騒音性難聴
騒音性難聴に関わるすべての人のためのQ&A
日本耳鼻咽喉科学会認定騒音性難聴担当医
- 騒音性難聴担当医は耳鼻咽喉科専門医であり、かつ日本耳鼻咽喉科学会が開催する講習会を受講し試験に合格し認定された医師です。
騒音障害防止のためのガイドラインに基づく健康診断結果の評価や健康管理上の指導を行うことができます。
詳細は『日本耳鼻咽喉科学会』ホームページをご覧ください。
産業保健総合支援センターから、お近くの騒音性難聴担当医をご紹介することが可能です。
産業保健相談員が事業場を訪問して相談に応じます
改善事例紹介
騒音対策や騒音低減措置の実例を掲載しています。
掲載にあたり、事業場の同意を得ています。
≪改善例1≫
労働者数50人未満の事業場の金属の機械加工が行われている作業場所の改善事例です。この作業場所では、ショットブラスト出口付近が最大の騒音となっていました。
ショットブラストの出入口にビニール製カーテンを設けたところ、入口付近の作業者の位置と出口付近の作業者の位置での騒音が低減しました。作業環境測定結果は、A測定結果とB測定値とが共に低減し、第Ⅲ管理区分から第Ⅱ管理区分に改善しました。
ショットブラスト出入口に
ビニール製カーテンを設けたところ、
周囲の騒音が低減
入口のビニールカーテン
出口のビニールカーテン
騒音障害防止のためのガイドラインに基づく健康診断実施機関
騒音障害防止のためのガイドラインに基づく健康診断実施機関 PDF
- 騒音障害防止のためのガイドラインに基づく健康診断実施機関は、「騒音作業」欄に○が付いている医療機関・健診機関です。
- 令和2年9月、茨城労働局・茨城産業保健総合支援センターからの問合せに対して、騒音障害防止のためのガイドラインに基づく健康診断が可能と回答していただいた医療機関・健診機関であって、ホームページへの掲載に同意していただいた医療機関・健診機関を掲載しています。
- このリストは、医療機関・健診機関からの申し出に基づき、随時、更新しています。
情報サイト
騒音対策(職場のあんぜんサイト)
騒音障害防止のためのガイドライン、作業環境測定、騒音対策、リスク低減措置などが掲載されています。
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出典:産業医学ジャーナル 38巻-6号、39巻-1号、39巻-2号
「職域に生かす耳鼻咽喉科の最新知識」 騒音性難聴①~③
※公益財団法人 産業医学振興財団に掲載許可を得ています。