いばらき産保ニュース 第177号
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★☆☆☆ 2020/7/1
★★☆☆ ♪♪ いばらき産保ニュース ♪♪
★★★☆ 第177号
https://ibarakis.johas.go.jp
発 行:独立行政法人 労働者健康安全機構
茨城産業保健総合支援センター 所長 小松 満
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今月の「いばらき産保ニュース」をお届けします。
★茨城産業保健総合支援センターのHPはコチラ
1.最新情報
2.お知らせ
3.コラム 水戸南町3丁目だより
4.茨城産業保健総合支援センターから
【1】 8月・9月の産業保健セミナー等の開催が決まりました!
本年6月から、新型コロナウイルス感染拡大防止措置を講じた上で、
産業保健セミナー等の開催を再開いたしましたが、8月以降も開催することとしました。
なお、参加申込みされる皆様におかれましては、引く続き、次の事項についてご理解、
ご協力いただきますようお願いします。
・高熱、咳の症状が見られる場合には参加をご遠慮ください。
・受付での体温測定にご協力ください。
(明らかな症状が認められる場合には参加をお断りすることがございます。)
・マスクを持参の上、会場への入退場及びセミナー中は必ず着用してください。
・他の参加者と離れて着席していただくようご案内します。
・セミナー中、一部の窓、ドアを開放することがあります。
これらの対策を講ずるためこれまで使用していた会場から
変更したものがありますのでHP等で会場等をご確認下さい。
なお、いずれの会場も定員を20名に制限させていただき、予め申込されて
いない方の飛び入り参加は認めないこととしておりますのでご注意ください。
また、10月以降においても産業保健セミナー等を開催する方向で調整を進めており、
随時当センターHP等において開催予定等をお知らせいたします。
【2】 石綿関連疾患診断技術研修会(基礎・専門)の開催が決まりました!
~石綿関連疾患診断技術普及事業に基づく研修の実施~
石綿関連疾患については、他の一般的疾患と比べて情報が少なく、
診断が難解であることから、石綿関連疾患に係る診断が習熟していない
医師等については、診断に必要な専門技術を習得する前に当該疾患に関する
基礎知識を習得することが不可欠であり、基礎的研修を終えた医師等については、
新たな医学的知見や診断技術を踏まえた専門技術を習得することにより
当疾患の迅速かつ適切な診断が可能となります。
今般、茨城産業保健総合支援センターにおいて、次の日程により、石綿に関する
一般的知識や石綿ばく露の把握方法等について講義を行う「基礎研修」と、
それに引き続いて、石綿関連疾患の読影診断等実例に則した実習を行う「読影実習」、
中皮腫パネル、小体計測実習といった専門技術の習得に特化した「専門研修」を実施します。
【基礎】令和2年9月 1日(火)18:30~20:30 日医認定(生涯・専門2単位)申請中
【専門】令和2年9月11日(金)18:30~20:30 日医認定(生涯・実地2単位)申請中
場所はいずれも、鹿嶋勤労文化会館(鹿嶋市宮中325-1)となっており、定員は各20名です。
(注意)専門研修は、基礎研修を修了した方を対象とした内容となっております。
▼新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)(厚生労働省)【随時更新】
新型コロナウイルスの感染が拡大する中で厚生労働省から企業の方向けの
Q&Aが公表されました。職場内での感染防止の方法や感染者などが発生し
休業させた場合の休業手当の支払い義務等について解説しております。ご一読ください。
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▼職場における新型コロナウイルス感染症予防対策を推進するための
ポイントを解説するビデオを製作しました。(労働者健康安全機構)
独立行政法人労働者健康安全機構では、「職域のための新型コロナウイルス
感染症対策ガイド」を公表した一般社団法人日本渡航医学会及び
公益社団法人日本産業衛生学会の協力を得て、職場における新型コロナウイルス
感染症予防対策を進める上でのポイントを解説するビデオを制作しました。
産業医や産業保健スタッフの選任義務がない事業所でご活用いただけるように
作成されており、中小事業所に選任されている産業医の方々にも
参考としていただけるものとなっています。
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▼新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)がリリースされました。(厚生労働省)
厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に資するよう、
内閣官房新型コロナウイルス感染症対策テックチーム事務局と連携し、
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA:COVID-19 Contact Confirming Application)
を開発し、6/19からリリースを開始しました。
COCOAは、利用者ご本人の同意を前提に、スマートフォンの近接通信機能
(ブルートゥース)を利用して、お互いに分からないようプライバシーを確保して、
新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について、通知を受けることが
できるスマートフォンアプリです。
(厚生労働省ホームページ)
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▼医師・看護師・医療人材の求人情報サイト
「医療のお仕事 Key-Net」が開設されました。(厚生労働省)
新型コロナウイルス感染者が急増した場合や患者クラスター(集団)が発生した場合、
医療従事者間で感染が拡大した場合などに、医療機関・保健所等において医療人材が
不足することが懸念されます。また、こうした新型コロナウイルス感染症への対応のみ
ならず、医療人材等の需要が増加する医療機関・保健所等において必要な人材を迅速に
確保することができるよう、医療人材募集情報と求職者のマッチングを行う
ウェブサイト「医療のお仕事 Key-Net」が新たに開設されました。
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▼雇用調整助成金の助成額の上限額を引き上げられました。(厚生労働省)
雇用調整助成金の1人1日あたりの助成額の上限額は8,330円となっていましたが、
令和2年4月1日から9月30日までの期間の休業及び教育訓練について、企業規模を
問わず上限額を15,000円に引き上げられることとなりました。
また、解雇等をせずに雇用を維持している中小企業の休業及び教育訓練に対する助成率は、
原則9/10(一定の要件を満たす場合は10/10など)となっていましたが、この助成率を
一律10/10に引き上げられることとなりました。
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▼「新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置による休暇取得支援助成金」
が創設されました。(厚生労働省)
新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置として休業が必要とされた
妊娠中の女性労働者のために有給の休暇制度を設けて取得させる事業主を支援するため、
新たな助成制度「新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置による
休暇取得支援助成金」が創設されました。
▼当センターでは産業保健セミナーの開催を6月から再開させましたが、
原稿執筆時(6/23)ですでに7月の各セミナー(計4回)が全て定員に達し、
申込みを締め切っています。
これまで、産業保健セミナーの申し込みがこれほど早く定員に達し、
申込みを打ち切ることはありませんでした。
これは、新型コロナ感染拡大防止の為にセミナー定員を20名に限定しているほか、
隣接地域のセミナー開催回数が少ないという原因が挙げられます。
毎年のセミナー開催計画は、前年度中に大まかなものが立てられており、
今年度については、東京オリンピックの開催を見越して大会期間中には
セミナー等は開催しない、という方針とした都道府県も多いと思われます。
(茨城でも7~8月の開催回数を少なく計画しました。)
あくまでも主催者側の都合ですが、新型コロナ感染拡大がまだまだ不安な状況で、
当初の予定を上積みして、講師依頼、会場予約を行うのはなかなか大変です。
講師の中にはまだまだセミナー開催に抵抗感を示す方もいて、日程調整がうまくいかず
そのまま中止とせざるを得なくなったものもございます。
今後はできるだけ多くのセミナー開催に努めますが、
まずは9月のセミナーを多く開催できるよう現在、講師等と調整中です。
7月初めに9月のセミナー予定をHPにアップしますので、申し込み締め切りで
セミナーに参加できなかった方は、ぜひ当センターHPにご注目下さい。
さて、次回のメルマガ発行日は8/3予定です。8月はやはり猛暑になるのでしょうか?
(副所長 大久保)
※誠に勝手ながら「コラム 水戸南町3丁目に至る道のり(当センター事務員より)」は、
当面の間、休止させていただきます。
▼茨城産業保健総合支援センターでは産業保健に関する相談を常時受け付けています。
茨城産業保健総合支援センターでは、皆様の抱える産業保健に関する様々な問題・
疑問について、お電話やEメール等の様々な方法でご相談に応じ、解決法を助言します。
なお、新型コロナ感染症に関連する様々な相談にも対応しており、より専門的な
アドバイスが必要なものについては、産業保健相談員による回答も行います。
(来所による面談・ご相談も行っておりますが、新型コロナ感染症拡大防止のため、
できるだけ電話・メールでのご利用をお願いします。)
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▼来所による相談(面談)の受付について【新型コロナ感染症拡大防止】
茨城産業保健総合支援センターにおいて、事前予約制により実施している次の相談
(面談)につきましては、新型コロナ感染症拡大防止のため、当面の期間、新規
受付分より実施方法を電話やEメール等での対応に切り替えさせていただきます。
日時、手順等については受付後に調整させていただきますのでご理解いただきますよう
お願いします。(申し込みは、当センターのメールまたはFAXで受付します。)
・治療を受けながら働くためのなんでも相談(毎週水曜日13:00~16:00)
・精神科医による個別相談(毎月第4水曜日15:00~)
・産業保健スタッフのためのスーパービジョン(毎月第4木曜日14:00~16:00)
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▼治療と仕事の両立支援の出張相談窓口でのご相談について【新型コロナ感染症拡大防止】
県内の各医療機関等で実施しております次の出張相談窓口につきましては、
新型コロナ感染症拡大防止のため、当面の期間、事前申込制とした上で実施方法を
電話やEメール等での対応に切り替えさせていただいております。
日時、手順等については受付後に調整させていただきますので
ご理解いただきますようお願いします。
(申し込みは、当センターのメールまたはFAXで受付します。)
なお、7月から順次再開予定としていますので、
再開された窓口については、このメルマガ等でお知らせします。
・筑波メディカルセンター病院 毎月第3火曜日 13:00~16:00 ※7月から再開予定
・ひたちなか総合病院 毎月第3木曜日 13:00~16:00
・水戸赤十字病院 毎月第2木曜日 13:30~16:30
・国立病院機構 茨城東病院 毎月第4水曜日 11:00~14:00
・茨城県難病相談支援センター 予約制により随時実施 ※7月から再開予定
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▼今後のセミナー、講習会等の実施予定は、当センターホームページにてご確認ください。
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次回のメールマガジン(第178号)は、2020年8月3日に配信予定です。
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▼皆様から情報をお寄せください。
記載した内容についてのご意見もお待ちしております。
今後も皆様方のお役に立つ、メールマガジンを作成していきたいと思いますので、
ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
バックナンバーは、↓こちらでご覧戴けます。
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〒310-0021 水戸市南町3-4-10 水戸FFセンタービル8F
TEL 029-300-1221 FAX 029-227-1335
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