いばらき産保ニュース号外(ストレスチェック制度について Part 3)

発行日:2015年5月18日

ホームページ:http://ibarakis.johas.go.jp/
発 行:独立行政法人 労働者健康福祉機構
茨城産業保健総合支援センター 所長 小松 満

最新情報

▼ストレスチェック制度に関する研修会を開催します。

※ 前回、満席のためご遠慮いただきました皆様を優先いたします。

ストレスチェック制度の実施等が平成27年12月1日に施行されることとなりました。 このため、事業主又は安全衛生責任者等を対象として、下記により説明会を開催します。 ※ 産業医については今後、産業保健セミナーとして7月21日より順次開催を予定します。

1.説明会の開催日時及び会場

開催日時 会場 所在地 定員
6月15日(月)
午後2時~4時30分
茨城県立県民文化センター 小ホール 水戸市千波町東久保697 460名
6月16日(火)
午後2時~4時30分
土浦市民会館 小ホール 土浦市東真鍋町2-6 342名

 

2.こちらからお申し込みご下さい
また、クリック詳しくはこちらをご覧下さいPDF

 

▼定期健康診断結果の有所見率が増加しています。

平成26年の茨城県での定期健康診断結果の有所見率は54.56%と、全国平均より2.26ポイント高くなっています。  

茨城県の有所見率は平成17年以降全国平均を上回り、その改善に向けた取組みを平成22年より労働基準監督署から求められています。

このため、保健師の方や労働衛生担当者の方を対象に、その改善に向けた研修会を開催いたします。奮ってご参加ください。(早めの対応が重要です!)

6月2日(火)13:30-15:30

テーマ:定期健康診断の事後措置 ~自社の現状確認と今後の展開~

講 師:起 由美  先生 (産業保健相談員、日立製作所日立健康管理センタ保健師)

会 場:茨城労働基準協会中央安全衛生教育センター  定 員:30名

【 概 要 】
定期健康診断有所見者は年々増加し、監督署からも改善に向けた取組みが指示されています。事後措置は自社ではどこまで展開できているのか、誰を対象に、今後どんな展開ができるかを担当者の皆さんと一緒に考えてみましょう。

お申込は、こちらからどうぞ

最新情報

▼労働安全衛生法に基づく ストレスチェック制度 実施マニュアルが公表されました

改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度について、実務を担う産業保健スタッフ等向けに各事業場でストレスチェック制度を適切に導入し運用していくための進め方と留意点を示した手引が公表されました。

クリック詳しくはこちらからどうぞPDF(厚生労働省のHPのファイルにリンクします)

 

▼ストレスチェック制度関係 Q&Aが公表されました【 更新されました 】

5月12日付けで、以下の内容が更新されています。

  • 高ストレス者の選定
  • 結果の提供に関する同意の取得
  • 健康情報の取扱い

クリック詳しくはこちらからどうぞPDF(厚生労働省のHPのファイルにリンクします)

これから受講できるセミナー案内(無料)<平成27年5月分~6月分>

<開催会場案内>
 水戸:住友生命水戸ビル会議室(水戸市南町3-4-10住友生命水戸ビル11階) 
 土浦:ワークヒル土浦(土浦市木田余東台4-1-1)<ワークヒル土浦のHPにリンクします。>
 鹿嶋:鹿嶋勤労文化会館(鹿嶋市宮中325-1)<鹿島勤労文化会館のHPにリンクします。> 
 日立:日立地区産業支援センター(日立市西成沢町2-20-1)<日立地区産業支援センターのHPにリンクします。>
 医師会:茨城県医師会(水戸市笠原町489)<茨城県医師会のHPにリンクします。> 

開催日時 テ ー マ / 講 師 開催会場 定員
5月21日(木)
19:00-21:00
禁煙教育と職場の受動喫煙対策
講師:平間 敬文 先生
平間病院理事長兼院長
【 概 要 】受動喫煙防止措置が努力義務となり、職場においては、安全配慮義務の観点からも、受動喫煙対策を講じなければなりません。
喫煙者だけでなく、タバコの煙の大半は周囲の人も知らず知らずにタバコの煙を吸い込まされています。
禁煙教育と受動喫煙対策について、具体的に、明確に解説します。
医師会 30名
5月22日(金) 
14:00-16:00
職場における熱中症の防止
講師:番 博道 先生
産業保健相談員、元住友金属テクノロジー(株)環境技術部長
【 概 要 】昨年、熱中症による死亡災害は3件発生し、最近では日常生活においても増加しています。
適切な予防方法を知って対策を進めれば、熱中症を防ぐことができます。 
セミナーでは、WBGT(乾球・自然湿球・黒球温度)指標や指標計(WBGT-113)を活用した予防対策についても説明します。
土浦 30名
5月28日(木) 
18:30-20:30
職場巡視を切望される産業医になる法
講師:松井 玄考 先生 
産業保健相談員、労働衛生コンサルタント、元和歌山労働局長
【 概 要 】ストレスチェックや化学物質のRA、受動喫煙防止対策などの労働衛生法の改正が多く、現場に直結した健康を語る産業医が求められます。
元労働基準監督官の視点から、産業医が職場巡視を切望されるワザを解説します。
衛生管理者の定期巡視にも役立つ内容です。
土浦 30名
6月1日(月)
14:40-16:00
メンタルヘルス・ケースカンファレンス
講師:山村 邦男 先生(産業保健相談員、山村医院院長) 
【 概 要 】参加者が提示するメンタルヘルス事例について討議を行い、産業保健相談員(精神科医:メンタルヘルス担当)が総括とアドバイスを行います。 
現場でメンタルヘルス対策に苦慮されている方々にとってとても参考になるセミナーです。
水戸 10名
6月2日(火)
13:30-15:30
定期健康診断の事後措置 ~自社の現状確認と今後の展開~
講師:起 由美  先生 
(産業保健相談員、日立製作所日立健康管理センタ保健師) 
【 概 要 】定期健康診断有所見者は年々増加し、監督署からも改善に向けた取組みが指示されています。事後措置は自社ではどこまで展開できているのか、誰を対象に、今後どんな展開ができるかを担当者の皆さんと一緒に考えてみましょう。
茨城労働基準協会
中央安全衛生教育センター
30名
6月4日(木)
13:30-15:30
労災補償制度について
講師:柳橋 清美  先生 
(茨城労働局労働基準部労災補償課地方労災補償監察官) 
【 概 要 】 労災保険は、業務上の事由又は通勤による労働者の負傷・疾病・障害又は死亡に対して労働者やその遺族のために、必要な保険給付を行う制度です。 
業務上疾病と認められるためには、労働者が労働契約に基づいて事業主の支配下にある状態「業務遂行性」と、その疾病に「業務起因性」が成立しなければなりません。 
本セミナーでは、労災保険制度の基本的な考え方と、腰痛、じん肺等主な業務上疾病の労災認定の一般的な考え方について解説します。
土浦 30名
6月8日(月)
18:00-20:00
WBGT指数の活用と熱中症予防
講師:岩崎 芳明  先生 
(産業保健相談員、、筑波労働コンサルタント事務所長、) 
【 概 要 】一昨年、茨城労働局管内では猛暑による影響で、熱中症による労働災害の死亡者数は3名と過去最高と同数でした。 
本セミナーでは、厚生労働省及び環境省から発行されている熱中症マニュアルの内容を中心に熱中症とその対策を紹介いたします。
また茨城産業保健総合支援センターが所有する熱中症の指標計(WBGT-113)やアスマン通風乾湿計を使用した測定の実習も行います。
水戸 30名
6月9日(火)
13:30-15:30
職業性腰痛の予防と対策
講師:小林 健一  先生 
(旭硝子(株)鹿島工場健康管理センター長、産業医) 
【 概 要 】 腰痛は腰部、臀部を主とした痛み、張りなどの不快感といった症状の総称で、いろいろな病気、障害によって起こる最も多い業務上疾病です。 
本セミナーでは、腰痛発生のメカニズムやよく見られる腰痛のタイプなどを解説し、腰痛にならないための作業方法などを学びます。
土浦 30名
6月19日(木)
18:00-20:00
お口の中からのストレスチェック
講師:戒田 敏之  先生 
(かいだ歯科医院院長、(社)茨城県歯科医師会産業保健統括マネージャー、労働衛生コンサルタント、産業医) 
【 概 要 】お口の中は、誰もが、鏡でみることができる場所であり、舌、口腔粘膜、歯牙、顎関節等、様々な部位にストレス症状が出現します。 
口腔機能の異常はストレスとなり、メンタルヘルスの未然防止にも、お口の中のセルフケアは最適な部位であることを考えましょう。
水戸 30名
6月23日(火)
14:00-16:00
職場におけるメンタルヘルス対策 ~人事労務と産業医の連携~
講師:友常 祐介  先生 
(産業保健相談員、元筑波大学医学医療系産業精神医学・宇宙医学グループ助教)
【 概 要 】健康管理上の問題を抱えた労働者への対応は、産業保健スタッフによる健康面からアプローチだけではありません。 事業場としメンタルヘルスの問題にどう対応するかを明確にし、健康管理と労務管理が連携して対応することが求められています。
本セミナーでは、産業医と人事労務担当者がどういった視点で健康管理に向き合うべきかを事例をもとに実際に人事労務業務に従事している人事労務担当者をお招きし、議論・検討します。
水戸 30名
6月24日(水)
18:30-20:30
産業医からみたパワハラ対策
講師:中谷 敦  先生 
(産業保健相談員、(株)日立製作所水戸健康管理センタ長、産業医) 
【 概 要 】平成23年12月に定められた労災請求事案に対する「心理的負荷による精神障害の認定基準」にも「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」という表現で所謂“パワハラ”が心理的負荷の原因となる出来事として記載されました。 
本セミナーでは、パワハラに該当する行為、パワハラをする側、パワハラされる側を解説し、さらに産業医としてパワハラの相談を受けたときの対応方法について具体的に解説します。
鹿嶋 30名
6月25日(木)
13:30-15:30
セクハラ・パワハラは何故起きるのか ~その予防と対策(基本編)~
講師:皆川 雅彦  先生 
(特定社会保険労務士、(財)21世紀職業財団セクシュアルハラスメント・パワーハラスメント防止コンサルタント) 
【 概 要 】ハラスメントは、個人の尊厳を不当に傷つける社会的に許されない行為であり、働く人が能力を十分に発揮することの妨げになります。 
また、企業にとっても職場秩序の乱れや業務への支障となり、社会的評価に悪影響を与えかねない問題です。 
本セミナーでは、セクハラ・パワハラの定義や基本事項に加えて、事例や対応について分かり易く解説します。次回は秋以降、対応編(水戸地区)で開催します。
土浦 30名
6月26日(金)
18:00-20:00
平成27年度における労働安全衛生行政の運営について
  ~職業性疾病の予防対策からメンタルヘルス対策まで~
講師:工藤 好央  先生 
(茨城労働局労働基準部健康安全課長) 
【 概 要 】平成27年度の茨城労働局における重点行政施策は、災害多発業種(製造業(食料品)、運送業、商業及び社会福祉施設等)における労働災害防止対策を主としています。 
また、健康確保対策としては、定期健診の有所見率改善対策、過重労働対策、メンタルヘルス対策、職場での受動喫煙防止対策、化学物質管理対策等職業性疾病対策、腰痛・熱中症対策等を推進します。 
本セミナーでは、重要度が更に増している労働衛生行政の現状と取組むべき課題、その方向性について解説をします。
水戸 30名
6月30日(火)
18:30-20:30
騒音性難聴の基礎知識と対策 ~騒音測定を実施してみませんか!~
講師:和田 哲郎  先生 
(産業保健相談員、筑波大学医学医療系耳鼻咽喉科准教授 (騒音性難聴担当医)) 
【 概 要 】騒音ばく露によって引き起こされる騒音性難聴は、騒音の音圧レベルが高いほど、ばく露時間が長いほど起こりやすく、一度起こってしまった騒音性難聴は現段階では治療法がありません。 
本セミナーでは、実際に騒音計を使用して作業環境測定の方法や管理区分ごとの対策、耳栓の使用法についても詳しく説明します。
土浦 30名

次回のメールマガジン(第116号)は、平成27年6月初旬配信予定です。
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