土浦地産保通信(第15号) |
平成28年4月14日 |
土浦地産保通信は、これからも随時、皆様に産業保健に関するニュースや役に立つ情報をお届けしたいと考えております。 この通信はE メールでも送付可能です(PDF 文書添付)。 希望される場合は、当センターまで連絡してください。 ※メールアドレスが変更になりました。新アドレスは下蘭にあります。 |
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ニュース◎ 平成28 年の職場における熱中症予防対策〜平成27年の職場における熱中症死亡者数32人、建設関連は猛暑の22年と同数〜 ![]()
昨年から、ストレスチェックの実施機関(外部機関)についての問い合わせが相次いでいます。 このたび、茨城産業保健総合支援センターでは、ストレスチェック対応健診機関一覧(全27 機関)を作成し、ホームページに掲載しましたのでお知らせします。 一覧は、こちら をご覧ください。 |
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コラム◎「経営者は健康経営の実践を通じて社会保障改革に関与を」〜経営者として「健康経営」に取り組む宣言をする〜 「社会保障制度のあり方が問われる中、企業として積極的に社会保障に関与する必要がある。社員の健康増進は、生産性を高めることにもつながることから、経営者は健康経営に関する認識を改め、具体的に行動していくことが求められている」 これは、今般、発せられた経済同友会会員に向けたメッセージです。健康経営の定義について、「企業が疾病予防や健康増進を支援することで、社員がいきいきと活躍し、生産性の向上を通じて、業績の改善を実現する経営」としており、これまで従業員の健康管理について、人事部や健康保険組合に任せっきりだったと反省しています。 本年2 月15 日発表の提言でも、経営者として「健康経営」に取り組む宣言をするとし、CHO(Chief HealthOfficer:最高健康責任者)を設置している企業も増えていることなどをあげ、経営者はこの点で「本気度」を見せるべきであるとしています。 また、従業員が主体的に取り組むための環境整備をする必要があるとして、産業医や保健師・看護師などの産業保健スタッフ、健康保険組合、労働組合、従業員などと共に、「働き方」の改革も含め、知恵を絞る必要があるとも。日本を代表する経営団体も、このような発言をする時代になっています。 【穴埋めコラム めざせ衛生管理者〜過去問の実戦的解説 その12】 今回は、関係法令の穴埋め問題です。労働安全衛生法第1条(目的)は・・・正しいのはどれ? 問題】 「この法律は、労働基準法と相まって、労働災害の防止のための危害防止基準の確立、(A)の明確化及び(B)の促進の措置を講ずる等その防止に関する総合的な対策を推進することにより職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、(C)の形成を促進することを目的とする。」 (1) A=管理体制 B=安全衛生管理 C=安全文化 (2) A=責任体制 B=自主的活動 C=快適な職場環境 (3) A=事業者責任 B=健康管理 C=快適な職場環境 (4) A=管理体制 B=自主的活動 C=安全文化 (5) A=管理体制 B=安全衛生管理 C=安全文化 解説】 |
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土浦地域産業保健センターでは、国の補助事業として 発行者:独立行政法人 労働者健康安全機構 ※衛生管理者試験過去問の正解は(2)です。 |