いばらき産保ニュース 第166号
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★☆☆☆ 2019/8/1
★★☆☆ ♪♪ いばらき産保ニュース ♪♪
★★★☆ 第166号
https://ibarakis.johas.go.jp
発 行:独立行政法人 労働者健康安全機構
茨城産業保健総合支援センター 所長 小松 満
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例年よりも長い梅雨が明け、
いよいよ灼熱の日差しが降り注ぐ季節になりました。
皆様、くれぐれも熱中症にお気をつけ下さいませ。
それでは、今月も<いばらき産保ニュース>をお届けします♪
── 目次 ─────────────────────────
★★★★
1.新着情報
2.お知らせ
3.労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
4.これから受講できるセミナー案内(無料)8月~10月開催セミナー
5.水戸南町3丁目に至る道のり(当センター事務員より)
6.コラム 水戸南町3丁目だよりコラム 水戸南町3丁目だより
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◎◎◎◎◎ 新着情報 ◎◎◎◎◎
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◎治療と仕事の両立支援事業主向け啓発セミナー開催のお知らせ
本年度も昨年度に引き続き治療と仕事の両立支援事業主向け啓発セミナーを開催いたします。
日 時 令和元年11月21日(木)13:30~15:30
場 所 ワークプラザ勝田 大会議室(ひたちなか市東石川1279)
対象者 事業主、人事労務担当者、衛生管理者等
主な内容
1 治療と仕事の両立支援事例紹介~事業場内で両立支援に取り組む担当者より~
量子科学技術研究開発機構 核融合研究開発部門 那珂核融合研究所
管理部庶務課 管理部総務課 保健師 橋村佳代子 先生
2 講 演 「事業場における治療と仕事の両立支援について」
日本製鉄(株)鹿島製鉄所 安全環境防災部 安全健康室主幹 産業医
茨城産業保健総合支援センター 産業保健相談員 田中完 先生
開催者 一般社団法人茨城県経営者協会 茨城県中小企業団体中央会
茨城県商工会連合会 茨城県商工会議所連合会
独立行政法人労働者健康安全機構 茨城産業保健総合支援センター
後 援 厚生労働省茨城労働局
協 賛 茨城県保健福祉部疾病対策課 ひたちなか市
一般社団法人茨城労働基準協会連合会
*受付開始は8月下旬の予定です。ホームページ、ファックス、E-mailでの受付となります。
◎カウンセリング講座(後期)開催のお知らせ
「『健康生成論』を基調にしたカウンセリング入門」
「健康生成論」(salutogenesis)とは、従来の医学の方法である、病気の原因と
なるリスクファクター(喫煙、飲酒、肥満など)を取り除くという考え方とは逆に、
健康になるための要因であるサリュタリーファクター(適度な運動、良好な人間関係など)を
解明し、それを強化しようとする立場です。
今回は、この「健康生成論」的アプローチを意識した相談や支援の在り方を、
カウンセリングの立場から実践的に学んでいくことにいたしましょう。
◆令和元年 9月12日(木):ロジャーズやマズローなどの人間性心理学に学ぶ。
◆令和元年10月10日(木):「ナラティブ・アプローチ」(物語療法)に学ぶ。
◆令和元年11月14日(木):「ファシリテーション技法」(促進技法)に学ぶ。
時間はいずれも14:00-16:00、各回前半は講義形式、
後半は質疑応答となった「分かち合い」方式です。
都合により、内容に若干の変更が生じることがあります。
新しい内容ですので、このカウンセリング講座受講経験のある方も、お申し込み可能です。
なお、本講座は日医認定の対象ではありませんのでご了承ください。
定員 12名 (定員を超えた場合は、抽選といたします。定員に満たない場合には、開催当日まで受付いたします。)
なお、受講者は、各3回の講座を全て受講できる方を対象とします。
*受付期間 後期:令和元年7月29日(月)~8月30日(金)
お申込みはコチラ (当センターホームページ)
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□■□■□■ お知らせ □■□■□■
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▼茨城産業保健総合支援センターでは産業保健に関する相談を常時受け付けています(再掲)
茨城産業保健総合支援センターでは、皆様の抱える産業保健に関する
様々な問題・疑問について、お電話やEメール等の様々な方法で
ご相談に応じ、解決法を助言します。
また来所による面談・ご相談も行っておりますので、ぜひお気軽にご連絡下さいませ!
(当センターホームページ)
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▼パワーハラスメント対策が事業主の義務となります(茨城労働局)
○事業場におけるパワーハラスメント防止のために、雇用管理上必要な措置を
講じることが事業主の義務となります(適切な措置を講じていない場合には
是正指導の対象となります)。
○パワーハラスメントに関する紛争が生じた場合、調停など個別紛争解決援助の
申出を行うことができるようになります。
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▼「職場における受動喫煙防止のためのガイドライン」の策定について(茨城労働局)
本年1月24日施行された改正健康増進法及び労働安全衛生法第68条の2により事業者が
実施すべき事項を一体的に示すことを目的として今般「職場における受動喫煙防止の
ためのガイドライン」を定めました。
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▼医師に関する労働時間の通達が発出されています(厚生労働省)
・医師、看護師等の宿日直許可基準について」(令和元年7月1日基発 0701第8号労働基準局長通達)
・「医師の研鑽に係る労働時間に関する考え方について」(令和元年7月1日基発 0701 第9号労働基準局長通達)
・「医師等の宿日直許可基準及び医師の研鑽に係る労働時間に関する考え方についての運用に当たっての留意事項について」(令和元年7月1日基監発0701 第1号労働基準局監督課長通達)
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▼独立行政法人労働者健康安全機構 治療と仕事の両立に関する助成金リーフレットのご案内
令和元年度から、独立行政法人労働者健康安全機構の助成金として、
新たに加わった「治療と仕事の両立支援助成金」のリーフレットが完成しました。
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▼母性健康管理研修会開催のお知らせ(厚生労働省委託事業 参加費無料)
一般財団法人女性労働協会は産業医・産業保健スタッフ・企業人事担当者向け
「母性健康管理研修会」を全国8か所で開催します。東京開催は
10月23日(水)、1月14日(火)です。
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▼令和元年度「『見える』安全活動コンクール」の実施等について(厚生労働省)
厚生労働省では昨年度に引き続き「『見える』安全活動コンクール」を実施します。
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▼治療と仕事の両立支援コーディネーター基礎研修の下半期の
日程が確定しています(労働者健康安全機構)
<関東地方の会場>
・東京会場 11月16日(土)9:30~18:30 100名 ベルサール神保町 受付開始
・千葉会場 11月30日(土)9:20~18:30 100名 千葉商工会議所
【受付期間】9月2日(月)13:00~9月6日(金)17:00
【結果通知】9月17日(火)
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▼能力向上教育に関する衛生管理者等へのアンケート実施について
(全国衛生管理者協議会事務局)
昨年度末の厚生労働省の有識者会議において衛生管理者は産業保健スタッフの
中心として期待されており、継続的な能力向上は必要不可欠です。
そこで、全国衛生管理者協議会では労働安全衛生法に基づき努力義務とされている
能力向上教育の状況について把握し、衛生管理者の率直なご意見をお伺いし、
今後のご支援の一助とさせていただくため、下記の「能力向上教育に関する
衛生管理者等へのアンケート」を実施することとしました。
御理解、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
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▼医療情報サイト「メディカルノート」に両立支援の特集が掲載されました(労働者健康安全機構)
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▼茨城産業保健総合支援センター治療と仕事の両立支援相談窓口ポスター
(本年度版)作成のお知らせ(再掲)
本年度も当センターの治療と仕事の両立支援相談窓口をご案内するポスターを作成いたしました。
昨年度のハッスル黄門のデザインを踏襲しつつ、全体を青色にまとめたデザインで
メインキャラクターはちりょうさ(厚生労働省 治療と仕事の両立支援イメージキャラクター)に
交代しました。県内の労働基準監督署や病院、公共交通機関などで掲示をしております。
ぜひご覧ください。
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▼産業保健セミナー「職場での発達障害への対応を考える~スペクトラムと個性の捉え方と活かし方~」(講師 当センター産業保健相談員 笹原信一朗先生、友常祐介先生、大井雄一先生)再度開催のお知らせ(再掲)
6月14日にワークヒル土浦で開催した同セミナーは予想以上の反響があり
多くの産業保健スタッフの方々にご参加いただきました。そのため今回は
水戸市内での開催を企画いたしましたのでお知らせします。
日時 令和元年11月6日(水)18:30~20:30
会場 中央ビル8F会議室B(水戸市泉町2-3-2)
定員 30名(要申込)
*受付開始は9月上旬の予定です。ホームページ、ファックスでの受付となります。
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▼事業場ストレスチェック担当者向け ストレスチェック結果の見方説明会4
~今、求められる集団分析結果の活かし方~(中央労働災害防止協会)(再掲)
定員50名 先着申込順無料(原則1事業場から2名まで)関東での日程会場は下記の通り
説明会当日は、開始時刻の30分前より受付を行います。
・2019年8月2日(金)10時00分~12時00分
・2019年8月2日(金)14時00分~16時00分
・2019年12月2日(月)10時00分~12時00分
・2019年12月2日(月)14時00分~16時00分
会場:中災防 関東安全衛生サービスセンター 東京都港区芝1-15-5 リオテック芝ビル4階
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▼全国産業安全衛生大会 2019 in 京都(中央労働災害防止協会)(再掲)
・令和元年10月23日(水)~10月25日(金)
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▼健康経営の展開と課題(明治安田総合研究所 生活福祉研究通巻97号 特集テーマ)(再掲)
産業医科大学の森晃爾先生が健康経営の展開と課題を解説しています。
(注)上記アドレスはトップページのアドレスです。
トップページの最上段の「刊行物」をクリックしていただきますと、
刊行物のページに入りますのでその最下段の「生活福祉研究 通巻97号(最新号)」の森先生の記事をご覧ください。
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▼産業医活用セミナーテキスト「中小企業事業主のために産業医ができること」と
同テキストを使用したセミナーのご案内(再掲)
本テキストは産業医の活用方法が分からない事業者や人事担当者を対象に、
健康経営の視点も踏まえ、産業医を活用した労働者の健康管理に役立てて
いただく目的で作成しました。
当センターでは同テキストを使用したセミナーを以下の日程で開催いたします。
日 時 令和元年10月17日(木)13:30-15:00
場 所 茨城県産業会館 研修室
講 師 松井玄考先生(産業保健相談員、元和歌山労働局長)
受 付 インターネット及びファックス(受付中)
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▼『順天堂発・がん治療と就労の両立支援ガイド-Cancer and Work-』
が公開されました。(順天堂大学)(再掲)
順天堂大学が患者さん・医療機関・職場のそれぞれの立場に対応した
順天堂発の「がんと就労」支援ツールを掲載したウェブサイトです。
<がん患者就労支援ツール>
1 主治医と産業医の連携ガイド(使用にあたっては申請が必要です)
遠藤准教授が中心となり開発した「がん健カード作成支援ソフト」を紹介しています。
治療と仕事の両立支援では「疾病性」と「事例性」の相違が最大の壁となっており、
「がん健カード作成支援ソフト」は「疾病性」の言葉を「事例性」に翻訳する機能を
搭載しており、医師が簡単に意見書の素案を作成することができます。
2 がん種別治療モデルカレンダー
3 選択制がん罹患社員用就業規則標準フォーマット
日本発のがん患者大規模復職コーポレート研究の結果を元に、短時間勤務制度、
在宅勤務制度、特別病休付与制度等をがんの種別や治療状況に応じた内容を
盛り込んだモデル就業規則です。
このモデル就業規則は「選択制がん罹患社員用就業規則標準フォーマット
~がん時代の働き方改革~」として本年5月30日に労働新聞社から発行
(定価 税別1,500円)されております。
4 がん治療と就労のエビデンスブック
5 企業向け・がん罹患社員用就労支援ガイド
(順天堂大学ホームページ)
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▼茨城県内の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」
(平成30年確定値)を公表します(茨城労働局)(再掲)
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▼平成30年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)
を公表します(厚生労働省)(再掲)
平成30年における職場での熱中症による死亡者数は28人と、平成29年と
比べて2倍となりました。死傷者数(死亡者数と休業4日以上の業務上
疾病者数を加えた数)は、1,178人と前年の2倍を超えました。
熱中症による年間の死傷者数は、近年400~500人台でしたが、1,000人を
超えたのは、過去10年間で最多となっています。
厚生労働省では、職場における熱中症対策の一層の推進を図るため、
労働災害防止団体などと連携し、5月1日から9月30日まで
「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施中です。
平成 30 年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況(確定値) (厚生労働省HP)
令和元年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱 (厚生労働省HP)
STOP!熱中症 クールワークキャンペーンリーフレット (厚生労働省HP)
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▼労災補償の対象となる疾病の範囲を定めた職業病リストを改正しました(厚生労働省)
オルトートルイジンにさらされる業務による膀胱がんを新たに追加しました。(平成31年4月10日施行)
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▼労働安全衛生法に基づく免許試験 茨城地区
出張特別試験案内のお知らせ(安全衛生技術試験協会)
試験日:令和元年9月8日(日)
試験会場:茨城大学
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▼[特別マンガ公開中]サラリーマン金太郎「治療と仕事の両立支援編」
(労働者健康安全機構)(再掲)
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▼職場環境改善計画助成金の現行制度での運用が
6月30日をもって終了しました(労働者健康安全機構)(再掲)
職場環境改善計画助成金(Aコース、Bコース、建設業コース)の平成30年度と
同様の運用は令和元年6月30日をもって終了し、7月1日から新制度での運用が開始されました。
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▼中災防は健康経営の研修を初めて実施します(中央労働災害防止協会)(再掲)
<産業保健スタッフのための健康経営導入セミナー>
第1回 2019 年 9 月 4 日(水)東京(中災防 関東安全衛生サービスセンター)
第2回 2019 年 11 月 14 日(木)東京(一般社団法人 日本ボイラ協会会議室)
第3回 2019 年 12 月 5 日(木)大阪(中災防 大阪労働衛生総合センター)
第4回 2020 年 3 月 5 日(木)名古屋(中災防 中部安全衛生サービスセンター)
*申し込み開始は6月頃を予定しています。
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▼産業医契約書の手引き(日本医師会)(再掲)
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▼リスク評価結果等に基づく労働者の健康障害防止対策の徹底について(厚生労働省)(再掲)
平成30年度の「化学物質のリスク評価検討会」において、1,2一酸化ブチレン等
9物質についてリスク評価を行い、今般「平成30年度化学物質のリスク評価検討会
報告書(以下「報告書」)が取りまとめられました。
一方、1-ブロモプロパンについて、ばく露実態調査の結果、金属製品の洗浄作業等で
高いばく露が明らかとなったところです。
また、「化学物質による労働者の健康障害防止措置に係る検討会」において、
酸化チタンに係る措置の検討を中断することとし、粉状物質である酸化チタンは
長期間にわたって多量に吸入すると肺障害の原因となり得るものであるため、
関係業界に対し注意喚起することとされたところです。
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▼令和元年度 厚生労働省委託事業「ラベル・SDS活用促進事業」
~「化学物質管理の無料相談窓口」・「化学物質のリスクアセスメント訪問支援」
の案内について~(再掲)
無料電話相談
訪問支援 (受託会社 テクノヒル(株) ホームページ)
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▼産業保健総合支援センター及び地域窓口の周知動画を公開しました(再掲)
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▼治療と仕事の両立支援ガイドラインの参考資料が追加されました(平成31年3月 厚生労働省)(再掲)
同ガイドラインの参考資料として作成された企業・医療機関連携のための
マニュアル(事例編)に脳卒中及び肝疾患の事例が加わり、新たに
「企業・医療機関連携マニュアル」の冊子が作成されました。
同ガイドラインの冊子と共に当センターで配付しております。
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▼両立支援コーディネーター基礎研修都道府県別受講者数が公開されています。(再掲)
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▼労働基準法施行令及び労働安全衛生規則の一部を改正する政令(厚生労働省)(再掲)
オルト―トルイジン(これをその重量の一パーセントを超えて含有する製剤その他の物を含む。)
を製造し、又は取り扱う業務について健康管理手帳の交付対象となりました。
施行令条文
施行令新旧対象表
規則条文(全て厚生労働省ホームページ)
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▼働き方改革関連法情報(厚生労働省)(再掲)
昨年7月以降発出された法律・政令・省令、告示、公示やQ&A集、
リーフレット等は以下のページにまとめられています。
この他、当センターでは厚生労働省委託事業で作成された
「働き方改革関連法に関するハンドブック」を配布しています。
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▼過重労働による健康障害防止のための総合対策が改正されました(厚生労働省)(再掲)
労働基準法、労働安全衛生法等の改正の趣旨を踏まえ、
過重労働防止のための総合対策を改定しました。
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▼無期転換ハンドブックのご案内~無期転換ルールの円滑な運用のために~(再掲)
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▼「安全帯の規格」を改正した新規格「墜落制止用器具の規格」を
告示しました(厚生労働省)(再掲)
(当センターホームページ)
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▼墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドラインの策定について(再掲)
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▼「騒音性難聴に関わるすべての人のためのQ&A 第2版」を作成しました(再掲)
平成29年度調査研究「騒音性難聴防止のための「よくある質問」回答集の作成」が
まとまり、「騒音性難聴に関わるすべての人のためのQ&A 第2版」を作成しました。
騒音性難聴は未だ治療が困難な疾患ですが、予防することは可能です。
(当センターホームページ お知らせ)
(当センターホームページ Q&A PDFデータ)
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▼茨城働き方改革推進支援センターについて(一般社団法人茨城労働基準協会連合会)(再掲)
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□■□■□■□■ 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 □■□■□■□■
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「労災疾病等研究普及サイト」はコチラから
今回は「就労支援と性差(平成26年度~29年度)」について紹介します。
女性の社会進出は年々進みつつあります。しかし、女性は子宮内膜症や卵巣嚢腫、
乳がんといった女性特有の疾患や女性ホルモンの低下に関連して起こりやすい
健康問題等、男性とは異なった健康面の問題を抱えております。
この研究は、働く女性がそういった健康面の問題と上手に付き合いつつ、
就労を続けられる方法を確立することを目的として行われました。
研究概要はコチラ
以下4つのテーマから女性の抱える健康問題へアプローチを行い、
女性の就労を支援する方法について研究しました。
1 内分泌環境からみた女性労働者の健康管理研究
2 夜間労働が女性の健康に及ぼす影響の研究
3 副腎皮質ホルモンを指標とした女性の健康管理
4 勤務条件・職種が女性の健康に及ぼす影響についての研究
4つのテーマに係る研究結果は下記のURLから御参照いただけます。
興味・関心をもたれた方はぜひ御一読ください。
続いて「振動障害」の研究について紹介します。
振動障害と糖尿病の関係は御存知ですか?
産業界で使用されているハンドブレーカーやインパクトレンチなどの
手持振動工具は、長時間の使用により様々な振動障害を発症させることがあります。
一方、糖尿病は日本人の食生活の欧米化を背景に、有病者とその予備群は
いずれも約1,000万人と推計されています。
両者は末梢神経障害、血管障害という点で類似した病態を呈することから、
診断の際には鑑別が必要です。
この研究では、末梢神経障害の評価に関する検査法として、振動覚閾(しきい)値、
電流知覚閾(しきい)値検査を行い、対照群、糖尿病群、振動障害群のデータを用いて、
振動障害と糖尿病の鑑別診断における考察を行いました。研究概要や結果はこちらになります。
http://www.research.johas.go.jp/22_sindou/thema05.html
http://www.research.johas.go.jp/booklet/pdf/2nd_digest/06.pdf
いずれの検査も末梢神経障害の鑑別診断や病態解明に有効であることが示唆されました。
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□■ これから受講できるセミナー案内(無料)8月~10月開催セミナー □■
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<R1年8月分>
日 時:8月7日(水)18:00~20:00
テーマ:業務上疾病の労災補償と小規模事業場の労働衛生管理(復習・バージョンアップ編)
講師名:野口 清(労働衛生コンサルタント、社会保険労務士、元労働基準監督署長)
場 所:中央ビル8階 会議室B (水戸市泉町2-3-2)
日 医:(生涯・専門)2単位
対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、事業主等
日 時:8月22日(木)18:00~20:00
テーマ: 人生100年時代、健康長寿社会の実現に向けて 産業保健はどうあるべきか
講師名:田中 厚子(産業保健相談員、つくば国際大学医療保健学部非常勤講師、保健師)
場 所:中央ビル8階 会議室B (水戸市泉町2-3-2)
日 医:(生涯・更新)2単位
対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、事業主等
日 時:8月26日(月)18:00~20:00
テーマ:これからはじめる職場環境改善~活動をスムーズにスタートさせるために~
講師名:田村清俊(メンタルヘルス対策促進員)
鈴木弘美(産業カウンセラー)
場 所:中央ビル8階 会議室B (水戸市泉町2-3-2)
日 医:(生涯・実地)2単位
対象者:人事労務担当者、衛生管理者、事業主等
日 時:8月28日(水)18:30~20:30
テーマ:メンタルへルス対応実践ケースワーク-基礎から困難事例まで-
講師名:鈴木 瞬(SNCメンタルヘルス・産業医事務所 代表)
場 所:ワークヒル土浦 会議室 (土浦市木田余東台4丁目1-1)
日 医:(生涯・専門)2単位
対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者等
<R1年9月分>
日 時:9月5日(木)13:30~15:30
テーマ:働き方改革と産業保健制度の将来~想定事例を素材として~
講師名:三柴 丈典(近畿大学 法学部 教授)
場 所:県南生涯学習センター中講座室2(土浦市大和町9-1)
日 医:(生涯・更新1実地1)2単位
対象者:産業医、産業看護職、人事労務担当者、衛生管理者、事業主等
日 時:9月13日(金)14:00~16:00
テーマ:ストレスチェック再考―結果の有効利用を考える
講師名:河島 美枝子(産業保健相談員、元大分県立看護科学大学 精神看護学 教授)
場 所:中央ビル8F会議室G(水戸市泉町2-3-2)
日 医:(生涯・更新)2単位
対象者:産業看護職、事業主、人事労務担当者、衛生管理者、産業医等
日 時:9月18日(水)18:30~20:30
テーマ:受動喫煙対策の昨今の情勢
講師名:中村 修(筑波大学 環境安全管理室長 教授)
場 所:ワークヒル土浦 会議室 (土浦市木田余東台4丁目1-1)
日 医:(生涯・更新)2単位
対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者等
日 時:9月27日(金)18:00~20:00
テーマ:脳卒中の病態と治療、予防と就労上の留意点も含めて
講師名:佐藤 明善(聖麗メモリアル病院 院長)
場 所:中央ビル8F会議室B(水戸市泉町2-3-2)
日 医:(生涯・専門)2単位
対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
<R1年10月分>
日 時:10月2日(水)14:00~16:00
テーマ:元労働基準監督署長から見た働き方改革の現状と行方
講師名:野口 清(労働衛生コンサルタント、社会保険労務士、元労働基準監督署長)
場 所:中央ビル8階 会議室B (水戸市泉町2-3-2)
日 医:(生涯・更新)2単位・申請中
対象者:産業医、産業看護職、人事労務担当者、衛生管理者等
日 時:10月18日(金)18:30~20:30
テーマ:高年齢者の健康管理 と職場巡視のポイント
講師名:片倉 薫(労働衛生コンサルタント、薬剤師、労働安全コンサルタント、
元製薬会社勤務、衛生管理者)
場 所:亀城プラザ 大会議室2 (土浦市中央二丁目16-4)
日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
対象者:産業医、産業看護職、人事労務担当者、衛生管理者等
日 時:10月23日(水)18:30~20:30
テーマ:石綿関連疾患診断技術研修(基礎)
講師名:藤本 伸一(岡山労災病院腫瘍内科部長)
場 所:ワークヒル土浦 会議室 (土浦市木田余東台4丁目1-1)
日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者等
日 時:10月23日(水)14:40~16:00
テーマ:メンタルヘルス・ケースカンファレンス
講師名:山村 邦男(産業保健相談員、山村医院院長)
場 所:水戸FFセンタービル 11階会議室 (水戸市南町3-4-10)
日 医:-
対象者:産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者等
日 時:10月30日(水)14:00~16:00
テーマ:メンタルヘルス不調者への法的対応 休職から復職後まで
講師名:後藤 直樹(法テラス茨城所長 茨城調停協会連合会会長)
場 所:中央ビル8階 会議室B (水戸市泉町2-3-2)
日 医:(生涯・更新)2単位・申請中
対象者:産業医、産業看護職、人事労務担当者、衛生管理者、事業主等
日 時:10月31日(木)18:30~20:30
テーマ:ダイバーシティと口腔保健
講師名:戒田 敏之(産業保健相談員、かいだ歯科医院院長、
(社)茨城県歯科医師会産業保健統括マネージャー、労働衛生コンサルタント)
場 所:ワークヒル土浦 会議室 (土浦市木田余東台4丁目1-1)
日 医:(生涯・専門1・実地1)2単位・申請中
対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
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<セミナー会場案内>
・水戸FFセンタービル会議室11階(旧、住友生命水戸ビル)
(水戸市南町3-4-10水戸FFセンタービル11階)
・ワークヒル土浦(土浦市木田余東台4-1-1)
・その他、会場は其々の詳細ページにてリンクできます。
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□■ 水戸南町3丁目に至る道のり(当センター事務員より) □■
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実家に何度か帰省したのですが、その際に母はいつも手料理を出してくれます。
とてもありがたいです。山形のダシに食用ぎくのおひたし、鯉のうま煮、芋煮等々、
多くの故郷の味が食卓に並びました。
地元にいたときは、毎日のように食べていたのでなんとも思わなかったのですが、
社会人となり、地元を離れると、無性に食べたくなる時があります。
ですが、今住んでいる場所の近くで売っているお店はなかなかありません。
近くのスーパーでも売ってほしいと思う今日この頃です。
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□■□■□■ コラム 水戸南町3丁目だより □■□■□■□■
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▼私が通っている病院が最近建替えをして新しくなりました。
受付機に診察券を入れて保健証をスキャナで読み取る⇒採血、
採尿などの検査を受ける⇒順番を待ち、受診、お薬の処方箋を受け取る
⇒精算機に診察券を入れて精算する。といった具合です。
以前と比べると窓口の対面での手続きがなくなり、かなり簡略化された印象です。
AI技術の発達で今後どこまで病院のシステムは進化するのでしょうか。
▼ハビタブルゾーンとは生命体(基本的に地球の生命体とほぼ同一)が
住める領域のことをいいます。地球は太陽から約1億5千万キロの場所にあり、
表面に液体の水が存在することができる生命にとっては「ほどよい場所」にあります。
近年の研究ではハビタブルゾーンに位置する惑星は赤色矮星という太陽よりも小さく
温度の低い恒星の周りで発見されているそうです。果たして、我々のような生命体が
これらの惑星の中に存在するのでしょうか?
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