いばらき産保ニュース 第161号

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★☆☆☆                                 2019/3/1
★★☆☆      ♪♪ いばらき産保ニュース ♪♪
★★★☆           第161号
                          https://ibarakis.johas.go.jp
                  発  行:独立行政法人 労働者健康安全機構
                  茨城産業保健総合支援センター 所長 小松 満
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 本日から3月が始まりましたね。
 季節の変わり目、日々の気温差もありますので、
 皆様もどうかご自愛くださいませ。それでは、今月号をご覧ください!

── 目次 ─────────────────────────
                           ☆☆☆☆
 1.新着情報
 2.お知らせ
 3.労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
 4.これから受講できるセミナー案内(無料)3月~5月開催分
 5.水戸南町3丁目に至る道のり(当センター事務員より)
 6.コラム 水戸南町3丁目だより

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      ◎◎◎◎◎ 新着情報 ◎◎◎◎◎
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▼こんなことをしていきます。産業保健専門職!
 こんにちは、関水です。1年の中でも一番寒い時期を通り過ぎ、
 梅の花にホッと心癒される3月ですね。着任して2か月、多くの方々に
 ご挨拶にお伺いしました。どちら様も心よく対応してくださり感謝しております。
 今回は産業保健専門職が働く皆様のためにどのような活動ができるかをお伝えします。

 1 地域の小規模事業場とそこで働いている方々を支援します。

  →健康相談、健康講話、健康診断後の保健指導、などを地域産業保健センターの
   登録保健師さんと協力しながら行います。お気軽にご用命ください。

 2 「治療と仕事の両立支援」を多くの人に知っていただくための広報活動をします。

  →働きながらの治療の継続は患者さんの申し出により始まります。しかしながら、
   事業場やそこで働く方は、まだまだそのようなサービスがあることを知らない
   ことが多いです。
   働き方改革の一つにも位置付けられているので、まずは、働く方すべてに両立支援を
   知っていただけるように広報活動から始めたいと思っております。
   朝礼時や、昼休み、職場の打ち合わせ会議などの小人数が集まる機会に、少しお時間を
   いただいてお話しできたら嬉しいです。

 3 治療と仕事が両立できるようにともに考え支援します。

  →両立支援をご希望の方に対して、医療機関や産業医の先生、社会保険労務士などの
   両立支援促進員さんと連携しながら、自分のペースで働ける方法を考えます。
   そして、治療が続けられるよう職場環境に配慮がされ、「お互い様」の風土が
   根付くように働きかけます

 4 健康について気になることのご相談は、電話でいつでもお受けいたします。

 どうぞ産業保健専門職を活用してください。ご連絡お待ちしております。

 ▼トップページのデザインを変更しました(茨城産業保健総合支援センターホームページ)
 ・メインイメージがより見やすくなるよう、4つのスクロール画像での表示に変更しました。
 ・上部のメニューを画像アイコンに変更し、新たに「お問い合わせ」欄を追加しました
 ・コンテンツエリア上部に、「研修・セミナー」「ご相談」「個別訪問支援」へリンクを追加しました。
 ・上部にあった「調査研究」メニューをを右サイドメニューへ移動しました

 ご不明点やご意見、ご感想等ございましたら、当センターまでお問い合わせ下さい。

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     □■□■□■ お知らせ □■□■□■
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 ▼茨城産業保健総合支援センターでは産業保健に関する相談を常時受け付けています
 茨城産業保健総合支援センターでは、皆様の抱える産業保健に関する
 様々な問題・疑問について、お電話やEメール等の様々な方法で
 ご相談に応じ、解決法を助言します。
 また来所による面談・ご相談も行っておりますので、ぜひお気軽にご連絡下さいませ!
 
 (当センターホームページ)

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 ▼働き方改革関連法に関するハンドブックのご案内
 当センターにて、「働き方改革関連法に関するハンドブック」を配付しております。
 2019年4月に施行される働き方改革関連法について、わかりやすく解説されております
 のでぜひご利用下さい。配布をご希望の方は、お気軽に当センターへご連絡ください。

 (当センターホームページ)

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▼フレックスタイム制のわかりやすい解説&導入の手引きのご紹介
 厚生労働省は働き方改革の一環として、フレックスタイム制の精算期間の上限を
 「1ヵ月」から「3ヵ月」に延長するなどの法改正が行われたことを受けて
 「フレックスタイム制のわかりやすい解説&導入の手引き」をホームページ上に公表しました。

 フレックスタイム制は、労働者が日々の始業・終業時刻、労働時間を自ら決めることによって、
 生活と業務との調和を図りながら効率的に働くことができる制度ですが、今回の法改正により、
 より柔軟な働き方の選択が可能となりました。

 PDF(厚生労働省ホームページ)

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 ▼「安全帯の規格」を改正した新規格「墜落制止用器具の規格」を告示しました(厚生労働省)
  (当センターホームページ)

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 ▼3/12開催 いばらき健康経営推進事業所認定式及び研修会のお知らせ(茨城県)
 当センターのホームページからも申込みできます。
 (当センターホームページ)

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 ▼労災補償業務の運営に当たって留意すべき事項について(厚生労働省)
 PDF(厚生労働省ホームページ)

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 ▼「ケースメソッドを用いたメンタルヘルス事例検討」開催のご案内
               (主催:健保連保健師・看護師連絡協議会)

 今回吉川 悦子先生をお招きして、ケースメソッドを用いた事例検討について
 ご講演いただきます。学習者間の主体的な議論を討議することにより、分析力や
 洞察力、情報統合力、論理的思考力、説得力など自ら考える力を養い実践力を
 身につける良い機会になると思います。皆様お誘いあわせのうえ、是非ご参加ください。

 テーマ 『 ケースメソッドを用いたメンタルヘルス事例検討 』  
     日本赤十字看護大学 産業保健・産業看護学、公衆衛生学
     准教授 : 吉川 悦子先生

 1.日 時  平成31年4月19日(金)14:00~16:00(受付13:45~)
      
 2.場 所  みまつホテル 3階 偕楽AB 
        水戸市宮町2-4-26 (水戸駅北口より徒歩4分)
        TEL 029-224-3005
           
 ※無料駐車場がありますが、すべて満車の場合は、提携駐車場(有料500円)のご利用となります。
 
 3.対 象  産業の場で勤務する保健師及び看護師、総務・勤労担当者

 4.定 員   50名

 5.参加費  保健師・看護師連絡協議会会員無料、  会員外 2,000円

 6.申し込み期限  平成31年4月11日(木)会員・非会員

 7.申し込み方法  所属・職種・氏名・連絡先電話番号を明記の上、下記のE-mailの宛先に
          お申し込みください。E-mailのない方はFAXにてお申込み下さい。

          注)1.業務効率のため、E-mailでのお申込みにご協力お願い致します。
            2.保健師・看護師連絡協議会会員は別途通知によりお申込み願います。

 【申込先】   日立製作所 土浦診療健診センタ  櫻井 知子
         メールでのお申込みはコチラから
         FAX:029-831-6752 (TEL: 029-831-5832)

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▼職場環境改善計画助成金(建設業コース)新設のお知らせ
 本年1月より「職場環境改善計画助成金」に建設現場コースが加わりました。
 現場規模常時50名以上の建設業の元方事業者の方が、ストレスチェック実施後の
 集団分析結果を踏まえて、各都道府県産業保健総合支援センターのメンタルヘルス
 対策促進員の助言・支援に基づき、職場環境改善計画を作成し、計画に基づき職場
 環境の改善を実施した場合に負担した機器・設備購入(リースやレンタルを含む。)
 費用の助成として1現場あたり最大5万円を受けることができる制度です。
 職場環境の改善のために、是非ご活用ください。
 
 (当センターホームページ)

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 ▼治療と仕事の両立に関するアンケートを取りまとめました(平成30年11月実施)(再掲)
 (当センターホームページ)

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 ▼冬季における転倒災害防止の推進について(茨城労働局)
 (当センターホームページ)

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 ▼働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律による改正後の
  労働基準法関係及び労働安全衛生法及びじん肺法関係の解釈等について(厚生労働省)
 7月に施行された働き方改革関連法の労働基準法、労働安全衛生法及び
 じん肺法関係の解釈が示されております。

 PDF労働基準法関係はコチラ
 PDF労働安全衛生法及びじん肺法関係はコチラ (厚生労働省ホームページ)

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 ▼「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」
 (働き方改革関連法)情報まとめ(再掲)

 ◆法条文、政令、省令、告示、公示、リーフレット等 (厚生労働省ホームページ)
 ◆施行通達 (当センターホームページ)

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 ▼「時間外労働の上限規制わかりやすい解説」及び
  「年5日の年次有給休暇の確実な取得わかりやすい解説」パンフレットのご紹介(厚生労働省)
 働き方改革関連法による時間外労働の上限規制と年5日の
 年次有給休暇取得義務化に関するわたりやすいパンフレットが厚生労働省で作成されました。
 
 PDF「時間外労働の上限規制わかりやすい解説」パンフレットはコチラ
 PDF「年5日の年次有給休暇の確実な取得わかりやすい解説」パンフレットはコチラ
 (厚生労働省ホームページ)

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 ▼「医師の働き方改革に関する検討会」が医師の労働時間短縮に
   向けた取組を緊急アピールしました(厚生労働省)(再掲)
 (厚生労働省ホームページ)   

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 ▼「これらからはじめる職場環境改善~スタートのための手引~」及び
 同テキストを使用したセミナー開催のお知らせ<開催会場が1か所追加されました!>
 本テキストは、これから事業場において職場環境改善を始めるストレスチェックの
 実施者、実施事務従事者、産業保健スタッフ等の方々を対象に、ストレスチェックの
 実施から集団分析、職場環境改善をスタートするまでの具体的な手順に従って、
 その実施方法を解り易く解説し、各ステップごとの課題と解決にあたって工夫すべき
 ポイントを例示し、職場環境改善を成功のための秘訣を紹介しています。

 独立行政法人労働者健康安全機構では、ホームページ上において、本テキストの
 PDFデータの他、講義用のパワーポイントと講師用ガイドを公開しております。
 また、平成31年3月13日(水)にワークヒル土浦研修室2で13:30から同テキストを
 使用したセミナーを開催いたします。(セミナー案内をご参照ください。)
 講義の後半はグループワーク形式による実践的なセミナーを予定しております。
 皆さん奮ってご参加ください。
 
 (独立行政法人労働者健康安全機構HP) 

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 ▼働き方改革関連法(改正労働安全衛生法)に関する産業医向けセミナーの開催について
 茨城産業保健総合支援センターでは働き方改革関連法で改正された労働安全衛生法
 等に関する産業医向けセミナーを企画しました。

  平成31年2月5日(火) 18:00~20:00 水戸FFセンタービル11階会議室
  平成31年2月26日(火) 18:30~20:30 ワークヒル土浦 会議室
  平成31年3月14日(木) 18:00~20:00 日立シビックセンター501会議室

 詳しくはセミナー案内をご覧下さい。

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 ▼建設工事の職場環境改善実施担当者研修のご案内(茨城県内の建設業の皆様へ)
 (建設業労働災害防止協会茨城県支部)(再掲)

  開催日時 平成30年3月13日(水)午前8時30分受付 8時50分開講
  対  象 建設現場において無記名ストレスチェックを活用した職場環境改善を実施及び指導・助言をしようとする者(建設事業者を安全担当者、産業保健スタッフ、経営者、人事労務担当者、建設事業者以外の産業保険関係者等)
  定  員 30名
  会  場 建荷協研修センター(茨城県 東茨城郡 茨城町 長岡 3652-559)

 (建設業労働災害防止協会茨城県支部ホームページ)

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 ▼産業カウンセラー養成講座・無料傾聴体験講座のお知らせ(日本産業カウンセラー協会)
 産業カウンセラーとは、心理的手法を用いて働く人たちが抱える問題を自ら
 解決できるように支援する、働く人のサポーターです。
 職場や家族の人間関係は傾聴から!
 カウンセリングの基本となる「話の聴き方」を体験してみませんか?
 「話し手」と「聴き手」を体験しながら楽しく学ぶ、無料の傾聴体験講座です。
 養成講座を検討中の方だけでなく傾聴に興味のある方であれば、どなたでもご参加いただけます。
 「話を聴くってどんなこと?」を体験してみましょう!
 また、産業カウンセラー養成講座の説明会も併せて行います。

 (一般社団法人 日本産業カウンセラー協会 東関東支部ホームページ)

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 ▼ストレスチェック集団分析等調査研究事業実施結果報告書
 (平成29年度厚生労働省委託事業)(再掲)
 (こころの耳ホームページ)

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 ▼安全衛生教育促進運動(平成30年12月4日~平成31年4月30日)主唱 
 中央労働災害防止協会 後援 厚生労働省、協賛 労働災害防止団体等(再掲)
 安全衛生教育促進運動は、労働災害防止のために不可欠な安全衛生教育、
 とりわけ労働安全衛生法に基づく教育等を促進するため、平成25年度から、
 中央労働災害防止協会(中災防)が提唱し展開している運動です。
 
 (中央労働災害防止協会ホームページ) 

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 ▼「騒音性難聴に関わるすべての人のためのQ&A 第2版」を作成しました(再掲)
 平成29年度調査研究「騒音性難聴防止のための「よくある質問」回答集の作成」が
 まとまり、「騒音性難聴に関わるすべての人のためのQ&A 第2版」を作成しました。
 騒音性難聴は未だ治療が困難な疾患ですが、予防することは可能です。
 (当センターホームページ)
(当センターホームページ Q&A PDFデータ)

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 ▼トラックドライバーの長時間労働改善等のノウハウをまとめました~
 「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に
 向けたガイドライン」を公表~(再掲)
 

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 ▼「個人サンプラーを活用した作業環境管理のための専門家検討会」報告書を公表します
 ~作業環境測定の新しい測定方法の追加が提言されました~(厚生労働省)(再掲)

 PDF(資料1)個人サンプラーを活用した作業環境管理のための専門家検討会報告書概要(PDF)
   ◆掲載元ホームページはコチラ
 PDF(資料2)個人サンプラーを活用した作業環境管理のための専門家検討会報告書(PDF)
 (厚生労働省ホームページ)

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 ▼ストレスチェック制度の取組事例の紹介(こころの耳)(再掲)
 (こころの耳ホームページ)

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 ▼墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドラインの策定について(再掲)
 (厚生労働省ホームページ)

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▼建設現場のメンタルヘルスと職場環境改善に関するお知らせ(再掲)
 建災防方式無記名ストレスチェックを活用した職場環境改善を進めましょう
 (当センターホームページ)

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 ▼茨城働き方改革推進支援センターについて
 (一般社団法人茨城労働基準協会連合会)(再掲)
 (茨城労働基準協会連合会ホームページ)

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 □■□■□ 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 □■□■□
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 ◆労災疾病等医学研究普及サイトはコチラ

 今回は「じん肺」(平成30年度開始)について紹介します。

 ■「じん肺」とは
 じん肺とは石炭などの炭素原料や、アルミニウムなどの金属の粉じんを吸うことで、
 肺が硬くなり、呼吸が困難になる疾病です。代表的な症状は咳、痰、喘鳴、息切れです。
 また、じん肺にかかると肺結核や肺がんなどの合併症への罹患リスクが増大します。

 ■じん肺の状況について
 じん肺は現在、じん肺健康診断などの制度が整備されたため、患者数自体は減少傾向にあります。
 しかし、現在も55万人の労働者が粉じん作業に従事しているため、じん肺について研究を行い、
 疾病について解明していくことは、労災を防止するためにも、労災を迅速に認定するためにも
 とても重要なことです。

 ■労働者健康安全機構での研究
 当機構では過去、じん肺の合併症や診断方法について研究を行ってきました。
 今年度からは新たに3つの研究項目を設定し、じん肺の労災認定の迅速・適正化に
 寄与することを目的とします。

 【1】続発性気管支炎における濃性痰中エラスターゼ測定
 【2】じん肺のおける間質性肺炎の合併頻度に関する研究
 【3】MRIによるじん肺大陰影と肺がんの鑑別
 ↓詳しい研究内容は、「労災疾病等研究普及サイト」をご覧ください。
 

 また、当機構では医師対象のじん肺診断技術研修を毎年開催しています。
 

 続いて、
 「騒音、電磁波等による感覚器障害」分野(第1期~第2期研究)についてです。
 第1期~第2期の「騒音、電磁波等による感覚器障害」分野(感覚器障害分野)研究では、
 勤労者の高齢化に伴い糖尿病を持つ労働者が増加している中、糖尿病網膜症が重症化する
 前の効果的な治療法について研究を行いました。

 第1期研究においては、仕事を続行しながらでは容易に病院を受診できない現状や、
 仮に視力が回復しても職場復帰が困難となる可能性が明らかとなり、いかに「失職しな
 いように治療するか」が網膜症治療の重要な課題であることが明らかとなりました。
 いわゆる「就業と治療の“ジレンマ”」です。
 

 第2期研究では、過去に登録された糖尿病網膜症症例における治療別(経過観察、
 光凝固、硝子体手術)の視力予後について調査を行いました。
 

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□■ これから受講できるセミナー案内(無料)2月~4月開催セミナー □■
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 <H31年3月分>
 日 時:3月6日(水)14:00~16:00
 テーマ:産業保健の場で肝機能障害をどう取り扱うか
 講師名:池上 正 (産業保健相談員、東京医科大学茨城医療センター 消化器内科 教授)
 場 所:水戸FFセンタービル 11階会議室(水戸市南町3-4-10)
 日 医:(生涯・専門)2単位
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者等
 詳しくは、↓こちらをご覧ください。
 

 日 時:3月13日(水)13:30~15:30
 テーマ:これからはじめる職場環境改善
     ~活動をスムーズにスタートさせるために~
 講師名:田村清俊(メンタルヘルス対策促進員、産業カウンセラー)
     齊藤治男(メンタルヘルス対策促進員、社会保険労務士)
 場 所:ワークヒル土浦 研修室2(土浦市木田余東台4丁目1-1)
 日 医:(生涯・実施)2単位
 対象者:人事労務担当者、衛生管理者、事業主等
 

 日 時:3月14日(木)18:00~20:00
 テーマ:改正労働安全衛生法と産業医の係り方
 講師名:中谷 敦(産業保健相談員、(株)日立製作所水戸健康管理センタ長)
 場 所:日立シビックセンター 501会議室 (日立市幸町1丁目21?1)
 日 医:(生涯・更新)2単位
 対象者:産業医、産業看護職、人事労務担当者、衛生管理者、事業主等
 

 日 時:3月19日(火)18:30~20:30
 テーマ:産業保健活動における個人情報管理の考え方
 講師名:松井 玄考 (産業保健相談員、労働衛生コンサルタント、
           社会保険労務士、元和歌山労働局長)
 場 所:ワークヒル土浦 会議室(土浦市木田余東台4丁目1-1)
 日 医:(生涯・更新1実地1)
 対象者:産業医
 

 日 時:3月20日(水)18:30~20:30
 テーマ:じん肺健康診断について ~診断書の書き方を中心に~
 講師名:猪又 崇志 (北海道中央労災病院第4内科部長)
     木村 清延 (北海道中央労災病院名誉院長)
     岸本 卓巳 (アスベスト疾患研究・研修センター所長)
 場 所:中央ビル 8F展示場(水戸市泉町2丁目3番2号)
 日 医:(生涯・専門)2単位
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
 

 <H31年4月分>
 日 時:4月17日(水)18:00~20:00
 テーマ:(仮) 騒音性難聴について~その病態、鑑別方法、労災認定に焦点をあてて~
 講師名:和田 哲郎(産業保健相談員、筑波大学医学医療系耳鼻咽喉科准教授、騒音性難聴担当医)
 場 所:水戸FFセンタービル 11階会議室(水戸市南町3-4-10)
 日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、健康管理担当者、事業主等
 

 日 時:4月24日(水)14:00~16:00
 テーマ:これからはじめる職場環境改善
    ~活動をスムーズにスタートさせるために~
 講師名:田村清俊(メンタルヘルス対策促進員、産業カウンセラー)
     鈴木弘美(同上)
 場 所:水戸FFセンタービル 11階会議室(水戸市南町3-4-10)
 日 医:(生涯・実施)2単位・申請中
 対象者:人事労務担当者、衛生管理者、事業主等
 

 日 時:4月24日(水)14:40~16:00
 テーマ:メンタルヘルス・ケースカンファレンス
 講師名:山村邦男(産業保健相談員、山村医院院長)
 場 所:水戸FFセンタービル 8階相談室(水戸市南町3-4-10)
 対象者:産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者等
 

 日 時:4月26日(金)18:30~20:30
 テーマ:職業性がんの多発事例から見えてくる化学物質管理の原因と対策
     ~事業場の職場巡視等における注意点~
 講師名:片倉 薫(労働衛生コンサルタント、薬剤師、元製薬会社勤務、衛生管理者)
 場 所:ワークヒル土浦 (土浦市木田余東台4丁目1-1)
 日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、健康管理担当者、事業主等
 
 

 <H31年5月分>
 日 時:5月8日(水)13:30~15:30
 テーマ:ストレスチェック後の職場環境改善活動につなげる健康経営の考え方
     ~事業場の取り組み事例と共に~
 講師名: 石見 忠士(厚生労働省委託事業「こころの耳」運営事務局 事務局長)
 場 所:県南生涯学習センター 中講座室2 (土浦市大和町9-1 ウララビル5階)
 日 医:(生涯・更新)2単位・申請中
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
 
 
 日 時:5月15日(水)14:00~16:00
 テーマ:睡眠時無呼吸症候群と就業にあたっての留意点
 講師名:土井 永史 (茨城県立こころの医療センター 睡眠医療センター長)
 場 所:水戸FFセンタービル 11階会議室(水戸市南町3-4-10)
 日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
 
 
 日 時:5月22日(水)18:30~20:30
 テーマ:職場における熱中症の予防
 講師名:番 博道 (産業保健相談員、元住友金属テクノロジー(株)環境技術部長)
 場 所:ワークヒル土浦会議室(土浦市木田余東台4丁目1-1)
 日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
 
 
 日 時:5月30日(木)18:00~20:00
 テーマ:ダイバーシティと口腔保健
 講師名:戒田 敏之 (産業保健相談員、かいだ歯科医院院長
     (社)茨城県歯科医師会産業保健統括マネージャー、労働衛生コンサルタント)
 場 所:水戸FFセンタービル 11階会議室(水戸市南町3-4-10)
 日 医:(生涯・専門1・実地1)2単位・申請中
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
 
 

 ※4月~5月のセミナーは暫定分のみ掲載させて頂きます。
 今後追加があります場合、当センターHPにてお知らせ致します。

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 <セミナー会場案内>
 ・水戸FFセンタービル会議室11階(旧、住友生命水戸ビル)
 (水戸市南町3-4-10水戸FFセンタービル11階)

 ・ワークヒル土浦(土浦市木田余東台4-1-1)

 ・その他、会場は其々の詳細ページにてリンクできます。

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 □■ 水戸南町3丁目に至る道のり(当センター事務員より) □■
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 ▼早いものでもう3月、平成30年度も終わろうとしています。真冬の
 キンと張り詰めた冷たい空気が和らぎ、寒さの中にも暖かな空気が
 混ざりはじめ、少しずつ春の兆しが感じられるようになりました。

 春は出会いと別れの季節、始まりの季節ですが、花粉症患者にとっては
 辛い花粉の季節でもあります。今年は症状が出る前から早めに花粉症の
 薬を飲み始め、万全を期してこの季節を迎えましたが、やはりそう簡単に
 花粉撃退は出来ず、鼻のむずむずと目のかゆみに悩まされています。
 私にとって春は耳鼻咽喉科受診の季節です。

 耳鼻咽喉科といえば、東京労災病院に勤務していた数年前、当時、
 東京労災病院の救急外来は内科系・外科系・脳神経外科系・産婦人科系
 などに分類されていたのですが、新たに耳鼻咽喉科系を立ち上げることに
 なりました。
 救急を担当する耳鼻咽喉科医師や看護師は準備万端で立ち上げの瞬間を
 迎えたことと思います。ところが、たまたま私がその日に蓄膿症になって
 しまい、めでたく救急外来耳鼻咽喉科系の患者第1号となりました。担当の
 看護師の方は患者第1号が職員であることに大変がっかりされていましたけど。
 ともあれ、蓄膿症はしっかり治してもらい、今は蓄膿症に悩まされることもなく、
 元気に花粉症を患っています。そういうわけで、花粉症仲間の方、
 一緒にこの季節を乗り越えましょう。

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 □■□■□■ コラム 水戸南町3丁目だより □■□■□■□■
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 ▼土用の丑の日は春夏秋冬あるって知ってましたか?なぜ夏だけクローズ
 アップされているのか。一説には、うなぎの旬は冬で夏にうなぎが売れなくて
 困った江戸時代のうなぎ屋が平賀源内に相談したところ「本日丑の日」と
 張り紙を見せに出したらどうかと発案したことが由来ではないかと言われています。

 ▼地磁気とは?かなり大雑把に言えば、地球全体が磁石になっているために
 発生している磁場です。原因ははっきりとは解明されていませんが、大半の地磁気は
 地球内部の核やマントルに電流が流れていることが原因だと推測されていて現在は
 北極側がS極で南極側がN極ですが、地球の歴史上何回もSとNが反転(地磁気反転)
 したことがあるそうです。地磁気があることによって太陽からの紫外線を防いでくれて
 いるのですが、約70万年前の地磁気逆転の際には、かなり生物への影響があった
 ことが化石からわかるそうです。

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  次回のメールマガジン(第162号)は、4月上旬に配信予定です。
―――――――――――――――――――――――――――――――― 

 ▼皆様から情報をお寄せください。
 記載した内容についてのご意見もお待ちしております。
 今後も皆様方のお役に立つ、メールマガジンを作成していきたいと思いますので、
 ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 バックナンバーは、こちらでご覧戴けます。
 また、メールアドレスの変更、配信停止は、こちらをご利用ください。

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(独)労働者健康安全機構 茨城産業保健総合支援センター
〒310-0021 水戸市南町3-4-10  水戸FFセンタービル8F
TEL 029-300-1221 FAX 029-227-1335
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