いばらき産保ニュース 号外(H26 年末特番)

発行日:2014/12/11
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発  行:独立行政法人 労働者健康福祉機構
茨城産業保健総合支援センター 所長 小松 満

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── 本号の主な内容 ───────────

【平成26年度産業看護職・衛生管理者・人事労務担当者向けセミナーのご案内】
【メンタルヘルス対策はお済ですか】

セミナーのご案内

今年も残すところ後わずか、早いもので、年末のご挨拶をさせて頂く時期となりました。
読者の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
本年は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
来年も研修会を始め、少しでもサービスの向上を図るよう、誠心誠意努力する所存ですので、より一層のご支援を賜りますよう、職員一同心よりお願い申し上げます。

平成26年度産業看護職・衛生管理者・人事労務担当者向けセミナーのご案内

通常よりも参加者が少なくなっています。年末年始の忙しい時期ですが、皆様のスキルアップのために、積極的なご参加をお待ちしています。  特に、現場の安全衛生担当者や人事労務担当者にとって、必要満載の内容となっています。

  • 12月18日(木)18:00-20:00  住友生命水戸ビル11階会議室  10名
    「産業保健職に必要な救急の知識 ~心臓マッサージできますか?~」
    講師:中谷 敦 先生 (産業保健相談員、(株)日立製作所水戸健康管理センタ長、産業医)
    【セミナーの概要】
    私の事業所では、昼休みのジョギング中、従業員が心停止になってしまったことがあります。現在、メタボリックシンドロームや成人病保有率の上昇が問題となっています。
    また今後、就労年齢の引き上げによる従業員の高齢化も起きてこようとしています。 このため産業保健活動の現場でも、心停止に直面する機会が出てくると思われます。生死を分けるのは直ちに心肺蘇生を開始することです。
    あなたはできますか?
    この講座ではハリウッドなどでも使われるモーションキャプチャーを応用した、胸骨圧迫コーチングシステムを利用した正しい胸骨圧迫の訓練を行います。
    是非スキルアップのために参加してください。
  • 1月14日(水)18:30-20:30  ワークヒル土浦 研修室  30名
    「ロコモティブシンドロームと健康寿命~働く人の生涯健康を目指して~」
    講師:田中 厚子 氏 (産業保健相談員、つくば国際大学医療保健学部看護学科講師、元筑波銀行保健師)
    【セミナーの概要】
    産業保健では「メタボ」とともに健康寿命と深い関係の「ロコモ」の対策も必要になってきています。
    「ロコモ=高齢者」は大間違い。超高齢社会を乗り切れる準備を、若い20代からの意識改革が大事です。
    セミナーの後半は、「職場ですぐできる実践」を紹介します。
     ※運動のできる服装、クツ(伸縮性のパンツ等)での参加をお願いします。
  • 1月15日(木)18:30-20:30  ワークヒル土浦 研修室  30名
    「職場における口腔健康活動」
    講師:戒田 敏之 先生 (かいだ歯科医院院長、労働衛生コンサルタント)
    【セミナーの概要】
     今、職場では様々な健康障害が問題となっています。
    お口の中の問題はメタボリックシンドロームだけはなく、ロコモティブシンドローム、そしてメンタルヘルスと様々な面で問題があります。
     セミナーでは、口腔保健の職場での有益な進め方について実習を交えて、口腔保健の大切さを参加された皆様と一緒に考えて行きます。
  • 1月20日(火)14:00-16:00  住友生命水戸ビル11階会議室  30名
    「職場におけるメンタルヘルス対策」
    講師:早川 幸子 先生 (産業保健相談員、シニア産業カウンセラー)
    【セミナーの概要】
    日本の企業の大多数は中小企業であり、7割の従業員は100人未満の事業所に所属していると言われています。中小企業の産業メンタルヘルスを充実させることが、総体的なメンタルヘルスの向上になると考えられています。
    茨城産業保健総合支援センターの相談員として活動をしてきた中で、近年の傾向は、人事労務管理者や上司からの「困った対応事例の相談」が増加してきました。
    企業・従業員双方の環境変化やストレス要因の対応差で、様々な問題やメンタル不調者が出ますが、「二次予防(不調者対応)」と「三次予防(休業者の対応と復職に向けての手順・注意事項などの支援)」に関わる事が増加しています。
    メンタル対応は、疾病性・事例性を含め、個々に対応が違うために苦慮することが多い現状ですが、上手に復職させる・再発を防止するには、主治医・産業医と人事・産業保健スタッフ等との連携がとても重要な意味を持ちます。
    前回の「守秘義務と安全配慮義務」に続き、復職の各ステップにおける対応「連携」について、事例を含め一緒に考えていきましょう。
  • 2月10日(火)14:00-16:00  住友生命水戸ビル11階会議室  30名
    「定期健康診断の事後措置 ~自社の現状確認と今後の展開~」
    講師:起 由美  (産業保健相談員、日立製作所日立健康管理センタ保健師)
    【セミナーの概要】
    定期健康診断有所見者は、平成8年に健康診断事後措置が法に規定された当時の3割をはるかに超え、現在5割に達しています。産業看護職の方や衛生管理者と共に事後措置は自社ではどこまで展開できているのか、誰を対象に、今後どんな展開ができるかを一緒に考えてみましょう。
  • 2月18日(水)18:30-20:30  ワークヒル土浦 研修室  30名
    「産業保健と障害者職業センターの接点」
    講師:三浦 信子 (茨城障害者職業センター上席障害者職業カウンセラー)
    【セミナーの概要】
    障害者職業センターは「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づき、障害者・事業主・関係機関を対象に、障害者の雇用推進・雇用継続・職場復帰に係るサービスを展開しております。
    本セミナーでは、ジョブコーチ支援・リワーク支援を中心に障害者職業センター業務について事例に基づき説明し、事業場における活用方法について学びます。
  • 1月22日(木)14:00~16:000  住友生命水戸ビル11階会議室  30名
    「認知症の正しい理解と支援ネットワーク」
    講師 : 大谷  淳 (医療法人 圭愛会 日立梅ヶ丘病院 認知症疾患医療センター)
    【セミナーの概要】
    日頃の業務の中で、家族の介護や認知症に対する相談等も増えつつある中、時に若年性認知症など産業の現場で発見するケースもあると思われます。
    今回の研修会では、認知症への理解を深め、職域での早期発見、予防、または家族相談に役立てられるように、認知症の基礎知識、活用できる公的サービス、職域スタッフに求められるもの等について学ぶ内容になっています。
    ※ 日本産業衛生学会認定産業看護職継続教育実力アップコース認定 実力アップ単位 申請中
  • 3月10日(火)14:00-16:00  ワークヒル土浦 研修室  30名
    「定期健康診断の事後措置 ~自社の現状確認と今後の展開~」
    講師:起 由美  (産業保健相談員、日立製作所日立健康管理センタ保健師)
    【セミナーの概要】 2月10日に同じ

住友生命水戸ビル会議室(水戸市南町3-4-10住友生命水戸ビル11階)
ワークヒル土浦(土浦市木田余東台4-1-1)
日立地区産業支援センター(日立市西成沢町2-20-1)

メンタルヘルス対策はお済ですか

中小規模事業場の取組を重点的に、職場のメンタルヘルス対策への取組を支援しています。
事業場を訪問し、メンタルヘルス対策への取組を支援します メンタルヘルス対策の取組方法がわからなくてお困りではありませんか?メンタルヘルス対策促進員(カウンセラー・社会保険労務士等)が、事業場に伺い、事業場のメンタルヘルス対策への取組を支援します。

  1. 費用は無料です。
    • メンタルヘルス対策は、何から始めたらよいか
    • メンタルヘルス対策のために、どんな事業場内体制が必要か
    • 従業員にメンタルヘルスについて知って欲しい(教育研修)
    • こころの健康づくり計画を策定したい
    • 休職者が出たら、どのように対応すればよいか
  2. 管理監督者に対するメンタルヘルス教育を行います 管理監督者が「いつもと違う」部下の様子に早く気づくことが大切です。メンタルヘルス対策促進員(カウンセラー・社会保険労務士等)が、事業場を訪問し、管理監督者に対するメンタルヘルス教育を行います。
    1事業場1回に限り、無料で実施できます。

    • メンタルヘルスの現状(ストレス状況、自殺など)
    • ストレス及びメンタルヘルスケアに関する知識 ・管理監督者の役割(部下への対応、傾聴など)
    • 職場におけるメンタルヘルス対策(4つのケア、職場復帰支援など)
  3. メンタルヘルス対策に関する相談に応じます 事業場でメンタルヘルス対策に取り組まれている産業保健スタッフ(産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者等)を対象に、産業保健相談員が、メンタルヘルスに関するご相談に応じます。
    予約制で、当センターでの面談、または電話での相談をお受けします。 費用は無料です。
    「働く人のこころの健康相談室」(毎週金曜日)
    「職場のメンタルヘルスなんでも相談」(月2回水曜日)
    「専門のカウンセラーによる産業看護職のためのスーパービジョン」(月1回第4木曜日)
    「精神科医による個別相談」(月1回第4木曜日)
    詳しくはこちらをご覧ください。

次回のメールマガジン(第111号)は、平成27年1月初旬配信予定です
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