いばらき産保ニュース 第174号

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★☆☆☆                                2020/4/1
★★☆☆      ♪♪ いばらき産保ニュース ♪♪
★★★☆           第174号
                           https://ibarakis.johas.go.jp
                  発  行:独立行政法人  労働者健康安全機構
                  茨城産業保健総合支援センター 所長 小松 満
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 先週末は茨城県内でも雪が降った地域があり、
 私の住まいがある場所からも、暖冬の影響で早く咲いた桜と、
 舞い散る雪がコラボする幻想的な景色が見受けられました♪

 世界的に大変な状況が続く今だからこそ、日常の中で
 癒される風景や、ちょっとした気分転換を探していきたい今日この頃です。
  
 それでは、令和元年度最後の「いばらき産保ニュース」をお届けします!

 1.新着情報
 2.お知らせ
 3.労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
 4.これから受講できるセミナー案内(無料)5月~6月開催セミナー 
 5.水戸南町3丁目に至る道のり(当センター事務員より)
 6.コラム 水戸南町3丁目パンダだより(最終回

 
   新型コロナウイルス感染症対策について

  今般、2月下旬から3月に開催予定としていたセミナーを新型コロナ
  ウイルス感染状況に鑑み中止(延期)とさせていただきましたが、
  さらに4月に開催予定の4つのセミナーについても中止とさせていただきました。
  予定していただいていた産業保健スタッフの皆様には大変ご迷惑をおかけいたします。
  ご理解のほどよろしくお願いします。

  5月以降につきましては現時点では開催の方向で進めておりますが、
  感染状況の変化により同様の判断をさせていただく可能性もあります。
  今後はホームページ上などで情報を随時ご確認いただけますようお願いいたします。

  なお、開催する場合には熱などの風邪の症状がある方の来場はお控えいただき、
  来所の際はマスクの装着と手洗い等の徹底をお願いいたします。

  
   副所長着任のご挨拶

  4月1日付で茨城産業保健総合支援センターの
  副所長に着任しました大久保一樹と申します。
  昨年度までは、茨城労働局において働き方改革の推進、
  周知啓発業務などを主に担当していました。

  各企業におかれましては、健康安全についての取り組み、
  働き方改革に加えて、コロナ感染症拡大防止に向けた取り組みに
  迫られることとなり、これまでにない厳しい状況が続いております。

  茨城産業保健総合支援センターが少しでもお役に立てるよう様々な
  活動を行っていきますので、引き続きよろしくお願いします。

 
   事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドラインが
     改訂されました(厚生労働省 令和2年3月)

  平成28年に作成された事業場における治療と仕事の両立支援のための
  ガイドラインが令和2年3月に改訂されました。
  主な改訂内容は以下のとおりです。

   ・留意事項に心疾患と糖尿病を加えました。
   ・企業医療機関連携マニュアルの事例編に難病の3事例を加えました。

  ↓詳しくは以下のページをご覧ください。
  なお、製本印刷版の配布は4月以降になる予定です。
   (厚生労働省ホームページ)

 

  ▼茨城産業保健総合支援センターでは産業保健に関する相談を常時受け付けています(再掲)

  茨城産業保健総合支援センターでは、皆様の抱える産業保健に関する様々な問題・
  疑問について、お電話やEメール等の様々な方法でご相談に応じ、解決法を助言します。
  また来所による面談・ご相談も行っておりますので、ぜひお気軽にご連絡下さいませ!

   (当センターホームページ) 

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  ▼新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)(再掲)

  国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に
  お一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。
  感染症対策に努めていただくようお願いいたします。

  風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず、外出される場合には
  マスクを着用していただくよう、お願いします。

  集団感染の共通点は、特に、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、
  「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。
  換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で
  集まることを避けてください。  

  
  次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。

  ・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
  (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)

  ・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。

  ※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
  センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、
  専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。
  マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。

 ・新型コロナウイルスに関する一般的な相談がしたい方は都道府県等が
  設置している「新型コロナウイルス一般電話相談窓口」にご相談ください。

 ・新型コロナウイルスにかかったかもと思った場合に際に、緊急の場合を
  除いて医療機関への受診を連絡無く、直接行うことは控えるようにしてください。

   (厚生労働省ホームページ)

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  ▼新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)
            (厚生労働省)(再掲、3月19日改訂)

  新型コロナウイルスの感染が拡大する中で厚生労働省から企業の方
  向けのQ&Aが公表されました。
  職場内での感染防止の方法や感染者などが発生し休業させた場合の
  休業手当の支払い義務や一般定期健康診断の実施等について
  解説しております。ご一読ください。

   (当センターホームページ  改訂のお知らせページ)

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  ▼新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた
  雇用調整助成金の特例措置・追加実施(厚生労働省)

  雇用調整助成金とは、経済上の理由により事業活動の縮小を
  余儀なくされた事業主が、労働者に対して一時的に休業、教育
  訓練又は出向を行い、労働者の雇用の維持を図った場合に、
  休業手当、賃金等の一部を助成するものです。

  ・対象は 新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業主 です。

  支給要件等詳細につきましては以下のページをご覧ください。

   (厚生労働省ホームページ)

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  ▼個人サンプリング法による作業環境測定及びその結果の
     評価に関するガイドラインの策定について(厚生労働省)

   (当センターホームページ)

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  ▼労働安全衛生法第28条第3項の規定に基づき厚生労働大臣が定める
  化学物質による健康障害を防止するための指針の一部を改正する件」について(厚生労働省)

   (当センターホームページ)

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  ▼リスク評価結果に基づく労働者の健康障害防止対策の徹底について(厚生労働省)

   (当センターホームページ)

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  ▼治療と仕事の「両立支援」のための 働く人の
      肝炎検査と治療ガイド(東海大学医学部)(再掲)

  肝炎は早期発見すれば働きながら治せる病気です。働き世代の
  健康を守るために、企業・社員・治療医が何をすべきか治療と
  仕事を両立する方法等が掲載されています。
  肝炎は治療と仕事の両立支援を進める上で定型化しやすく、
  モデルケースとなり得ます。ぜひご覧ください。

   (当センターホームページ)

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  ▼職場におけるハラスメント関係指針が示されました
                   (厚生労働省)(再掲)

  パワーハラスメント防止のための指針(事業主が職場における
  優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上
  講ず べき措置等についての指針(令和2年1月15日厚生労働省告
  示第5号))が示されました。

  また、セクシャルハラスメントに関するハラスメント防止のための指針
  (事業主が職場における性的な言動に起因する問題に関して雇用管理上
  講ずべき措置についての指針)や妊娠、出産等に関するハラスメント防止の
  ための指針(事業主が職場における妊娠、出産等に関する言動に起因する
  問題に関して雇用管理上講ずべき措置についての指針)についても併せて
  改正されましたので、併せて対応をお願いいたします。

   (当センターホームページ)

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  ▼女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を
      改正する法律の施行期日について(厚生労働省)(再掲)

  女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する
  法律の施行期日を定める政令が交付されました。
  これによりパワハラ防止措置等(労働施策総合推進法)の施行期日は
  令和2年6月1日となり、中小企業については令和4年3月31日まで努力義務となります。

   (当センターホームページ)

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  ▼労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る入力支援
        サービスの運用を開始しました(厚生労働省)(再掲)

  厚生労働省は「労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る
  入力支援サービス」の運用を開始しました。このサービスで作成した
  帳票は、所轄の労働基準監督署に提出出来ますのでぜひご利用下さい。
  サービスの利用方法等、詳細は下記をご確認頂きますようお願いします。

   (当センターホームページ)

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  ▼有害物ばく露作業報告対象物(令和2年対象・令和3年報告)
                 について(厚生労働省)(再掲)

  今般、令和2年1月1日から同年12月31日を対象期間とする
  有害物ばく露作業報告(報告期間は令和3年1月1日から同年
  3月31日まで)の対象となる物が新たに定められました。

   (当センターホームページ)

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  ▼茨城県版 職域における肝炎ウイルス検査の意義と検査導入の
        ための手引き(東京医科大茨城医療センター)(再掲)

  肝がんの多くは肝炎ウイルスが原因で発症していることから、肝炎
  ウイルス検査はを実施することは肝がんの発生リスクを減少させる
  有効な手段の1つと言えます。

   (当センターホームページ)

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  ▼2020年4月1日から受動喫煙防止対策が義務化されます!
                (茨城県保健福祉部)(再掲)

  解りやすいリーフレットが作成されました。

   (当センターホームページ)

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  ▼ギャンブル等 依存症の相談窓口に関するお知らせ(厚生労働省)(再掲)

  アルコールや薬物、ギャンブルなどを
  “一度始めると自分の意思ではやめられない”
  “毎回、やめようと思っているのに、気が付けばやり続けてしまう”
  それは「依存症」という「病気」かもしれません。

  「(家族や知人が)依存症かもしれない」そう思ったら、1人で
  抱えこまず、また1人で解決しようとせずに、まずは、お近くの
  「保健所」や「精神保健福祉センター」に御相談ください。

   (当センターホームページ)

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  ▼「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」
    策定しました(令和元年7月12日付け基発0712第3号 厚生労働省)(再掲)

   (当センターホームページ)

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  ▼産業医契約書の手引き(日本医師会)(再掲)
 
   (日本医師会ホームページ)

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  ▼「騒音性難聴に関わるすべての人のためのQ&A 第2版」を作成しました(再掲)

  平成29年度調査研究「騒音性難聴防止のための「よくある質問」回答集の作成」が
  まとまり、「騒音性難聴に関わるすべての人のためのQ&A 第2版」を作成しました。
  騒音性難聴は未だ治療が困難な疾患ですが、予防することは可能です。

   (日本医師会ホームページ)
 
   (当センターホームページ Q&A PDFデータ)

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  ▼茨城働き方改革推進支援センターについて
      (一般社団法人茨城労働基準協会連合会)(再掲)

   (茨城労働基準協会連合会ホームページ)
  

 

 ↓労災疾病等医学研究普及サイトはコチラから
 

  まず「脊椎・脊髄損傷」についてです。
  脊椎は脳と末梢神経をつなぐ大切な器官です。脊椎やその中を通る脊髄に
  損傷を受けると、四肢体幹にだけでなく、膀胱や直腸にまで様々な程度の
  麻痺を生じます。現在日本には10万人以上の脊髄損傷者がいて、毎年5,000人
  以上が新たに脊髄損傷を負っています。
  わが国では、高齢化に伴って脊髄損傷者がますます増える一方で、少子化に
  よる労働人口の減少が懸念されており、高齢者が脊髄損傷とうまく付き合いながら、
  いかに長く働きやすい社会を実現できるかが課題となっております。

  本研究では、こうした高齢者の脊髄損傷と労働の両立という課題について、
  脊髄損傷の予防という観点から、脊髄・脊椎のデータを集めて研究してきました。
  例えば、平成21年~平成25年の研究では、単純X線検査やMRI検査データを収集し
  調べたところ、椎体や椎間板・頸椎の大きさや変性度の変化が加齢に伴う傾向がありました。
  また、脊椎・脊髄損傷の原因となる「頸椎部脊柱管狭窄症」を評価する基準となる、
  健常日本人のMRI計測による基準値を設定しました。

  
  

  続いて「両立支援コーディネーター」についてです。
  労働人口の高齢化等、労働力需要の変化が中長期的に見込まれる中、
  生活習慣病等の病気の有病率は年齢が上がるほど高くなる状況にあり、
  企業では病気を抱える者への対応がますます必要となってきます。

  平成29年3月の政府の「働き方改革実行計画」では、病気の治療と仕事の
  両立を社会的にサポートする仕組みとして、患者、主治医、会社などの
  コミュニケーションのハブとして機能する『両立支援コーディネーター』の
  養成等に取り組むことが示されています。

  当機構では、平成27年度から『両立支援コーディネーター』の養成研修を
  実施しており、当初は勤労者医療を推進する労災病院の職員のみ対象と
  していましたが、平成29年度から一般医療機関や企業等で両立支援に
  携わる方全般へ対象を拡大したため、受講者数は大幅に増加し、
  令和2年3月末時点で、全国で4,129人の方が修了しています。
  この修了者数(4,129人)については、「働き方改革実行計画」に示された
  「2020年度までに両立支援コーディネーター2千人養成」の目標を
  2年前倒しで達成しています。
 
  治療をしながら安心して働き続けられる社会を目指し、治療と仕事の
  両立支援の仕組みが全国各地で幅広く普及されるために、
  今後も養成研修を開催してまいります。

  研修情報はこちら
  両立支援コーディネーターについて知りたい方はこちら
  

 

  ※4月開催予定のセミナーは中止となりました。

  <R2年5月分>
  日 時:5月14日(木)18:00~20:00
  テーマ:じん肺有所見の 状況 とじん肺の予防について
  講師名:番 博道(産業保健相談員、元住友金属テクノロジー(株)環境技術部長)
  場 所:中央ビル6F 610号室(水戸市泉町2-3-2)
  日 医:(生涯・専門1実地1)2単位・申請中
  対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、事業主等
  
 
  日 時:5月20日(水)18:30~20:30
  テーマ:災害後のメンタルヘルス~産業保健に関わるすべての
              スタッフに必要な災害精神知識について~
  講師名:高橋 晶(筑波大学 医学医療系 災害・地域精神医学 准教授
           茨城県立こころの医療センター 地域・災害支援部長・室長)
  場 所:ワークヒル土浦会議室(土浦市木田余東台4丁目1-1)
  日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
  対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
  
 
  日 時:5月27日(水)18:00~20:00
  テーマ:小規模事業場の健康管理のポイント
     ~働く人の健康状態の評価と就業措置の考え方~
  講師名:片倉 薫(労働安全衛生コンサルタント、薬剤師、元製薬会社勤務、衛生管理者)
  場 所:FFセンタービル11階会議室(水戸市南町3-4-10)
  日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
  対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
  
 
  日 時:5月28日(木)18:30~20:30
  テーマ:揮発性有機溶剤の性質のリスク体感実習
  講師名:中村 修(筑波大学 環境安全管理室長 教授)
       金澤 浩明(茨城大学工学部技術部 安全管理部門 測定・分析技術班、
              日立事業場衛生管理者(第一種、衛生工学衛生管理者)他     
  場 所:ワークヒル土浦 研修室2(土浦市木田余東台4丁目1-1)
  日 医:(生涯・実地)2単位・申請中
  対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、事業主等
  

 

  <R2年6月分>
  日 時:6月3日(水)18:00~20:00
  テーマ:障害者雇用の実務と合理的配慮の指針
  講師名:関山 英忠(種田・鈴木法律事務所 弁護士)
  場 所:中央ビル8階会議室G(水戸市泉町2-3-2)
  日 医:(生涯・更新)2単位・申請中
  対象者:産業医、産業看護職、人事労務担当者、事業主等
  
  

  日 時:6月11日(木)18:00~20:00
  テーマ:(仮)パワハラと産業保健
  講師名:中谷 敦(産業保健相談員、(株)日立製作所水戸健康管理センタ長 )
  場 所:中央ビル8階会議室B(水戸市泉町2-3-2)
  日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
  対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
  
  
  日 時:6月12日(金)18:30~20:30
  テーマ:労働安全衛生マネジメントシステムのupdate
  講師名:岩崎 芳明(産業保健相談員、筑波労働コンサルタント事務所長、
            元(株)三菱化学アナリテック分析事業部環境分析センター長)
  場 所:ワークヒル土浦会議室(土浦市木田余東台4丁目1-1)
  日 医:(生涯・専門1実地1)2単位・申請中
  対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、事業主等
  
   
  日 時:6月18日(木)18:00~20:00
  テーマ:ストレスチェック面接指導 実践ケースワーク―健康生成論から疾病因果論まで―
  講師名:鈴木 瞬(SNCメンタルヘルス・産業医事務所 代表)
  場 所:中央ビル8階展示場(水戸市泉町2-3-2)
  日 医:(生涯・専門)2単位・申請中
  対象者:産業医、産業看護職、人事労務担当者、衛生管理者、事業主等
  
  
  日 時:6月24日(水)18:30~20:30
  テーマ:治療と仕事の両立支援における口腔保健の役割
  講師名:戒田 敏之(産業保健相談員、かいだ歯科医院院長、(社)茨城県歯科医師会
                   産業保健統括マネージャー、労働衛生コンサルタント)
  場 所:ワークヒル土浦会議室(土浦市木田余東台4丁目1-1)
  日 医:(生涯・専門(実地検討))2単位・申請中
  対象者:産業医、産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者、事業主等
  
  
  日 時:6月24日(水)14:40~16:00
  テーマ:メンタルヘルス・ケースカンファレンス
  講師名:山村 邦男(産業保健相談員、山村医院院長)
  場 所:水戸FFセンタービル11階会議室(水戸市南町3-4-10)
  日 医:なし
  対象者:産業看護職、衛生管理者、人事労務担当者等
  
  

  <カウンセリング講座・前期>
   第1回
  日 時:5月14日(木)14:00~16:00
  テーマ:相互性を重視した対話の在り方
   第2回
  日 時:6月11日(木)14:00~16:00
  テーマ:相手を変えようとしない対話性

  講師名:永原 伸彦(産業保健相談員、(財)茨城カウンセリングセンター副理事長)
  場 所:水戸FFセンタービル 11階会議室(水戸市南町3-4-10)
  日 医:なし
  対象者:(※両日とも参加可能な方)産業看護職・衛生管理者・その他
  
   

  ▼ 進学や就職など、新生活に向けて引っ越しや家具の準備等で
  大忙しの方もいらっしゃる頃かと思います。私もこの度異動が決まり、
  引っ越し業者の手配やら荷づくりやらで、へとへとになっております。

  引っ越しの定番のものといえば色々あると思います。定番のものの
  一つであるおそばは、私の地元でもよく育てられている食材の一つです。
  そばはやせた土地でも育つため、救荒作物の一つとして育てられてきました。
  山形では「板そば」や「蕎麦がき」などがよく食べられています。特に冬の
  時期に食べられる「寒ざらし蕎麦」は山形県民に愛される食べ物の一人です。
  私の家族がよくいくお店だけかもしれませんが、お客さんの多くがそばと一緒に
  てんぷらを頼むのですが、だいたいがゲソ天です。
  冬に山形にお越しになった際は、ぜひ、寒ざらし蕎麦とゲソ天を食べてみてください。

  ▼さて、水戸南町3丁目パンダだよりもいよいよ最終回となりました。
  さみしい限りですが、何事も始まりがあれば終わりがあるものです。

  ▼前号でパンダは竹を主食とする草食動物でありながらも熊だった頃の
  肉食用の腸を持つため、エネルギー吸収の効率はとても悪いということを
  お話ししましたが、ある研究によるとパンダが1日に消費するエネルギー量は、
  同じ大きさの陸上の哺乳動物に比べ38%とナマケモノの36%に次ぐ数値で、
  人間と比べると半分にも達しないそうです。動物園のパンダはいつも寝ていると
  いう印象を持っていましたが、うなずけるデータですね。

  ▼なぜ、パンダは白と黒なのか それは、おそらく彼らが住んでいた中国
  四川の山奥は雪が多かった地域であるため、天敵から身を隠すために保護色
  として白と黒になったのではないかと考えられています。(異説あり)

  実は、2012年にアグリアルクトス・ベアトリクスという古代パンダの化石が
  スペインで見つかりました。このアグリアルクトス・ベアトリクスを復元した
  絵をみると、全体的に今のパンダよりも黒色の部分が多くてこれがパンダなの?
  という感想を持ちました。
  古代パンダ アグリアルクトス・ベアトリクスが中国ではなく、スペインで
  発見されたというもの驚きですが、おそらく氷河期に何かしらの出来事があって、
  東に向かって移動せざるを得なくなり、突然変異で外見などを回りの環境に
  適合させていったのだと思います。

  ▼パンダにとって何が幸せか?現在、世界各地の動物園で飼われている
  パンダは人間に守られ、繁殖プログラムを実施することで頭数が以前より
  増加しています。でも、パンダ自身のモチベーションはどうなのでしょうか。

  彼らを見ているとでんぐり返しを繰り返ししたり、小暴れすることが時々あります。
  本来彼らは動物園のような狭い場所ではなく、中国四川の広大な森の中で過ごして
  いたはずです。

  私は本能と現実との間のギャップがストレスとなってこのような行動につながって
  いるのではないかと思うのです。他方動物園のパンダたちは人間への依存度が
  高まっていて、そのまま自然に返すことは不可能に近いです。
  中国では野生化プログラムが実施されていて、成功した例もありますが、失敗例も
  多いのが現実です。人間慣れしたパンダは野生のパンダと違って競争することを
  知りません。縄張りに立ち入った途端、簡単に野生のパンダに攻撃されて死んでしまうのです。

  彼らにとっての幸せとは何なのか、絶滅に追いやってしまった
  人間自身が考えていくべき課題だと思うのです。

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  次回のメールマガジン(第175号)は、2020年5月上旬に配信予定です。
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