いばらき産保ニュース 第102号
発行日:2014/4/18
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発 行:独立行政法人 労働者健康福祉機構
茨城産業保健総合支援センター 所長 小松 満
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【新着情報】
・「茨城産業保健総合支援センター」のスタートにあたって 所長挨拶 小松 満
【これから受講できるセミナー案内(無料)】
【メンタルヘルス対策支援センターの利用案内】
~4月、5月開催セミナー (再掲)
【コラム:水戸南町3丁目だより】
新着情報
「茨城産業保健総合支援センター」のスタートにあたって
茨城産業保健推進センターは、昨年4月から「茨城産業保健推進連絡事務所」として事業を推進し、予算、人員が削減される状況ではありましたが、産業保健相談員やメンタルヘルス対策促進員の皆さんの労働者の健康保持・予防への熱意と茨城県医師会、茨城労働局をはじめ産業保健関係者の皆様のご支援、ご協力によりなんとか業績を下げないよう努めたところです。
この度、産業保健事業については、①地域産業保健事業、②産業保健推進センター事業、③メンタルヘルス対策支援事業の三事業の一元化、一括運営が図られることとなり、茨城産業保健推進連絡事務所は、名称も『茨城産業保健総合支援センター』として新たな一歩を踏み出すこととなりました。三事業の一元化によるメリット・効果は、多々ありますが、利用者の皆様にとって、相談をワンストップで受け止め、総合的な支援ができる体制ができたこと、また、小規模事業場の皆様にとっても現場でのきめ細かな労働衛生対策が受けられる体制ができたことが大きなメリットではないかと思います。
景気に明るい兆しが見えていますが、健康診断結果をみると血中脂質検査の有所見率が33%をはじめ2人に1人は有所見者という状況であり、職場での人間関係の問題等ストレスを感じる労働者の割合も61%と高く、精神障害等による労災認定件数も近年増加しており、労働者の健康を取り巻く状況は厳しい状況が続いています。
このような状況下において、茨城産業保健総合支援センター関係者一同が一体となって、三事業の一元化によるメリットを発揮し、三事業を一元化してよかったと言われるよう、また、新たな一歩が大きな一歩となるよう、茨城県医師会、各郡市医師会、茨城労働局等関係機関と連携し、労働者の健康確保の推進のために力を尽くす所存です。
皆様のご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
平成26年4月1日
茨城産業保健総合支援センター
所長 小松 満
「茨城産業保健総合支援センター」の組織体制について
「茨城産業保健総合支援センター」のスタッフについては、下記のとおりとなります。
所長(非常勤) —–副所長—–係長—–嘱託職員(2名)
∟ 労働衛生専門職(嘱託)
当センターの所在地、電話番号は、そのままです。
産業保健相談員、メンタルヘルス対策促進員の配置・業務は従来どおりです。また、新たに、産業保健活動の支援に係る助言を行う「運営主幹」が置かれます。
「茨城産業保健総合支援センター」の事業内容について
- 事業場における産業保健活動の促進、産業保健関係者のための専門的研修及び事業者等に対するメンタルヘルス等産業保健対策の普及啓発事業の実施
- 地域の産業保健関係者等に対する相談の実施及び小規模事業場等に対する訪問支援の実施
- 産業保健に関する地域の情報の整備及び情報提供
これから受講できるセミナー「2014年」
<平成26年4月分>
- 4月22日(火)午後6時30分~午後8時30分 ワークヒル土浦 研修室2 30名
「ハラスメントに係る法的トラブルの現状」
講師:和田 恵 先生(弁護士) - 4月24日(木)午後6時~午後8時 住友生命水戸ビル11階会議室 30名
「防じんマスクの選択と使用について」
講師:谷口 昭三 (労働衛生コンサルタント)
<平成26年5月分>
- 5月8日(木)午後2時~午後4時 住友生命水戸ビル11階会議室 12名
「カウンセリング講座(前期)第1回「ファシリテーション」とは・・・」
講師:永原 伸彦 先生(産業保健相談員)- <前期><後期>各3回の講座をすべて受講可能な方が対象となります。
詳細はこちらをご参照ください。
<前期>
5月 8日(木)第1回「ファシリテーションとは・・・」
6月12日(木)第2回「グループが成長するファシリテーション」
7月10日(木)第3回「職場に生かすファシリテーション」
<後期>
10月 9日(木)第1回「心の絆療法とは・・・」
11月13日(木)第2回「心の絆療法の実践例」
12月11日(木)第3回「心の絆療法の今日的意義」
申込期限は、4月21日(月)です。
現在、申込者が定員を超えていますので、受講者は抽選にて決めさせて戴きます。
- <前期><後期>各3回の講座をすべて受講可能な方が対象となります。
- 5月13日(火)午後2時~午後4時 住友生命水戸ビル11階会議室 30名
「ロコモティブシンドロームと健康寿命 ~働く人の生涯健康を目指して~」
講師:田中 厚子 先生(産業保健相談員) - 5月14日(水)午後6時30分~午後8時30分 ワークヒル土浦 研修室2 30名
「放射線と健康診断」
講師:大原 潔 先生(産業保健相談員) - 5月15日(木)午後7時~午後9時 茨城県医師会会議室 40名
「禁煙教育と職場の受動喫煙対策」
講師:平間 敬文 先生(平間病院院長) - 5月20日(火)午後6時30分~午後8時30分 鹿嶋勤労文化会館 研修室 1 30名
「職場における熱中症の防止」
講師:番 博道 先生(産業保健相談員) - 5月21日(水)午後6時30分~午後8時30分 ワークヒル土浦 研修室2 30名
「高齢化時代における安全衛生対策」
講師:伊藤 進一 先生(産業保健相談員) - 5月27日(火)午後6時~午後8時 住友生命水戸ビル11階会議室 30名
「平成26年度における労働安全衛生行政の運営について
~職業性疾病の予防対策からメンタルヘルス対策まで~」
講師:青山 努 先生(茨城労働局 健康安全課長) - 5月28日(水)午後6時30分~午後8時30分 ワークヒル土浦 研修室2 30名
「平成26年度における労働安全衛生行政の運営について
~職業性疾病の予防対策からメンタルヘルス対策まで~」
講師:青山 努 先生(茨城労働局 健康安全課長) - 5月29日(木)午後6時30分~午後8時30分 ワークヒル土浦 研修室2 30名
「産業医からみたパワハラ対策」
講師:中谷 敦 先生(産業保健相談員)
セミナー内容の概要、日本医師会認定産業医制度の単位認定研修、日本産業衛生学会産業看護職継続教育実力アップコース認定、講師等セミナーについての詳細はこちらをご覧下さい。
セミナーについての詳細はこちらをご覧下さい。↓
https://ibarakis.johas.go.jp/archives/category/seminar/s_sanpo
<セミナー会場案内>
- 住友生命水戸ビル会議室(水戸市南町3-4-10住友生命水戸ビル11階)
https://ibarakis.johas.go.jp/information/access#map - 鹿嶋勤労文化会館(鹿嶋市宮中325-1)<鹿島勤労文化会館のHPにリンクします。>
http://cs-kashima.jp/kinbun/pdf/map.pdf - 茨城県医師会(水戸市笠原町489)<茨城県医師会のHPにリンクします。>
http://www.ibaraki.med.or.jp/isikai/accessmap/ - 土浦市勤労者総合福祉センター「ワークヒル土浦」(土浦市木田余東台4-1-1)
http://business4.plala.or.jp/workhill/access.html - 茨城県県西生涯学習センター(筑西市野殿1371)
http://www.kensei.gakusyu.ibk.ed.jp/sisetu.html
<産業保健セミナーを受講される皆様へ>
最近、産業保健セミナーの開始時間に遅刻する受講者が見受けられ、他の受講者の妨げとなっています。つきましては、 以下の事項を守っていただくようお願いします。
- 受講者は、産業保健セミナーが開始される5分前には、席に付いていただくようお願いします。
- 日本医師会認定産業医制度産業医学研修会の単位並びに日本産業衛生学会産業看護職継続教育単位が認められた 産業保健セミナーについては、開始時間に遅れた場合、会場に入れないことがありますので、特に注意してください。
<産業保健セミナーの受講を申し込まれた皆様へ>
産業保健セミナーの受講を申し込まれても受講されない方が見受けられ、 他の方に迷惑を及ぼしています。つきましては、以下のようにさせていただきますので、 ご了承ください。
- 欠席される場合は、必ず当センターに電話・メール等でご連絡ください。
- 欠席が目立つ方は、ご連絡をさせていただき受講をお断りする場合があります。
<認定産業医の皆様へ>
現在お持ちの生涯研修手帳(3~5年前更新時に発行された手帳)の番号と 産業保健セミナーでお渡ししている日医シールの番号が若干違っています。 これは平成22年度版から日医産業医制度実施要綱が改正になっているためです。 番号が違っている場合は、似た項目のところに貼っていただければ手帳の更新時に 茨城県医師会で確認するそうです。
※先着順になりますので、お早めにお申込みください。
※有料駐車場については参加者のご負担となりますので、ご了承ください。できるだけ公共交通機関をご利用ください。
※ 受講のお申込みは、当センターのホームページ、FAX、メール等でお申込みください。
総合支援センターからのお知らせ
産業保健の「相談」お待ちしています!!
当センターでは産業保健に関するあらゆるご相談に応じています。電話、FAX、メールでも結構です。(※「メール」が便利です。)
費用は「無料」ですので、お気軽にご相談ください。
また、「個人情報」は守られています。ご心配いりません。最近はメンタルヘルスに関する相談が大変増えてきました。
※相談フォームは↓
https://ibarakis.johas.go.jp/inquiry
情報誌「産業保健21」のご案内
独立行政法人労働者健康福祉機構が編集・発行している「産業保健21」は、産業医、産業看護職及び衛生管理者の情報ニーズに応えた情報誌です。是非読んでください。
詳しくは↓
https://www.johas.go.jp/yobo/mental/tabid/128/Default.aspx
メンタルヘルス対策支援センターの利用案内
- 4月から、メンタルヘルス対策支援センターの業務は、総合支援センターの業務として引き続き対応しますので、お気軽にお問い合わせください。
電話: 029-300-6030
電子メール: こちらをご利用ください。
平成26年度のメンタルヘルス対策支援事業として、「管理監督者への研修」を実施します。
具体的な支援につきましては、電話にて状況を簡単にお尋ねした上で、県内10名のメンタルヘルス対策促進員(産業カウンセラー、社会保険労務士等専門家)が事業場を個別訪問します。
メンタルヘルス窓口相談については、次のとおり常時受け付けていますので、ご利用ください。(それぞれ無料です。)
<相談窓口>
- 「働く人のこころの健康相談室」≪予約制≫ ※週1回金曜日になります。
働く人がストレスからこころの健康を守り、よりよい生活を送っていただくための心の健康対策として、「働く人のこころの健康相談室」を開設しています。面談又は電話により、無料で、労働者及びそのご家族の方々からのご相談に応じます。
カウンセラー等の専門家が相談に応じます。
対応日時:金曜日 午後1時~午後5時(要予約)(祝日・年末年始等は除く)
電 話:029-300-1221(土・日・祝日を除く)
ファックス:029-227-1335
メール:こちらをご利用ください。
※メール、ファックスによる相談は24時間受付しています。 - 産業保健スタッフ・労務管理担当者のためのスーパービジョン
職場のメンタルヘルス対策の担い手である産業保健スタッフ・労務管理担当者・管理監督者のためのスーパービジョン(※個別の相談です。)を行っています。事業場での個別の事例への対応やメンタルヘルス体制づくり、職場復帰プログラム作成などについて実践的に分かりやすく指導します。
スーパーバイザー 河島美枝子先生、永原伸彦先生
(メンタルヘルス担当産業保健相談員)
対応日時 毎月3回 午後1時~午後4時(電話にて、あらかじめ予約願います。)
電 話:029-300-1221(土・日・祝日を除く)
ファックス:029-227-1335
メール:こちらをご利用ください。
働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」のご案内
働く方、ご家族の方、事業者・上司・同僚の方、産業医等支援する方などが活用できるたくさんの情報が 閲覧できます。
専門の相談機関、医療機関の名簿とか事例紹介など役立つ情報がたくさんあります。
※詳しくはメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」をご利用ください。
コラム水戸南町3丁目だより
▼当総合支援センターの愛称を『いばらきさんぽ』としますので、電話での応対も「『いばらきさんぽ ○○』です。」と応対します。よろしくお願いします。
▼先月までは“茨城労働局 大津です!”と、メールをしていたのですが、今月からは“茨城産保 大津です!”になりますので、どうぞ、よろしくお願いします。
▼さて、茨城における産業保健活動については平成5年にスタートしましたが、私と産業保健との関わりについては、平成6年の龍ヶ崎署時代には県南地産保センターを立ち上げ、平成22年にはそれまで地産保センターごとに委託していた地産保事業を茨城県医師会へ委託、一本化する契約変更、今年度からは産業保健三事業が一元化されてスタートした『茨城産業保健総合支援センター』のスタッフ一員として業務に従事することとなり、偶然なのか、必然的な出会いなのかと不思議な縁を感じております。
▼ところで、産業保健事業を推進するものとして、私個人の健康確保対策を聞かれると、ゴルフではカートに乗り、走るといえばバイクで走るくらいで運動にはなりませんが、ゴルフでは、まっすぐ飛ぶかは別として、壮大な風景の中で、自分の打球音を響かせながら、何もさえぎるもののない青空に吸い込まれるボールの飛玉線を見るときは、人生最高の瞬間を感じる時です。有酸素運動とまではいきませんが、精神的には健全な時間を確保していると自負しております。
▼バイクについては現在、車検切れのため休止中ですが、愛馬“隼”のフルパワーをこの夏改めて体感したいと思っています。
風を切って、青空に向かって一直線に走り抜ける瞬間は、ゴルフのティーグラウンドに立つときの瞬間と同じく、“どきどき感”がありますが、今月からは事務所に出勤する毎朝、この“どきどきした気持ち”を感じながら『茨城産業保健総合支援センター』に出精いたしますので、よろしくお願いいたします。
▼メールマガジンをご購読している皆様方へ
皆様から情報が寄せられれば、その情報を載せたいと思っています。情報を寄せていただくようお願します。また、記載した内容についての批判等も寄せていただければ幸いです。
今後も皆様方のお役に立つ、メールマガジンを作成していきたいと思いますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
★ 次回の第103号は、平成26年5月上旬配信予定です。
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