いばらき産保ニュース 第164号

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★☆☆☆                                 2019/6/3
★★☆☆      ♪♪ いばらき産保ニュース ♪♪
★★★☆           第164号
                          https://ibarakis.johas.go.jp
                  発  行:独立行政法人 労働者健康安全機構
                  茨城産業保健総合支援センター 所長 小松 満
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 6月に突入し、早いもので2019年の上半期も
 終わりに差しかかろうとしていますね。
 歳を重ねると、過ぎゆく日々がとても早く感じます…
 それでは、今月号の茨城さんぽニュースをご覧下さいませ♪

── 目次 ─────────────────────────
                           ☆☆☆☆
 1.新着情報
 2.お知らせ
 3.労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
 4.これから受講できるセミナー案内(無料)6月~8月開催セミナー
 5.水戸南町3丁目に至る道のり(当センター事務員より)
 6.コラム 水戸南町3丁目だより

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      ◎◎◎◎◎ 新着情報 ◎◎◎◎◎
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 当センターの治療と仕事の両立支援出張相談窓口を
 ひたちなか総合病院内に月1回開設します。(令和元年6月開始)
 茨城産業保健センターは6月から治療と仕事の両立支援に関する出張相談窓口を
 ひたちなか総合病院内に開設することになりました。
 開設日は毎月第三木曜日13:00~16:00(予約不要)です。これに伴い、ひたちなか
 医師会に設置していた出張相談窓口は廃止されますのでご承知おきください。

 産業医活用セミナーテキスト「中小企業事業主のために産業医ができること」と
  同テキストを使用したセミナーのご案内
 本テキストは産業医の活用方法が分からない事業者や人事担当者を対象に、健康経営の
 視点も踏まえ、産業医を活用した労働者の健康管理に役立てていただく目的で作成しました。

 当センターでは同テキストを使用したセミナーを
 ・令和元年10月17日(木) 13:30-14:30
 ・場所 茨城県産業会館 研修室
 ・講師 松井玄考先生(産業保健相談員、元和歌山労働局長)
 で開催する予定です。募集開始は8月上旬を予定しています。
 PDF(独立行政法人労働者健康安全機構ホームページ)
 

 『順天堂発・がん治療と就労の両立支援ガイド-Cancer and Work-』が公開されました。
               (順天堂大学医学部公衆衛生学講座 准教授 遠藤 源樹 先生)
 順天堂大学が日本初のがん患者大規模復職コホート研究の成果、順天堂オリジナルの
 就労支援ツールの開発、日蘭米がんサバイバーシップ国際共同研究のノウハウから公開
 するサイトです。
  
  <がん患者就労支援ツール>
  1 主治医と産業医の連携ガイド
  2 がん種別治療モデルカレンダー
  3 選択制がん罹患社員用就業規則標準フォーマット
  4 がん治療と就労のエビデンスブック
  5 企業向け・がん罹患社員用就労支援ガイド
  (順天堂大学ホームページ)

 なお、がん治療と就労の両立を支援するためのツールの一つである
 「就業規則」のモデル規定例とその解説を収載した
 「選択制がん罹患社員用就業規則標準フォーマット~がん時代の働き方改革~」が
 労働新聞社より5月30日に発売されます。

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     □■□■□■ お知らせ □■□■□■
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 ▼茨城産業保健総合支援センターでは産業保健に関する相談を常時受け付けています(再掲)
 茨城産業保健総合支援センターでは、皆様の抱える産業保健に関する
 様々な問題・疑問について、お電話やEメール等の様々な方法で
 ご相談に応じ、解決法を助言します。
 また来所による面談・ご相談も行っておりますので、ぜひお気軽にご連絡下さいませ!
 (当センターホームページ)

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 ▼平成30年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」
                 (確定値)を公表します(厚生労働省)
 平成30年における職場での熱中症による死亡者数は28人と、平成29年と比べて
 2倍となりました。死傷者数(死亡者数と休業4日以上の業務上疾病者数を加えた数)
 は、1,178人と前年の2倍を超えました。熱中症による年間の死傷者数は、近年400
 ~500人台でしたが、1,000人を超えたのは、過去10年間で最多となっています。

 厚生労働省では、職場における熱中症対策の一層の推進を図るため、労働災害防止団体などと
 連携し、5月1日から9月30日まで「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施中です。

 ↓詳細はコチラ
 
 PDF平成 30 年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況(確定値)(厚生労働省HP)
 PDF令和元年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱(厚生労働省HP)
 PDFSTOP!熱中症 クールワークキャンペーンリーフレット(厚生労働省HP)

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 ▼令和元年度「熱中症予防対策シンポジウム」開催のお知らせ(中央労働災害防止協会)
 (当センターホームページ)
 PDF実施概要はコチラ(厚生労働省HP)

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 ▼[特別マンガ公開中]サラリーマン金太郎「治療と仕事の両立支援編」(労働者健康安全機構)
 (当センターホームページ)

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 ▼独立行政法人労働者健康安全機構 治療と仕事の両立に関する新たな助成金のご案内
 令和元年度から、独立行政法人労働者健康安全機構の助成金として、
 新たに「治療と仕事の両立支援助成金(環境整備コース)」と
 「治療と仕事の両立支援助成金(制度活用コース)」が加わりました。
 (当センターホームページ)

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 ▼職場環境改善計画助成金の現行制度での運用が6月30日をもって終了します
                              (労働者健康安全機構)
 職場環境改善計画助成金(Aコース、Bコース、建設業コース)の平成30年度と同様の運用は
 令和元年6月30日をもって終了します。
 また、新制度での運用開始は令和元年7月を予定しています。
 (当センターホームページ)

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 ▼茨城県内の労働災害発生状況(平成30年確定値)
         ~死傷災害、死亡災害ともに増加~(茨城労働局)
 
 ・PDF資料1~死傷者数(休業4日以上)
 ・PDF資料2~平成30年 業種別・事故の型別 労働災害発生状況(茨城)
 ・PDF資料3~死亡者数の推移(茨城)
 ・PDF資料4~平成30年 業種別・事故の型別 死亡者数(茨城)(PDF1ページ:50KB)
 ・PDF資料5~平成30年 死亡災害事例(PDF3ページ:136KB)
 ・PDF資料6~「転倒災害」を防止しましょう! STOP!転倒災害プロジェクト茨城(PDF2ページ:185KB)
 (全て茨城労働局ホームページ)

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 ▼平成31年度「全国安全週間」を7月に実施~平成31年度のスローガンを決定。
 事業者が労働者の協力の下に実施するPDCAの確立などを呼びかけ~(再掲)
 (厚生労働省ホームページ)

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 ▼第70回全国労働衛生週間のスローガンの募集について
 (厚生労働省ホームページ)

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 ▼当センター産業保健相談員の河島先生がメンタルヘルスセミナーの講師を勤めます
 (茨城カウンセリングセンター・茨城県経営者協会)
 (当センターホームページ)

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 ▼中災防は健康経営をテーマとした研修を初めて実施します(中央労働災害防止協会)
 PDF(中央労働災害防止協会ホームページ)

 <産業保健スタッフのための健康経営導入セミナー>
 第1回 2019 年 9 月 4 日(水)東京(中災防 関東安全衛生サービスセンター)
 第2回 2019 年 11 月 14 日(木)東京(一般社団法人 日本ボイラ協会会議室)
 第3回 2019 年 12 月 5 日(木)大阪(中災防 大阪労働衛生総合センター)
 第4回 2020 年 3 月 5 日(木)名古屋(中災防 中部安全衛生サービスセンター)
 *申し込み開始は6月頃を予定しています。

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 ▼産業医契約書の手引き(日本医師会)
 PDF(日本医師会ホームページ)

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 ▼平成30年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果を公表(厚生労働省)
 厚生労働省では、このたび、昨年11月に実施した「過重労働解消キャンペーン」における
 重点監督の実施結果について取りまとめました。
 PDF(厚生労働省ホームページ)

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 ▼リスク評価結果等に基づく労働者の健康障害防止対策の徹底について(厚生労働省)
 平成30年度の「化学物質のリスク評価検討会」において、1,2一酸化ブチレン等
 9物質についてリスク評価を行い、今般「平成30年度化学物質のリスク評価検討会報告書
 (以下「報告書」)が取りまとめられました。一方、1-ブロモプロパンについて、
 ばく露実態調査の結果、金属製品の洗浄作業等で高いばく露が明らかとなったところです。
 また、「化学物質による労働者の健康障害防止措置に係る検討会」において、酸化チタンに
 係る措置の検討を中断することとし、粉状物質である酸化チタンは長期間にわたって多量に
 吸入すると肺障害の原因となり得るものであるため、関係業界に対し注意喚起することと
 されたところです。
 (厚生労働省ホームページ)

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 ▼令和元年度 厚生労働省委託事業「ラベル・SDS活用促進事業」~「化学物質管理の
 無料相談窓口」・「化学物質のリスクアセスメント訪問支援」の案内について~

  ◇無料電話相談 PDF
  ◇訪問支援 PDF
  (受託会社 テクノヒル(株) ホームページ)

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 ▼産業保健総合支援センター及び地域窓口の周知動画を公開しました(再掲)
 (当センターホームページ)

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 ▼鹿島で働き方改革関連法(改正労働安全衛生法)に関する
                 産業医向けセミナーを開催します(再掲)

  平成31年7月25日(木)  18:00~20:00 日本製鉄(株)人材育成センター
  講師  産業保健相談員 
  日本製鉄(株) 鹿島製鉄所 安全環境防災部 安全健康室主幹 産業医
                 田中完 先生
  詳しくはセミナー一覧をご覧ください。

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 ▼治療と仕事の両立支援ガイドラインの参考資料が追加されました(平成31年3月 厚生労働省)(再掲)
 同ガイドラインの参考資料として作成された企業・医療機関連携のためのマニュアル
 (事例編)に脳卒中及び肝疾患の事例が加わり、新たに「企業・医療機関連携マニュアル」の
 冊子が作成されました。
 同ガイドラインの冊子と共に当センターで配付しております。
 (厚生労働省ホームページ)

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 ▼近畿大学の三柴教授のセミナーが再び開催されます(9月5日)(再掲)
 産業保健に精通する法学者の三柴教授から再度ご講演をいただきます。

  場所  県南生涯学習センター(土浦駅前)中講座室2
  日時  9月5日(木)午後13:30~15:30
  テーマは「働き方改革と産業保健制度の将来~想定事例を素材として~」
  講義概要  働き方改革の本質と、その一環である産業保健制度改革の要点について解説し、
        最後に、今後の産業保健問題を展望するため、ある労働者が、業務に関わる
        飲酒で肝臓がんに罹患したという想定事例を素材として、雇用主や産業医の
        法的責任について受講者にお考え頂いたうえで、講師より回答例を解説します。

 ふるってのご参加をお待ちしております。

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 ▼両立支援コーディネーター基礎研修について(労働者健康安全機構)(再掲)
 平成31年度上半期(4月~9月)の両立支援コーディネーター基礎研修日程が公開されました。
 関東は6/14埼玉(受付終了)、7/20神奈川の横浜市(6月3日(月)13:00~6月7日(金)
 17:00受付)で開催予定です。
 (当センターホームページ)

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 ▼両立支援コーディネーター基礎研修都道府県別受講者数が公開されています。(再掲)
 (労働者健康安全機構ホームページ)

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 ▼労働基準法施行令及び労働安全衛生規則の一部を改正する政令(厚生労働省)(再掲)
 オルト―トルイジン(これをその重量の一パーセントを超えて含有する製剤その他の物を含む。)
 を製造し、又は取り扱う業務について健康管理手帳の交付対象となりました。

 ↓詳細はコチラ
 ・PDF施行令条文
 ・PDF施行令新旧対象表
 ・PDF規則条文
  (全て厚生労働省ホームページ)

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 ▼働き方改革関連法情報(厚生労働省)
 昨年7月以降発出された法律・政令・省令、告示、公示やQ&A集、
 リーフレット等は以下のページにまとめられています。
 (厚生労働省ホームページ)

 ↓この他、当センターでは厚生労働省委託事業で作成された
 「働き方改革関連法に関するハンドブック」を配布しています。
 (当センターホームページ)

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 ▼過重労働による健康障害防止のための総合対策が改正されました(厚生労働省)
 労働基準法、労働安全衛生法等の改正の趣旨を踏まえ、過重労働防止のための
 総合対策を改定しました。
 PDF(厚生労働省ホームページ)

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 ▼無期転換ハンドブックのご案内~無期転換ルールの円滑な運用のために~(再掲)
 PDF(厚生労働省・有期契約労働者の無期転換ポータルサイト)

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 ▼「安全帯の規格」を改正した新規格「墜落制止用器具の規格」を告示しました(厚生労働省)(再掲)
 (当センターホームページ)

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 ▼墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドラインの策定について(再掲)
 (厚生労働省ホームページ)

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 ▼厚生労働省委託事業「こころの耳」で「E-ラーニングで学ぶ
 「15分でわかるはじめての交流分析」&クイズが公表されています(再掲)
 (こころの耳ホームページ)

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 ▼「騒音性難聴に関わるすべての人のためのQ&A 第2版」を作成しました(再掲)
 平成29年度調査研究「騒音性難聴防止のための「よくある質問」回答集の作成」が
 まとまり、「騒音性難聴に関わるすべての人のためのQ&A 第2版」を作成しました。
 騒音性難聴は未だ治療が困難な疾患ですが、予防することは可能です。
 (当センターホームページ お知らせ) 

 PDF騒音性難聴に関わるすべての人のためのQ&A 第2版(当センターホームページ Q&A PDFデータ)

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 ▼建設現場のメンタルヘルスと職場環境改善に関するお知らせ(再掲)
 建災防方式無記名ストレスチェックを活用した職場環境改善を進めましょう
 (当センターホームページ)

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 ▼茨城働き方改革推進支援センターについて(一般社団法人茨城労働基準協会連合会)(再掲)
 (茨城労働基準協会連合会ホームページ)

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 □■□■□ 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 □■□■□
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 労災疾病等医学研究普及サイトはコチラ

 ○今回は「生活習慣病」と「病職歴調査を活用した研究」について紹介します。

 まず始めに「生活習慣病」についてです。
 勤労者の過労やストレスが、高血圧などの「生活習慣病」の悪化に
 影響していると言われています。たとえば、心筋梗塞などの「心疾患」、
 脳梗塞などの「脳血管疾患」については、仕事が主な原因として発症した場合、
 脳・心臓疾患(いわゆる「過労死」)の労災認定の対象となります。
 つまり、勤労者の過労やストレスと、高血圧等「生活習慣病」発症との因果関係を
 明らかにすることによって、過労死の予防等につなげられる可能性があるといえます。

 このため、今年7月から、労災疾病等医学研究のテーマの1つとして「生活習慣病」に
 関する5つ研究を開始いたしました。

 ■「生活習慣病」の5つの研究テーマ
 現在行っている研究は以下の5つです。いずれの研究も、職業性ストレスや
 精神的ストレス、長時間労働等と生活習慣病との関連を明らかにすることにより、
 脳・心臓疾患の予防につなげることを目的としています。

 1 地域社会における社会的ストレス及び社会関係資本と生活習慣病との関連に関する研究
 2 孤独死の要因となる動脈硬化疾患の発症・再発に関する研究
 3 教員の過労死を予防するモデルの構築に関する調査研究
 4 抑うつ傾向と脳・心臓疾患発症リスクとの関係
 5 就労者の疲労(ストレス)に対する客観的指標の実用的な応用に関する研究

 ○続いて「病職歴調査を活用した研究」についてです。
 近年、職場環境や雇用形態の変化によって、アスベストばく露などのいわゆる原因の
 明らかな職業病の報告は減りつつありますが、他にも未だ明らかとなっていない職業
 関連疾病が存在する可能性が十分にあります。

 全国 33 の労災病院グループでは、職業と疾病との関連性を研究するため
 病職歴調査を行っています。
 この病職歴調査データを用いて、特定の職業において特定の疾病が増加していないかなど
 探索的検討を行い、労働環境の改善や働き方改革の一助となる研究を行っています。

 ■病職歴調査について詳しくはこちら
 ■PDF平成29年度 入院患者病職歴調査基礎解析はこちらから

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□■ これから受講できるセミナー案内(無料)6月~8月開催セミナー □■
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 <R1年6月分>
 日 時:6月5日(水)14:00~16:00
 テーマ:働き方改革から見る今後の安全衛生施策の進め方
 講師名:加藤 賢一(茨城労働局労働基準部健康安全課長)
 場 所:水戸FFセンタービル11階会議室(水戸市南町3-4-10)
 日 医:(生涯・更新)2単位
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
 ※掲載時、開催済みセミナーのためリンクは削除しています

 日 時:6月14日(金)18:30~20:30
 テーマ:職場での発達障害への対応を考える~スペクトラムと個性の捉え方と活かし方~
 講師名:笹原 信一朗(筑波大学医学 医療系 産業精神医学・宇宙医学グループ 准教授)
     友常 祐介(コマツ 茨城工場 健康管理室長 産業医 産業衛生専門医
                        ・指導医、労働衛生コンサルタント)
     大井 雄一(筑波大学医学 医療系産業精神医学・宇宙医学グループ 助教)
 場 所:ワークヒル土浦 (土浦市木田余東台4丁目1-1)
 日 医:(生涯・専門)2単位
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
 

 日 時:6月20日(木)14:00~16:00
 テーマ:職場における熱中症の予防
 講師名:番 博道(産業保健相談員、元住友金属テクノロジー(株)環境技術部長)
 場 所:水戸FFセンタービル11階会議室(水戸市南町3-4-10)
 日 医:(生涯・専門)2単位
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
 

 日 時:6月26日(水)14:40~16:00
 テーマ:メンタルヘルス・ケースカンファレンス
 講師名:山村 邦男(産業保健相談員、山村医院院長)
 場 所:水戸FFセンタービル 8階相談室(水戸市南町3-4-10)
 対象者:産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者等
 

 <R1年7月分>
 日 時:7月4日(木)18:30~20:30
 テーマ:職業性がんの多発事例から見えてくる化学物質管理の原因と対策
        ~事業場の職場巡視等における注意点~
 講師名:片倉 薫(労働衛生コンサルタント、薬剤師、元製薬会社勤務、衛生管理者)
 場 所:中央ビル8階 会議室B(水戸市泉町2-3-2)
 日 医:(生涯・専門)2単位
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
 

 日 時:7月10日(水)18:30~20:30
 テーマ:メタボリックシンドロームの疫学:健康に生きることとは
 講師名:山海 知子(産業保健相談員、筑波大学医学医療系保健医療学域教授)
 場 所:水戸FFセンタービル 8階相談室(水戸市南町3-4-10)
 日 医:(生涯・専門)2単位
 対象者:産業医、産業看護職、人事労務担当者、衛生管理者、事業主等
 

 日 時:7月23日(火)18:30~20:30
 テーマ:若年性認知症の症候と病態/若年性認知症の相談事例と対応についての留意点
 講師名:新井哲明(筑波大学 医学医療系臨床医学域精神医学 教授
                     認知症疾患医療センター部長)
     中野明子(筑波大学附属病院若年性認知症支援コーディネーター)
 場 所:ワークヒル土浦 会議室 (土浦市木田余東台4丁目1-1)
 日 医:(生涯・専門)2単位
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
 

 日 時:7月25日(木)18:00~20:00
 テーマ:改正労働安全衛生法と産業医の係り方
 講師名:田中 完(日本製鉄(株)鹿島製鉄所 安全環境防災部 安全健康室主幹 産業医)
 場 所:日本製鉄(株)人材育成センター
 日 医:(生涯・更新)2単位
 対象者:産業医、産業看護職、人事労務担当者、衛生管理者、事業主等
 

 日 時:7月30日(火)18:30~20:30
 テーマ:一酸化炭素中毒及び酸素欠乏症を防ごう
 講師名:岩崎 芳明(産業保健相談員、筑波労働コンサルタント事務所長、
           元(株)三菱化学アナリテック分析事業部環境分析センター長)
 場 所:ワークヒル土浦 会議室 (土浦市木田余東台4丁目1-1)
 日 医:(生涯・実地)2単位
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
 

 <R1年8月分>
 日 時:8月7日(水)18:00~20:00
 テーマ:業務上疾病の労災補償と小規模事業場の労働衛生管理(復習・バージョンアップ編)
 講師名:野口 清(労働衛生コンサルタント、社会保険労務士、元労働基準監督署長)
 場 所:中央ビル8階 会議室B (水戸市泉町2-3-2)
 日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、事業主等
 

 日 時:8月22日(木)18:00~20:00
 テーマ: 人生100年時代、健康長寿社会の実現に向けて 産業保健はどうあるべきか
 講師名:田中 厚子(産業保健相談員、つくば国際大学医療保健学部非常勤講師、保健師)
 場 所:中央ビル8階 会議室B (水戸市泉町2-3-2)
 日 医:(生涯・更新)2単位・申請中
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、事業主等
 

 日 時:8月26日(月)18:00~20:00
 テーマ:これからはじめる職場環境改善~活動をスムーズにスタートさせるために~
 講師名:田村清俊(メンタルヘルス対策促進員)
     鈴木弘美(産業カウンセラー)
 場 所:中央ビル8階 会議室B (水戸市泉町2-3-2)
 日 医:(生涯・実地)2単位・申請中
 対象者:人事労務担当者、衛生管理者、事業主等
 

 日 時:8月28日(水)18:30~20:30
 テーマ:メンタルへルス対応実践ケースワーク-基礎から困難事例まで-
 講師名:鈴木 瞬(SNCメンタルヘルス・産業医事務所 代表)
 場 所:ワークヒル土浦 会議室 (土浦市木田余東台4丁目1-1)
 日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
 対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者等
 

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 <セミナー会場案内>
 ・水戸FFセンタービル会議室11階(旧、住友生命水戸ビル)
 (水戸市南町3-4-10水戸FFセンタービル11階)

 ・ワークヒル土浦(土浦市木田余東台4-1-1)

 ・その他、会場は其々の詳細ページにてリンクできます。

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 □■ 水戸南町3丁目に至る道のり(当センター事務員より) □■
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 ▼私の出身地の山形県では、河原で芋煮会をよく行っているのですが、
 上司から茨城でも行っている地域があると聞き、とても驚きました。
 調べてみると常陸太田市で開催されていました。常陸太田市では、
 鶏肉を使用しているそうです。

 山形県では、内陸側では醤油ベースの汁に牛肉を、海側では味噌ベースの汁に
 豚肉を入れています。常陸太田市では醤油なのでしょうか?それとも味噌
 なのでしょうか?気になります。
 ちなみに、出身が違う人たちが集まって芋煮を作ると、醤油にするか
 味噌にするか、論争が起きます。

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 □■□■□■ コラム 水戸南町3丁目だより □■□■□■□■
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 ▼水戸とつくば間の高速バスが増便されるというニュースをみました。
 茨城県内で人口第1位は水戸市で2位はつくば市です。水戸とつくばの間は
 鉄道でつながっていませんので、便数が増えれば便利になりそうですね。
 近年の観光需要にもこたえることができると思います。

 ▼フラクトオリゴ糖って糖としてほとんど吸収されない?
 フラクトオリゴ糖は難消化性のオリゴ糖でヒトの消化酵素で分解されず、
 胃や小腸で分解されることなく大腸に届く、結果ほとんど糖として吸収
 されないとのこと。食べてみると普通のチョコレートと同じで甘くておいしかったです。
 このとおりであれば、糖尿病患者の私にとって朗報です。

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 次回のメールマガジン(第165号)は、7月上旬に配信予定です。
―――――――――――――――――――――――――――――――― 

 ▼皆様から情報をお寄せください。
 記載した内容についてのご意見もお待ちしております。
 今後も皆様方のお役に立つ、メールマガジンを作成していきたいと思いますので、
 ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 バックナンバーは、こちらでご覧戴けます。
 また、メールアドレスの変更、配信停止は、こちらをご利用ください。

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(独)労働者健康安全機構 茨城産業保健総合支援センター
〒310-0021 水戸市南町3-4-10  水戸FFセンタービル8F
TEL 029-300-1221 FAX 029-227-1335
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