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記載した内容についてのご意見もお待ちしております。
今後も皆様方のお役に立つ、メールマガジンを作成していきたいと思いますので、
ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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〒310-0021 水戸市南町3-4-10 水戸FFセンタービル8F
TEL 029-300-1221 FAX 029-227-1335
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