令和7年度のカウンセリング講座は「カウンセリングセンスを養う」というテーマで開催いたします。
資格や職種に拘らず、どなたでも学べて、カウンセリングの土台となる身体のセンスを養う演習を毎回行います。
開催要項
時 間:14:00~16:00
会 場:水戸FFセンタービル 11階会議室
講 師:小原 昌之 先生(カウンセリング 担当相談員)
<前期>カウンセリングセンスを養う基本稽古
第1回:令和7年6月20日(金)/ 第2回:令和7年7月18日(金)
・カウンセリングセンスとは何か?
・カウンセリングの身体を養う稽古
<中期>カウンセリングセンスで対話を深める
第1回:令和7年9月19日(金)/ 第2回:令和7年10月17日(金)
・未来語りのダイアローグの稽古
・ブリーフセラピーを解きほぐす稽古
<後期>カウンセリングセンスを「身」につける稽古
第1回:令和8年1月16日(金)/ 第2回:令和8年2月20日(金)
・ひとりカウンセリングをマスターする
・グループのプロセスをサポートする稽古
令和7年度のカウンセリング講座は「カウンセリングセンスを養う」というテーマで開催いたします。
資格や職種に関わらず、どなたでも学べて、カウンセリングの土台となる身体のセンスを養う演習を毎回行います。最近隆盛し、活用されているAIにはできないカウンセリングを身につけるためには、どのような状況でも即応できる身体感覚を身につけていく必要があります。
それがカウンセリングセンスです。残念ながら資格があってもカウンセリングセンスがない専門家もいれば、カウンセラーではないのに、カウンセリングセンスに満ち溢れた方々もいます。
講師は約40年間カウンセリングを様々な現場で実践してまいりましたが、カウンセリングセンスを磨き続けることに終わりはないと実感しています。
カウンセリングは1対1で面接室で相談し、対話するだけのものではありません。
日常のあらゆる場面での人間関係への対応、職場の状況への対応、自分自身の感情への対応、自然環境への対応、災害や事故などへの対応など、柔軟でしなやかな即応ができることには広い意味でのカウンセリングが含まれています。そこでは身体性に裏打ちされたカウンセリングセンスが活かされています。
この講座は通年で学んでいただくことで、カウンセリングセンスとは何かということが、腑に落ちることでしょう。便宜的に期を分けておりますが、一貫したテーマとお題に沿っての実践稽古を積み重ねてまいります。そして一回一回の違う学びを楽しんでいただきたいと思います。きっと本やネット情報では得られない学習体験が得られることでしょう。
毎回、「頭」ではなく「からだ」で学び、「身」につけていく内容になりますので、資料はなく、簡単な料理のレシピのようなレジメのみにいたします。理屈や自分だけの考えにとらわれることは最もカウンセリングセンスを失い実践力が落ちるためです。参加者の皆さんから出される現場の困難さ、実践する上での課題、迷いなどが豊かな研修資料となります。
募集要項
- 定員は各期ともに12名(2回とも出席可能な方を優先いたします)
- 産業保健職、人事労務担当者、医療、福祉などの現場でカウンセリングや支援のあり方についてご関心のある方のご応募をお待ちしています。
- 講座の参加者から出された話や事例の守秘ができる方が対象になります
- 各回、簡単なワーク(体験学習)と分かち合いがあります。
また、参加される皆さんのニーズによっては研修内容が変わる場合があります。
お申込
お申込みは下記のボタンからお願いいたします。※定員に達し次第締め切り
受講風景
〇受講者様同士で行うワークは毎回盛り上がります♪
〇先生と皆さまで輪になって講座を行います