Q8-1. ストレスチェックを費用と手間に関して効率的に実施する方法は?
Q8-1.
本社工場の衛生管理者です。まだ労働者数は50人未満ですが、社長から指示されたので、ストレスチェックの実施を計画しています。なるべく手間と費用をかけないで実施する方法はないでしょうか。?

A8-1.
助成金を利用する方法があります。

  1. まず、ストレスチェック実施計画を含めた「心の健康づくり計画」を作成し、心の健康づくり推進体制やストレスチェック実施体制を整備します。これにより心の健康づくり計画助成金10万円が支給されます。
    ストレスチェックの実施は外注し、ストレスチェック助成金の支給を受けます。高ストレス者の面接指導は、地域産業保健センターを利用して行います。
  2. 小規模事業場産業医活動助成金を利用して産業医を選任し、自社でストレスチェックを実施する方法もあります。
Q8-2. ストレスチェックの進め方に関する詳しい資料はありますか?
Q8-2.
ストレスチェックを自社で実施したいと考えているが、進め方についての詳しい資料はありますか。

A8-2.
「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」が作成されているので、参考にしてください。「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」は厚生労働省のホームページや厚生労働省のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」に掲載されています。

Q8-3. 高ストレス者の割合について参考になる情報を教えてください
Q8-3.
高ストレス者が20%程度になるように設定したいので、参考になるものを探しています。
厚生労働省の「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」では、高ストレス者の評価基準の設定例に基づいて高ストレス者を選定すると、高ストレス者が概ね10%程度とされていますが、それはなぜですか?

A8-3.
下記のリンク先を参考にして下さい。
► 職業性ストレス簡易調査票の実績データから作成された分布表の見方について[PDF]

情報・資料