いばらき産保ニュース 第74号

発行日:2011/10/31
ホームページ:https://ibarakis.johas.go.jp/
お問い合わせメールフォーム:https://ibarakis.johas.go.jp/inquiry
発  行:独立行政法人 労働者健康福祉機構
茨城産業保健推進センター 所長 小松 満

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【新着情報】
【これから受講できるセミナー案内(無料)】
【関連団体の実施するセミナーのご案内】
【センターからのお知らせ(お役立ち情報等)】
【メンタルヘルス対策支援センターの利用案内】
【コラム:水戸南町だより】

新着情報

東日本大震災にかかる対応について

東日本大震災で被災されました皆様方に心よりお見舞い申し上げますと共に、 被災者からの健康(放射線も含む)に関する電話相談及びメンタルヘルスに関する電話相談のフリーダイヤル (全国共通)を開設していますので、是非ご活用してください。下記の電話番号でご相談に応じています。

<健康に関する電話相談>

  • 電話:0120-765-551
    相談時間 13:00~17:00(土曜、日曜、祝日を除く。)

<メンタルヘルスに関する電話相談>

  • 電話:0120-226-272
    相談時間 9:00~12:00、13:00~17:00(土曜、日曜、祝日を除く。)

当センターでも、産業医等の産業保健関係者はもとより、事業者、労働者及びその家族等 被災地域における住民も対象にした健康相談(放射線、メンタルヘルスを含む。)に応じています。 また、ホームページ、メールマガジン等で震災等に係る産業保健に関する情報の提供を行っています。

<相談窓口>

◇メンタルヘルスに関する相談

産業保健関係者、事業者、労働者及びそのご家族の方々からのご相談に応じます。 カウンセラー等の専門家が相談に応じます。

  • 対応日時:月曜日~金曜日 午前9時~午後5時(祝祭日は除く)
    電話:029-300-6030
    ファックス:029-300-6031
    メール:こちらをご利用下さい
    ※メール、ファックスによる相談は24時間受付しています。

◇健康相談(メンタルヘルス以外)

メンタルヘルス以外の健康相談、放射線の健康への影響等のご相談に応じます。
放射線の専門医等が相談に応じます。

  • 対応日時:月曜日~金曜日 午前9時~午後5時(祝祭日は除く)
    電話:029-300-1221
    ファックス:029-227-1335
    メール:こちらをご利用下さい
    ※メール、ファックスによる相談は24時間受付しています。
茨城県最低賃金が改定されました。

最低賃金制度は、最低賃金法に基づき国が賃金の最低限度を定め、使用者はその最低賃金額以上の賃金を 支払わなければならない制度で、労使合意の上でこの最低賃金より低い賃金を定めても、その賃金は無効となり、 茨城県最低賃金が適用されます。 県内で事業を営む使用者とその事業場で働く労働者(パートタイマー、アルバイトを含む)に適用されます。
発効日 平成23年10月8日(土)
最低賃金 692円(引き上げ額2円)
詳しくは、茨城労働局労働基準部賃金室又は最寄りの労働基準監督署へ
電話 029-224-6216(賃金室)
※特定の産業に適用される産業別最低賃金については、現在審議中ですので、決定しましたら掲載させていただきます。

心理的負荷に関する協議の進め方などを検討 ~検討会が精神障害の労災認定基準の「運用」について議論~

厚生労働省の「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」は、精神障害の労災認定の基準に関して、 医学的判断を行う専門部会の協議の省略が可能な要件などについて議論しました。 精神障害の労災認定の審査・決定に長時間かかっていることなどを踏まえ、審査の迅速化・簡素化のための 方策などを検討してきたが、これまでの議論をもとにまとめた「心理的負荷の強度の評価表(案)」を使うことで 省略できる部分や条件など「運用」に関して検討したもの。
詳細については、↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001nhz9.html

平成22年度「労働安全衛生基本調査」結果が公表されました。

「労働安全衛生基本調査」は、安全衛生管理体制や安全衛生教育などの実態を明らかにする「事業場調査」と 労働者の安全衛生意識などを調べる「労働者調査」を取りまとめたものです。
詳細については↓
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/49-22.html

これから受講できるセミナー「2011年」

※ 先着順になりますので、お早めにお申込ください。
※ 有料駐車場については参加者のご負担となりますので、ご了承ください。 できるだけ公共交通機関をご利用ください。
※ 受講のお申込みは、当センターのホームページ、FAX、メール等でお申込みください。

<平成23年11月分>

  • 11月4日(金)午後3時30分~午後5時 東京医科大学茨城医療センター内医療福祉研究センター2階 20名
    「企業の管理者のためのメンタルヘルスセミナー」(応用編)~第2回 
    講師 市来 真彦並びに小野 真吾(東京医科大学茨城医療センターメンタルヘルス科准教授、同講師)
    ※基礎編(入門編)修了者を対象に、応用編として実施するもので、職場のメンタルヘルスについて 「今、ここで」困っていることを解決する方法を一緒に考えていきます。毎回グループディスカッションをしていきます。 全4回の2回目となります。
  • 11月9日(水)午後2時~午後5時 ルネサスエレクトロニクス 株式会社 那珂事業所 20名
    「産業医の職場巡視について(実地)」
    講師 中谷 敦
    (産業保健相談員、(株)日立製作所水戸健康管理センタ主任医長、産業医)
    ※日医認定(生涯・実地3単位)
    ※職場巡視は、産業医の職務において大変重要なものである。 それはあたかも臨床業務においての病棟回診のように、診察室で検査データだけを見ていては分からないことが 多々発見されるからである。 但し、産業医として具体的な診察手段や着目点をOJT(On-the-Job Training)で習得する機会は少なく、 よって戸惑いもまた多いものである。 本セミナーでは、実際に工場を「巡視」し、その会社の産業医になったつもりでどこを見て、何を考え、 どう指摘したらよいかを習得することを目指します。
    ※注意事項:ハイヒールは禁止とします。
  • 11月10日(木)午後2時~午後4時 住友生命水戸ビル11階会議室 12名
    カウンセリング講座(後期)「心をほぐし、認知を柔軟にするカウンセリング」第2回「悩みの習慣を断つ」
    講師 永原 伸彦(産業保健相談員、(財)茨城カウンセリングセンター理事長)
    ※受付は終了しています。
  • 11月10日(木)午後6時~午後8時 住友生命水戸ビル11階会議室 30名
    「職場が全面禁煙に」~禁煙外来のコツ~
    講師 平間 敬文(平間病院理事長兼院長、茨城県医師会理事)
    ※日医認定(生涯・専門2単位)
    ※産業看護職実力アップ(Ⅳ-4-(8)、1単位)
    ※禁煙外来は面白い。 今、たばこの大幅な値上げに伴って、禁煙外来が一躍脚光を浴びており、 ニコチン依存症治療の新規患者が一挙に3~4倍に増加し、 およそ300万人が禁煙を目指すだろうと言われています。 ただこの治療は、お薬を出すことだけでどうなるものでもなく、 患者さんの認知の歪みを変えることが重要なポイントで、これが治療の成否に大きく関わるため、 まず、たばこはドラッグであること、自分が薬物依存症という脳の病気であることを認識してもらい、 同時に薬物でやられた脳の構造は回復することはあっても決して治癒することはなく、 何年経っても1本吸えば2本目であっというまに今の中毒状態に戻ってしまうことを理解させ、 初診時から再禁煙防止に半分位のウエイトをかけることが重要です。
  • 11月12日(土)午後1時30分~午後5時 土浦市勤労者総合福祉センター「ワークヒル土浦」 30名
    「食生活改善と運動習慣でメタボリック・シンドローム予防」~スマートダイエット、スマートエクササイズで元気長寿実現~
    講師 
    (1)健康講話(総論) 午後1時30分~午後3時
    田中 喜代次(筑波大学大学院人間総合科学研究科スポーツ医学専攻教授、(株)THF代表取締役)
    (2)スマートダイエット(食事・栄養講話) 午後3時10分~午後4時10分
    井上 まや((株)THF管理栄養士)
    (3)スマートエクササイズ(健康運動) 午後4時20分~午後5時
    清野 諭(日本学術振興会特別研究員、健康運動指導士)
    ※日医認定(生涯・実地3.5単位)
    ※産業看護職実力アップ(Ⅳ-3-(2)、2単位)
    ※近年、勤労世代を中心に過食や運動不足、睡眠不足などが複合的に定着しやすく、 特に男性の体重増加、脂質異常症、糖尿病、高血圧などの有病率が高まっています。 そこで、生活習慣病やメタボリックシンドローム(MS)の概念が確立され、 心血管系疾患との関わりが証明されています。 本セミナーでは、講師の方々がMSの予防・改善に向けて取組んできた、 確かな効果があがる保健指導の実際と支援の中身を紹介します。 田中教授の研究室や(株)THFは、茨城県、千葉県、福島県、東京都などの市区町村と連携体制を組み、 高齢者の虚弱化予防事業や肥満者のスマートダイエット事業に取組み、大きな実績を上げています。
    ※運動の実技がありますので、運動のできる服装・運動靴でご参加ください。
    ※日医の産業医の単位と産業看護職実力アップの単位については、全てを受講しないと対象になりませんので、ご注意ください。
  • 11月15日(火)午後2時~午後4時 県南生涯学習センター小講座室2 30名
    「騒音測定のコツと防音のための測定・評価と対策について」
    講師 番 博道(産業保健相談員、元住友金属テクノロジー(株)環境技術部長)
    ※日医認定(生涯・実地2単位)
    ※作業環境測定で騒音が第2或いは第3管理区分であっても、耳栓で対応する場合が多く、 作業環境改善にいたっていないことが見受けられます。 音の伝播特性、音圧と騒音レベルの関係、間違いやすい吸音と遮音、騒音の周波数と遮音材料について説明します。 実際に騒音計を操作して、騒音を計測する際の注意点を理解していただきます。 工場騒音の対策を採るための測定と評価の仕方及び対策について具体的に説明します。
  • 11月19日(土)午前10時~午後0時 住友生命水戸ビル11階会議室 30名
    「保健面接の知識と手法」
    講師 河島 美枝子(産業保健相談員、元大分県立看護科学大学精神看護学教授)
    ※産業看護職実力アップ(Ⅴ-5-(1)、1単位)
    ※産業看護職の皆様は日常的に保健面接を行っています。 健康診断の流れの中で、健診の事後指導として、健康相談の利用者に対して、 さらに職場巡視の際の何気ない会話も保健面接の場として利用しています。 保健面接は日常的に行っているために無意識のうちに自己流、マンネリ化に陥りやすい側面を持っています。 特定健診及び特定保健指導が開始され、働く人の間でもメタボリックシンドロームを中心に健康管理への関心が高まっている現在、 保健教育・指導の場として保健面接の果たす役割は益々大きくなっています。 本セミナーでは、保健面接についての基本的知識及び実践的な手法を学び、保健面接のレベルアップのための一助として説明します。
  • 11月24日(木)午後6時~午後8時 住友生命水戸ビル11階会議室 30名
    「労災補償制度について」~労災補償制度の仕組みと業務上疾病の判断基準等~
    講師 飯塚 克己((社)茨城県トラック協会広報指導部長、元茨城労働局総務部労働保険徴収室長)
    ※日医認定(生涯・更新2単位)
    ※産業看護職実力アップ(Ⅲ-7-(1)、1単位)
    ※労災保険とは、業務上の事由又は通勤による労働者の負傷・疾病・障害及び死亡に対して、労働者やその遺族のために、 必要な保険給付を行う制度です。 原則として、全ての事業所が加入しなければなりません。 業務上疾病とは、業務が原因となった傷病等であり、業務と傷病等との間に一定の因果関係があることをいいます。 業務上疾病と認定されるためには、労働者が労働契約に基づいて事業主の支配下にある状態である「業務遂行性」と その傷病に「業務起因性」が成立しなければなりません。 本セミナーでは、労災保険制度の基本的な考え方と腰痛、じん肺等主な業務上疾病の労災認定の一般的な考え方について説明します。
  • 11月26日(土)午後2時~午後4時 ホテルサトー 40名
    「石綿(アスベスト)関連疾患診断技術研修」(基礎研修)※日医の基礎研修ではありません。
    講師 戸島 洋一(東京労災病院勤労者予防医療センター相談指導部長、アスベスト疾患センター長兼務)
    ※日医認定(生涯・専門2単位)
    ※基礎研修は、石綿(アスベスト)に関する一般的な知識、石綿ばく露歴の把握方法、  石綿関連疾患の診断及び石綿による労災疾病の労災補償制度などについて学びます。  また、東日本大震災後の復興作業における石綿ばく露防止に関することも学びます。
  • 11月26日(土)午後4時~午後6時 ホテルサトー 40名
    「石綿(アスベスト)関連疾患診断技術研修」(専門研修)
    講師 豊嶋 幹生(浜松労災病院呼吸器内科部長、アスベスト疾患センター長兼務)
    ※日医認定(生涯・実地2単位)
    ※専門研修は、講義形式による画像診断のポイント解説の後、実際の症例画像を用いた読影診断実習を行います。
  • 11月30日(水)午後6時~午後8時 住友生命水戸ビル11階会議室 50名
    「平成23年度茨城産業保健懇談会」~最近の労働衛生行政について~
    講師 橋本 篤弘(茨城労働局労働基準部健康安全課長)
    ※日医認定(生涯・更新2単位)
    ※産業看護職実力アップ(Ⅲ-7-(1)、1単位)
    ※茨城産業保健懇談会は、平成20年度に発足し、茨城県内において産業保健業務に従事する産業医や産業看護職のみならず、 衛生管理者、安全・衛生コンサルタント、作業環境測定士、産業カウンセラー及び行政関係者など幅広い関係者が交流することを 目的としています。 今般、重要度が増した労働衛生行政についてご講演をいただき、参加者全員で取組むべき課題について意見交換を行います。

<平成23年12月分>

  • 12月5日(月)午後2時40分~午後4時 住友生命水戸ビル11階会議室 15名
    「メンタルヘルス・ケースカンファレンス」 
    講師 山村 邦男(産業保健相談員、山村医院院長)
    ※最近では、新型うつ病など企業の担当者が対応に苦慮する事例も多数見受けられます。 このセミナーでは、参加者が提示するメンタルヘルス事例について、全体で討議を行い、講師先生が総括とアドバイスを行います。 現場でメンタルヘルス対策に苦慮されている方々にとってとても参考になるセミナーです。 なお、提示された事例については、秘密を厳守します。
  • 12月8日(木)午後2時~午後4時 住友生命水戸ビル11階会議室 12名
    「カウンセリング講座」(後期)「心をほぐし、認知を柔軟にするカウンセリング」
    第3回「悲観主義から楽観主義へ」
    講師 永原 伸彦(産業保健相談員、(財)茨城カウンセリングセンター理事長)
    ※受付は終了しました。
  • 12月9日(金)午後3時30分~午後5時 東京医科大学茨城医療センター内医療福祉研究センター2階 20名
    「企業の管理者のためのメンタルヘルスセミナー」(基礎編)~第3回
    講師 市来 真彦並びに小野 真吾(東京医科大学茨城医療センターメンタルヘルス科准教授、同講師)
    ※受付は終了しています。
  • 12月13日(火)午後2時~午後4時 県南生涯学習センター小講座室2 30名
    「粉じん作業時における呼吸用保護具の役割」~性能と構造、フィッティングチェックについて~
    講師 木村 菊二(産業保健相談員、(財)労働科学研究所名誉研究員)
    ※日医認定(生涯・実地2単位)申請中
    ※我が国の防じんマスクの規格は、昭和25年に労働省告示によって制定され、この規格に従って型式国家検定が行われ、 この検定に合格した防じんマスクには個々のマスクの面体及びろ過材に合格の標章が付けられています。 これらの防じんマスクを適正に着用していれば、ほとんどじん肺症に罹患することはないはずです。 しかし、現実には、今なお、多数のじん肺症の有所見者が報告されています。 防じんマスクの性能は、如何に優れていても、その使用方法、すなわち選択、着用、保守管理が適切でなければその性能を 十分に発揮させることはできません。 今回のセミナーでは、防じんマスクの選択にあたっての留意点、特に、マスクを着用するとき顔面と面体との密着性を確認する方法、 使用中のマスクの保守管理を適切に行う方法などについて説明します。 また、防じんマスクの顔面への密着性についての実技を行います。 ○防じんマスク(使用中、未使用いずれも可)をお持ちの方は、セミナーに参加する際に、是非持参されるようお願いいたします。
  • 12月15日(木)午後1時~午後3時 住友生命水戸ビル11階会議室 50名
    「発達障害者の療育支援等の現状について」
    講師 野口 昇子(茨城県発達障害者支援センター)
    ※日医認定(生涯・専門2単位)申請中
    ※産業看護職実力アップ申請中
    ※発達障害とは、脳機能の障害であり「広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)」、「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」、 「学習障害(LD)」などの障害をいい、社会福祉士及び臨床心理士が発達障害者に対して行っている 療育支援・発達支援などについて学びます。
  • 12月15日(木)午後3時~午後5時 住友生命水戸ビル11階会議室 50名
    「部下と自分の心を守る」~ラインケアの大切さ~
    講師 山本 晴義(横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長、神奈川産業保健推進センター産業保健相談員)
    ※日医認定(生涯・専門2単位)申請中
    ※産業看護職実力アップ申請中
    ※リーダーシップ、コミュニケーションスキル、タイムマネジメント術など、昨今の管理職の皆さんは、 忙しい中でスキルアップのためにさまざまな勉強をされています。 メンタルヘルスについてもラインケアを中心に、管理職の方からの質問が多数寄せられており、関心の高さを感じます。 メンタルヘルスの知識やそれを活かせるスキルがあれば、まずは、自分自身の心を守ることができます。 このセミナーでは、ラインケアの大切さについて具体的に説明します。
  • 12月16日(金)午後6時~午後8時 住友生命水戸ビル11階会議室 30名
    「過労死等の脳・心臓疾患労災認定のしくみ」~脳・心臓疾患の労災認定基準の解説~
    講師 飯塚 克己((社)茨城県トラック協会広報指導部長、元茨城労働局総務部労働保険徴収室長)
    ※日医認定(生涯・更新2単位)申請中
    ※産業看護職実力アップ申請中
    ※脳・心臓疾患は、その発症の基礎となる動脈硬化、動脈瘤などの血管病変等が主に加齢、食生活、生活環境等の 日常生活による諸要因や遺伝等による要因により形成され、それが徐々に進行及び増悪して、あるとき突然に発症するものです。 しかし、仕事が特に過重であったために血管病変等が著しく増悪し、その結果、脳・心臓疾患が発症することがあります。 このような場合には、仕事がその発症にあたって、相対的に有力な原因になったものとして、労災補償の対象になります。 このセミナーでは、「脳・心臓疾患の認定基準」の制定の経緯から内容、労災か否かの判断のポイント、運用の実際・留意点等の 説明を行います。

セミナーについての詳細はこちらをご覧下さい。↓
https://ibarakis.johas.go.jp/archives/category/seminar/s_sanpo

<セミナー会場案内>

【注意】
「日医認定」とあるのは、日本医師会認定産業医制度の単位認定研修です。
平成22年4月からは当推進センターでは「生涯研修」のみの実施となりましたのでご注意ください。
「実力アップ」とあるのは、日本産業衛生学会産業看護職継続教育実力アップコース認定です。
申請中、又は申請予定も含みます。また、「予定」とあるのは、変更されることがあります。

関連団体の実施するセミナーの利用案内

<市民公開講座(がん患者の治療と職業の両立支援)のご案内>

がん患者の治療と職業の両立支援において、患者、医療者、企業、産業医が正しい情報を共有することで 就労と治療の両立を円滑に進めることが可能と考えますが、 患者側にはがんという病名を知られてしまう事で不利な立場に立たされるという不安があり、 一方で、企業側には正確な情報が伝わらないことで適切な援助や就労条件を決めることができない場合があります。 本講座では、専門家の間でもコンセンサスが得られていない話題性のある「がん患者の治療と就労」の問題を 患者団体、労務の専門家・担当者、産業医、主治医の間で討論し、問題点と解決への道筋を見つけたいと考えています。

  • 主 催 (独)労働者健康福祉機構
  • 日 時 平成23年11月12日(土) 午後3時~午後5時
  • 会 場 こどもの城8階研修フロアー(東京都渋谷区神宮前5-53-1)
  • 受講料 無料
  • 講座内容
    基調講演1「乳がん 大腸がん 肝がんの治療と就労」
    基調講演2「『治療と職業の両立』と個人情報保護法~個人情報保護法と会社の健康配慮義務~」 パネルディスカッション「何処まで上司に説明すべきか? 患者の権利と義務」
  • 申込み・お問合せ先
    東京労災病院勤労者予防医療センター
    TEL:03-3742-7301(代表)
    FAX:03-3743-9082
    ※申込みは、事前申込みが必要です。
    ・詳しくは↓
<健保連茨城連合会保健師看護師連絡協議会研修会のご案内>

「発達障害」という言葉が最近良く聞かれるようになりましたが、 きちんと理解している人は少ないのではないかと思います。 発達障害とは何か(概念や定義)や発達障害者に対し、 産業保健スタッフとしてどのような支援・対応をしていけば良いか。
また、講師より、相談に来られる方の具体的な状況、事例紹介などもしていただく予定です。

  • 日 時 平成24年1月23日(月) 午後1時30分~午後4時45分
  • 会 場 住友生命水戸ビル11階会議室(水戸市南町3-4-10)
  • テーマ 「発達障害の理解と支援・対応」
    講師:上岡 勇二氏 (茨城県発達障害者支援センター)
  • 対象者 保健師及び看護師等
  • 定 員 40名
  • 受講料 無料
  • 申込み先 健保連茨城連合会保健師看護師連絡協議会
    TEL:029-221-4600
    FAX:029-221-1036
    ※茨城産業保健推進センターと共催の研修会になっています。

センターからのお知らせ(お役立ち情報等)

骨粗しょう症を防ぐ、ジョギングでリフレッシュしませんか!!

骨は絶えず古い骨を壊し、新しい骨をつくる骨代謝を繰り返しています。 加齢や運動不足が続くと、骨をつくる量よりも骨を壊す量が多くなり、徐々に骨の量が減少し、 やがて骨折しやすい状態になります。これが骨粗しょう症です。 骨をつくる細胞の働きを活発にする運動として、ジョギングがあります。

ジョギング
ステップ1 ストレッチなどの準備運動をしっかり行い、まずは早歩きから始めましょう。
ステップ2 歩きと走りを交互に行ってみましょう。
ステップ3 走りながら会話ができるくらいのペースで、ゆっくりと走ってみましょう。
注意:無理は絶対に禁物です。

季節は夏から秋に替わり、野山の木々が皆さんに見てもらおうと色づいています。
日頃身体を動かしていない方、身体を動かしましょう。

産業保健の「相談」お待ちしています!!

当センターでは産業保健に関するあらゆるご相談に応じています。電話、FAX、メールでも結構です。(※「メール」が便利です。)
費用は「無料」ですので、お気軽にご相談ください。
また、「個人情報」は守られています。ご心配いりません。最近はメンタルヘルスに関する相談が大変増えてきました。
※相談フォームは↓
https://ibarakis.johas.go.jp/inquiry

メンタルヘルス対策支援センターの利用案内

「メンタルヘルス対策支援センター」では、対面、電話、ファックス、メールによりメンタルヘルス 不調の予防から職場復帰までのメンタルヘルス全般についての相談、問い合わせに応じています。 メンタルヘルス対策促進員が事業場を訪問して制度の周知、助言を行っています。
平成22年度は管理者監督者の教育も実施いたします。 メンタルヘルス不調者の対応をどうしたらよいか、社内スタッフ・従業員への教育・研修をどうしたら良いか、 職場復帰支援プログラムはどのように作れば良いのかなど、メンタルヘルス全般についてのご相談に応じています。 
費用は無料です。

働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」のご案内

働く方、ご家族の方、事業者・上司・同僚の方、産業医等支援する方などが活用できるたくさんの情報が 閲覧できます。
 専門の相談機関、医療機関の名簿とか事例紹介など役立つ情報がたくさんあります。
※詳しくは↓
http://kokoro.mhlw.go.jp/

コラム水戸南町だより

▼平成23年度茨城県産業安全衛生大会(10月5日開催)において、 前茨城産業保健推進センター所長の小林敏郎先生が茨城労働局長表彰の功績賞を受賞されました。 おめでとうございます。
※功績賞は、地域の中で、安全衛生活動において指導的立場にあり、当該地域、団体又は関係事業場の安全衛生水準の 向上発展に多大な貢献をした個人に贈られます。

▼日本医師会等の第33回産業保健活動推進全国会議(以下「全国会議」という。)に出席してきました。 概要を申し上げますと、産業保健推進センターにおけるメンタルヘルス対策支援センター事業及び地域産業保健センターにおける メンタルヘルス対策の基調報告のあと、産業保健推進センター、地域産業保健センター及びメンタルヘルス対策支援センターの 今後のあり方について、討議が行われました。 皆様もご承知のように、産業保健推進センターは平成25年3月末までに3分の1に統廃合することが 昨年の12月7日に閣議決定されています。 全国会議に提出された質問に対する厚生労働省の回答は、閣議決定に沿って進めていくしかないが、 事業仕分けが再度開催されるので、その場において統廃合の見直しを強く主張したいという決意がありました。 平成23年度の産業保健推進センターの統廃合の発表は、今年度末になると予想されます。

▼メールマガジンをご購読している皆様方へ
皆様から情報が寄せられれば、その情報を載せたいと思っています。情報を寄せていただくようお願します。 また、記載した内容についての批判等も寄せていただければ幸いです。 今後も皆様方のお役に立つ、メールマガジンを作成していきたいと思いますので、 ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。


次回の第75号は、平成23年11月下旬配信予定です。
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