いばらき産保ニュース 第109号

発行日:2014/11/4
ホームページ:https://ibarakis.johas.go.jp/
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発  行:独立行政法人 労働者健康福祉機構
茨城産業保健総合支援センター 所長 小松 満

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【新着情報】

  • 第1回ストレスチェックと面接指導の実施方法等に関する検討会資料が公表されました
  • ストレスチェック項目等に関する専門検討会中間とりまとめが公表されました
  • 平成25年労働安全衛生調査(実態調査)が公表されました
  • 改正労働安全衛生法Q&A集が公表されました(再掲)
  • 特定化学物質障害予防規則等が改正され平成26年11月1日から施行・適用されます(再掲)
  • 女性労働基準規則で就業規制の化学物質3物質について就業が規制されます(再掲)

【これから受講できるセミナー案内(無料)】
【総合支援センターからのお知らせ】

  • 「みんなの食育アカデミー」 開催のお知らせ
  • 「健康支援事業(睡眠)研修会」が開催されます 
  • 病院・診療所・社会福祉施設を対象に「腰痛予防対策講習会」が開催されます(再掲)
  • 職場の受動喫煙防止対策説明会」が開催されます(再掲)

【コラム:水戸南町3丁目だより】

新着情報

  • 第1回ストレスチェックと面接指導の実施方法等に関する検討会資料が公表されました
    労使関係者並びに産業保健及び精神保健分野の専門家からなる検討会が開催され、ストレスチェックの実施方法やストレスチェック結果の労働者への通知方法、面接指導の実施方法、医師からの意見聴取の方法と留意事項などについて検討された資料が公表されています。
    詳しくはこちらをご覧下さい
  • ストレスチェック項目等に関する専門検討会の中間とりまとめが公表されました
    ストレスチェックの実施方法と項目、結果の評価について、ストレスチェックと一般健康診断の自覚症状の有無と検査との関係について、掲載されています。平成27年12月1日施行。
    詳しくはこちらをご覧下さい。(厚生労働省のHPにリンクします)
  • 平成25年労働安全衛生調査(実態調査)が公表されました
    メンタルヘルス対策が大幅に向上しています。

    • 事業所調査では、メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所は60.7%で、平成24 年調査に比べ13.5 ポイント上昇しています。
    • 労働者調査では、現在の仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスとなっていると感じる事柄がある労働者は52.3%で、平成24年調査に比べ8.6 ポイント低下しています。
    • また、仕事や職業生活に関する不安、悩み、ストレスについて相談できる人の有無等現在の自分の仕事や職業生活での不安、悩み、ストレス(以下、「不安、悩み、ストレス」をまとめて「ストレス」という。)について、「相談できる人がいる」とする労働者の割合は90.8%で、[24年調査に比べ0.8ポイント上昇しています。

詳しくはこちらをご覧下さい。(厚生労働省のHPにリンクします)

  • 改正労働安全衛生法Q&A集が公表されました(再掲)
    ストレスチェック制度のほか、法改正全般についてQ&A形式で掲載されています。
    詳しくはこちらをご覧下さい。(厚生労働省のHPにリンクします)
  • 特定化学物質障害予防規則等が改正され平成26年11月1日から施行・適用されます(再掲)
    ジメチル-2,2-ジクロロビニルホスフェイト(DDVP)およびクロロホルムほか9物質(※)に係る労働者の健康障害防止対策を強化すること等を目的として、「労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令」(平成26年政令第288号)が平成26年8月20日に、「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令」(平成26年厚生労働省令第101号)が平成26年8月25日に公布されました。
    これら改正政省令は、平成26年11月1日から施行・適用されます。一部の規定については、施行後も一定期間猶予されます。

    • クロロホルムほか9物質 =
      ・クロロホルム
      ・四塩化炭素
      ・1,4-ジオキサン
      ・1,2-ジクロロエタン
      ・ジクロロメタン
      ・スチレン
      ・1,1,2,2-テトラクロロエタン
      ・テトラクロロエチレン
      ・トリクロロエチレン
      ・メチルイソブチルケトン

詳しくはこちらをご覧下さい。(厚生労働省のHPにリンクします)

  • 女性労働基準規則で就業規制の化学物質3物質について就業が規制されます。(再掲)
    女性労働基準規則で、女性の就業を制限する対象となっている26の化学物質のうち、スチレン、テトラクロロエチレン(別名パークロルエチレン)、トリクロロエチレンが、現行の「有機溶剤中毒予防規則の措置対象物質」から「特定化学物質障害予防規則の措置対象物質」に移行します。
    これにより、この3物質を発散する屋内作業場で、特定化学物質障害予防規則の規定による作業環境測定の結果の評価により第三管理区分に区分された場合、その屋内作業場での業務について、女性の就業が禁止されます。
    詳しくはこちらをご覧下さい。 (厚生労働省のHPにリンクします)

これから受講できるセミナー「2014年」

<セミナー会場案内>

開催日時 テ ー マ / 講 師 開催会場 定員
11月6日(木)
18:00-20:00
放射線安全管理の実際 ~放射線測定機器の取扱い~
甲斐 洋 先生
甲斐安全コンサルタント事務所長、元原子燃料工業(株)顧問
水戸 30名
11月7日(金)
18:30-20:30
セクハラ・パワハラは何故起きるのか ~予防と対策~
皆川 雅彦 先生
特定社会保険労務士、(財)21世紀職業財団セクシュアルハラスメント・パワーハラスメント防止コンサルタント
日立 30名
11月11日(火)
18:00-20:00
事業場における発達障害者への対応について
野口 昇子 先生
茨城県発達障害者支援センター就労支援担当
水戸 30名
11月14日(金)
18:00-20:00
EMDRによるストレス症状の治療の可能性
渡辺 めぐみ 先生
心身療養研究所カウンセリングルーム・シリウス代表、臨床心理士、EMDR実施資格取得
水戸 30名
11月18日(火)18:30-20:30 作業環境測定の基礎 -サンプリングと評価について-
番 博道 先生
産業保健相談員、元住友金属テクノロジー(株)環境技術部長
鹿嶋 30名
11月19日(水)
18:00-20:00
放射線と健康診断
大原 潔 先生
産業保健相談員、総合病院土浦協同病院副院長兼放射線科部長兼地域がんセンター長
水戸 30名
11月20日(木)
18:30-20:30
復職事例の検討 ~メンタル不全の休職から~
中谷 敦 先生
産業保健相談員、(株)日立製作所水戸健康管理センタ長、産業医
土浦 30名
11月26日(水)
18:30-20:30
防じんマスクの選択と使用について
谷口 昭三 先生
労働衛生コンサルタント、(有)オーエスケーインターナショナル代表取締役社長
日立 30名
11月29日(土)12:30-14:30 石綿関連疾患診断技術研修
~アスベスト関連疾患の診断と臨床、労災補償制度について~
由佐 俊和 先生
千葉労災病院副院長兼アスベスト疾患センター長
水戸 30名
11月29日(土)
14:45-16:45
石綿関連疾患診断技術研修
~アスベスト関連疾患の胸部画像の読影実習~
由佐 俊和 先生/千葉労災病院副院長
外山 真一 先生/千葉労災病院呼吸器内科副部長
水戸 30名
12月1日(月)
14:40-16:00
メンタルヘルス・ケースカンファレンス
山村 邦男 先生
産業保健相談員、山村医院院長
水戸 10名
12月4日(木)
18:30-20:30
職業性腰痛の予防と対策
番 博道 先生
産業保健相談員、元住友金属テクノロジー(株)環境技術部長
鹿嶋 30名
12月6日(土)
14:00-16:00
シリーズ:産業看護職のための保健指導のポイント
 職場におけるメンタルヘルス対策
河島 美枝子 先生
産業保健相談員、元大分県立看護科学大学精神看護学教授
日立 30名
12月17日(水)
18:00-20:00
労働安全衛生マネジメントシステム
伊藤 進一先生
産業保健相談員、土浦地域産業保健センターコーディネーター、
労働安全コンサルタント
水戸 30名
12月18日(木)
18:00-20:00
※産業看護職を対象
産業保健職に必要な救急の知識  ~心臓マッサージできますか?~
中谷 敦 先生
産業保健相談員、(株)日立製作所水戸健康管理センタ長、産業医
水戸 10名

セミナー内容の概要、日本医師会認定産業医制度の単位認定研修、日本産業衛生学会産業看護職継続教育実力アップコース認定、講師等セミナーについての詳細はこちらをご覧下さい。

<産業保健セミナーを受講される皆様へ>

最近、産業保健セミナーの開始時間に遅刻する受講者が見受けられ、他の受講者の妨げとなっています。つきましては、 以下の事項を守っていただくようお願いします。

  1. 受講者は、産業保健セミナーが開始される5分前には、席に付いていただくようお願いします。
  2. 日本医師会認定産業医制度産業医学研修会の単位並びに日本産業衛生学会産業看護職継続教育単位が認められた 産業保健セミナーについては、開始時間に遅れた場合、会場に入れないことがありますので、特に注意してください。

<産業保健セミナーの受講を申し込まれた皆様へ>

産業保健セミナーの受講を申し込まれても受講されない方が見受けられ、 他の方に迷惑を及ぼしています。つきましては、以下のようにさせていただきますので、 ご了承ください。

  1. 欠席される場合は、必ず当センターに電話・メール等でご連絡ください。
  2. 欠席が目立つ方は、ご連絡をさせていただき受講をお断りする場合があります。

<認定産業医の皆様へ>

現在お持ちの生涯研修手帳(3~5年前更新時に発行された手帳)の番号と 産業保健セミナーでお渡ししている日医シールの番号が若干違っています。
これは平成22年度版から日医産業医制度実施要綱が改正になっているためです。 番号が違っている場合は、似た項目のところに貼っていただければ手帳の更新時に 茨城県医師会で確認するそうです。
※先着順になりますので、お早めにお申込みください。
※有料駐車場については参加者のご負担となりますので、ご了承ください。できるだけ公共交通機関をご利用ください。

総合支援センターからのお知らせ

  • 「みんなの食育アカデミー」開催のお知らせ
    世界有数の長寿国である日本、その基本である食生活の乱れが深刻となっています。特に労働者においては、食事の欧米化による栄養バランスの乱れや、食事回数・時間の不規則化などの問題が挙げられていることから、生活習慣病予防の一環として 、保護者会、婦人会、各種サークルなどの地域のお仲間で興味がある団体・グループの皆さまに向けて、食と健康をテーマに管理栄養士・栄養士による食育教室「みんなの食育アカデミー」の講師を派遣いたします。
    講師は茨城県栄養士会所属の管理栄養士または栄養士が担当します。
    【講師料・交通費等は無料です。】
    詳しくは、こちらをご覧下さい。 
    【お問い合わせ先】
    茨城県栄養ケア・ステーション 電話:029-228-1089  担当:江原 
  • 「健康支援事業(睡眠)研修会」が開催されます
    「健康づくりのための睡眠指針2014」が厚生労働省より示されました。健康の土台を作る睡眠について、科学的知見に基づく指針の理解を深め、睡眠を保健事業として広めるための事例を学ぶことで、健康づくりの専門職としての資質向上のための研修が茨城県立健康プラザにおいて平成26 年12月4日に開催されます。
    詳しくは、こちらをご覧下さい。
  • 病院・診療所・社会福祉施設を対象に「腰痛予防対策講習会」が開催されます(再掲)
    急激な高齢化に伴って看護・介護作業従事者が増大している保健衛生業(病院・診療所・社会福祉施設)における労働災害が増加しています。なかでも腰部に負担のかかる介助作業による腰痛の増加が危惧されることから、「腰痛予防対策講習会」を実施します。
    ※ 社会福祉施設向け 平成27年1月21日(水)午前10時より
    ※ 病院・診療所向け 平成27年1月21日(水)午後1時より
    詳しくは、こちらをご覧下さい。(茨城労働局のHPにリンクします。)
  • 「職場の受動喫煙防止対策説明会」が開催されます(再掲)
    平成27年6月1日には、労働者の受動喫煙を防止するため、事業者及び事業場の実情に応じた措置(全面禁煙、喫煙室の設置による空間分煙、たばこ煙を十分低減できる換気扇の設置など)が事業者の努力義務となることから、事業場の経営者や人事・労務・安全衛生担当者に対する説明会が茨城県立県民文化センターにおいて平成26 年11 月21 日に開催されます。
    詳しくは、こちらをご覧下さい。
  • 産業保健の「相談」お待ちしています!!
    当センターでは産業保健に関するあらゆるご相談に応じています。電話、FAX、メールでも結構です。(※「メール」が便利です。)
    費用は「無料」ですので、お気軽にご相談ください。
    また、「個人情報」は守られています。ご心配いりません。最近はメンタルヘルスに関する相談が大変増えてきました。
    ※相談フォームは、こちらをご利用ください
  • 情報誌「産業保健21」のご案内
    独立行政法人労働者健康福祉機構が編集・発行している「産業保健21」は、産業医、産業看護職及び衛生管理者の情報ニーズに応えた情報誌です。是非読んでください。
    詳しくは、こちらをご利用ください

コラム 水戸南町3丁目だより

▼すっかり秋です。秋といえば紅葉。紅葉といえば、お散歩。これって、僕だけの発想でしょうか? そうですよね。4月から“当てもなく”の、フレーズで須坂の臥竜公園の桜や戸隠神社の奥社に行ってみたり、山寺立石寺や蔵王刈田岳、その他いろいろ、“鶴瓶の家族に乾杯”のような、無計画な私にとっては、絶好の季節かもしれませんね。
(一寸、遊んでばかりで言い訳っぽいですけど。)

▼こんな、マイペースなコラムを見ている方から、“コラムを書くためのネタ探しも大変ですね。”と、言われました。
(本当は、違うんですけど。)
本人は、ただ、当てもなく、行った先々で、土地の人達の話を聞きながら、行先を決めているだけなんですけど。でも、楽しいですよ。ガイドブックにない話が聞けるし、美味しいお店を紹介してくれるし。

▼さて、お散歩から脱線しましたが、この時期の“山散歩”って、澄み渡る空に広がる色鮮やかな景色が最高です。先日は、最近特にクローズアップされている“天空の城、竹田城”に行ってきました。土曜日とあってか、早朝5時半頃ら約1千人の人たちが、日の出の景色を見るために登ってきたそうです。
(ちなみに、私は午後の4時頃でした。日が沈む景色も良かったですよ。負け惜しみですけど。)

▼この時期、秋は空気が澄んできて、遠くの景色まできれいに見渡せます。
たまには物音や人の声など、生活の音がやかましい雑踏から離れて、味わいのある秋の景色で、心に潤いを持たせてみてはいかがですか。

▼参考:ウォーキングはいつごろから?
古くより、日本人の旅の装束として“わらじ”がありますが、この形が出来上がったのは平安時代末期と言われています。そして、江戸時代になると草履や下駄が普及したと言われています。江戸時代での長旅といえば、奥の細道で有名な松尾芭蕉ですが、これって現代版ウォーキング?

▼メールマガジンをご購読している皆様方へ
皆様から情報をお寄せください。寄せられた情報を掲載したいと思います。
また、記載した内容についてのご意見をお待ちしております。
今後も皆様方のお役に立つ、メールマガジンを作成していきたいと思いますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。


次回の第110号は、平成26年12月上旬配信予定です。
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